2025/05/01

KNOCK OUT 2025 vol.3|武内晴信 インタビュー公開!

 

 

 

 

 

「自分の形をぶつけて、最後はパンチで倒します!」

 

 

5・18「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.3」の[KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R]でバズーカ巧樹と対戦する武内晴信。3月の『KNOCK OUT REBELS SERIES.1』で岡田彬宏に1RKO勝利を決め、さっそくの本戦出場と元王者・バズーカとの対戦を掴んだ。このチャンスに、本人はどのように意気込んでいるのか?

 

 

 

 

 

──3月の常葉での試合がプロ8戦目でしたが、それまでは全部九州での試合でしたか?

 

武内 そうですね。福岡でのKPKBとKINGS CUP、熊本でのRUSH ONに出てきたので、全部九州です。

 

──では九州以外での初の遠征試合が常葉になったわけですね。そこで1RKO勝利したことが、今回の本戦出場につながったわけですが、今、あの試合を振り返ると?

 

武内 勝ち方としてはすごくよかったと思うんですけど、まだちょっと固かったところがあったなと思っています。もっとやれたかなと。

 

──ここまで8戦7勝(5KO)1敗という好成績と高いKO率を記録していますが、自分ではどういうところがいいと思っていますか?

 

武内 運、ですかね。たまたま相性がよかったり、パンチが当たったりというところが多かったと思うので、運はすごくいい方だと思っています。

 

──しかし、運だけで8戦7勝、しかも5KOはできないと思いますが……(笑)。

 

武内 (笑)。まあ、キックはそんなに得意じゃなくて、パンチが得意な方ではあるんですけど、今までKOした試合を考えると、相手のペースに乗らずに自分のリズムで戦えたというところはあるかなと思います。

武内 いきなり、ちゃんと自分が知っている選手だったのでビックリしました。イメージとしては『KNOCK OUT REBELS SERIES』であと2~3戦したら本戦に行けるかなと思っていたので、1試合で本戦に行けて、しかも相手が元チャンピオンなので、うれしかったですね。近道をした気分です。

 

──バズーカ選手は同じ階級ですが、以前から注目していましたか?

 

武内 自分が戦うというよりは、同じTEAM PREPAREDの力斗がだいぶ前に古村匡平選手と戦う時に、古村選手の試合映像を見ていたらバズーカ選手もいて、大谷翔司選手とかとも対戦していたので、「いろんな選手と対戦しているな」と思って見ていました。自分が戦うなんて、全然思ってなかったです。正直、「まだ自分が当たるクラスの選手じゃないな」という感じでした。

 

──実際に対戦するとなっての印象だったり、警戒すべきと思う点は?

 

武内 体の強さと、蹴りのうまさですかね。

 

──先ほど「蹴りはあまり得意じゃない」という話がありました。そうすると、「蹴りvsパンチ」という図式になりそう?

 

武内 イメージとしてはそういう感じですかね。相手の蹴りのペースに合わせずに戦えたらいいかなと思います。もちろんKOを狙ってるんですけど、今までと何かを変えるということはあまりなくて、一方的に蹴られないようにということだけ意識して、自分から蹴るということでも負けないようにしたいなと思っています。それで最終的にはパンチで倒したいなと。

 

──では、今自分がやっていることをぶつけたいという気持ちが強い?

 

武内 そうですね。自分の形をぶつけられたらいいのかなと思います。

 

 

──バズーカ選手は今3連敗で、勝ちたいという気持ちがかなり強いと思いますが。

 

武内 そういう、ハングリー精神みたいなものが出ているところは、バズーカ選手の強みだろうなと思うんですけど、最近は少し負けのイメージがついてるんじゃないかと思っていて、僕は勝ちのイメージがついているので、そこは僕の方が有利なのかなと思うので、メンタル的には五分五分というか、フラットに戦えるんじゃないかと思います。

 

──前回はREDルール、今回はBLACKルールですが、どちらでもいける?

 

武内 前回が初めてのヒジありだったんですよ。ジュニアの頃に少しムエタイをやっていた程度だったんですけど、KNOCK OUTに出られるということと、オープンフィンガーグローブに興味があったので、REDのオファーでも出場したんです。ただどちらかというと、BLACKの方が自分に向いてるかなと思うので、これからは可能ならBLACKでいきたいです。

 

──ジュニアの話も出ましたが、キックはいつから?

 

武内 4歳ぐらいからやっていました。ただ高1から5年間ぐらい離れていて、一昨年にウチのジムのトレーナーとしてまたキックボクシングに関わるようになったんです。そこから「試合に出て見ようかな」と思うようになって、プロでやるようになりました。

 

──ここからの目標というと?

 

武内 常葉でいい勝ち方ができて急に本戦ということで初めて後楽園ホールでも試合できることになって、いろいろ広がってきたかなとは思っていて。これからはベルトとかにはそんなにこだわってないので、まずはこの一戦を楽しくやりたいです。選手として戦うのは楽しいので、試合を続けていければいいし、楽しくやるためにも勝ち続けたいなと思っています。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

武内 パンチを当てにいくので、いつ当たって、いつ相手に効くのかというところに注目してもらえたらと思います。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 

プロフィール
武内 晴信
所属:TEAM PREPARED
生年月日:2002年2月8日生
出身:大分県日田市
身長:174cm
戦績:8戦7勝(5KO)1敗