2024/12/17
12.30 K.O CLIMAX 2024|優翔 インタビュー公開!
「本戦に出てもいいな』と思ってもらえるような試合をします!」
12・30「K.O CLIMAX 2024」の[KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級スーパーフェザー級王座決定トーナメント リザーブマッチ/3分3R・延長1R]で小森玲哉と対戦する優翔。『KNOCK OUT』のリングに上がるのは昨年11月以来で、今年は海外で連敗。溜まったフラストレーションをぶつけようという優翔の思いとは?
──『KNOCK OUT』には去年の11月に鷹大戦で勝って、今年2月の新田宗一朗戦が中止になりました。その後、4月にカンボジア、6月にはONEと海外が続きましたが、それ以来の試合になります。今年はここまでいかがですか?
優翔 海外で負けたり、いろいろ大変だったんですけど、練習は続けてやってきたので。次の試合も問題なく勝てるかなと思っています。
──このタイミングでトーナメントのリザーブマッチというオファーが来たときにはどう思いましたか。
優翔 本戦に出たいなと思いました。カンボジアでの試合が今回、本戦に出るピッチ・ソムパッツとやったんですよ。負けちゃったんですけど、勝てないことはないかなと思ってるので。
──その時のピッチ選手の印象はどうでしたか?
優翔 強かったですね。その試合で目にパンチをもらって、そこからちょっとパニクっちゃって。まあ相手はずっと前に出てきて、強かったです。
──昨年末はいい勝ち方だったのに、今年は試合中止からの海外連敗で、相当溜まってるものがあるのでは?
優翔 そうですね。けっこうあるので、それを今回爆発させたいです。
──その相手が、日本でピッチ選手と対戦した小森玲哉選手ですが、印象は?
優翔 パンチが重そうかなと思いますね。ただ、ピッチ選手と噛み合ってたからああいう試合になっただけで、またタイプが違ったら、面白い試合にはならないと思います。
──自分とだったら、あんな試合にはさせないと。
優翔 はい。自分はテクニックで完封して、隙が見えたら倒しにいこうと思ってます。
──今年はずっと練習を続けていたという話でしたが、一番重点を置いてきたのはどういうところですか?
優翔 自分は日本に来て、スタイルがちょっと変わってきちゃったのかなと思ってて。だから自分の基本のムエタイ・スタイルを意識して練習してました。
──具体的にはどういう部分ですか?
優翔 細かいところなんですけど、タイと日本では教え方とかも全然違うので、構え方とかいろいろ変わってきちゃってるなと思ってて。そういうところの細かい修正をたくさんしてました。
──では、今の手応えは?
優翔 ありますね。いろんな団体の選手が自分のジムに出稽古に来るんですけど、スパーとかやっていても、全然いけるなと思います。
──今回はリザーブマッチですが、ヒジありのトーナメントなので、リザーブから本戦に出られる可能性もけっこうあると思うんですが。
優翔 それは望むところですね。2試合とかやることになっても、ずっと練習していたので、問題ないです。
──ちなみに、トーナメント本戦で一番気になる選手は誰ですか?
優翔 やっぱりピッチ選手か久井大夢選手とやりたいですね。やっぱりこの階級で名前があるので、戦って自分の力を試したいですね。
──この試合を終えてという前提ですが、その上で来年はどうしたいですか?
優翔 来年はとりあえずKNOCK OUT-REDのベルトを獲って、来年の終わりか再来年ぐらいには世界で戦っていきたいですね。
──ところで優翔選手が所属するteam NOVAは、代表の里見柚己選手を筆頭にK-1 GROUPに参戦している選手が多いですよね。ムエタイの練習環境というのは?
優翔 ジムにはK-1 GROUPに出てる選手しかいないので、練習もそっち寄りなんですけど、自分なりに意識してやっています。あと週1で、知り合いに紹介してもらったジムに出稽古に行って、ムエタイの練習をしています。
──しかし周りに囲まれていたら、ヒジなし、『KNOCK OUT』ではBLACKルールですが、やりたくなりませんか?
優翔 そうですね、やりたいなと思うことはあるんですけど、でも今じゃないかなと思ってて。ルールが違うので、今やっているムエタイ・スタイルで実績を上げてから、挑戦できればと思います。
──でもまずは目の前のリザーブマッチですね。
優翔 はい。やっぱり負けられないですし、今回の試合は絶対落とせないなと思ってます。『KNOCK OUT』でベルトを獲って、すぐに世界に行きたいので、もう負けてるヒマはないなと思ってます。
──今回は会場が横浜武道館ということで、地元に近いですよね。
優翔 そうですね。いつもよりたくさんの人が応援に来てくれるので、気合いが入ってます。自分は横須賀出身なので、いつかは地元の横須賀でやりたいですけど、今回はいつもより近いので、よかったです。
──そこでリザーブマッチに勝って、トーナメント本戦に行けたら最高ですね。
優翔 けっこう狙ってます。普通に本戦からでもいいかなと思ってるぐらいなので。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょうか?
優翔 今回はリザーブマッチなんですけど、「本戦に出てもいいな」と思ってもらえるぐらいの試合をするので、そこを見てほしいです。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
優翔
所属:team NOVA
生年月日:2002年8月16日生
出身:神奈川県横須賀市出身
身長:180cm
戦績:38戦28勝(6KO)10敗