2021/10/28

10.29 SACRED FORCE presents KNOCK OUT 2021 vol.5|公式計量・会見レポート

 

 

 10月29日(金)東京・後楽園ホールで開催される『SACRED FORCE presents KNOCK OUT 2021 vol.5』の前日計量&記者会見が28日(木)都内にて行われた。なお、当日券は16時より、各席、若干枚数のみ後楽園ホールで発売される。

 

 

 

 

 

■メインイベント(第9試合) KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦 3分3R・延長1R

 龍聖(TRY HARD GYM)が57.5kg、銀次(Next零)は57.3kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。計量後、会見でのツーショット撮影では、目を合わせようとしない龍聖に対し、銀次は睨みつけて挑発し一触即発のムードに。

 

 会見でこのことを聞かれた銀次は「今やってやろうかという気持ちでしたが、何も反応なくて拍子抜けした」と苦笑いしたのに対し、龍聖は「(睨まれて)何をしてんの?という感じでした」と特に相手にしていない様子。

 

 念願のタイトルマッチに向けて龍聖は「いつも通りの練習をしてきました」といい「1Rか2Rで勝負は付くのかな。(フィニッシュは)パンチ、蹴り、ハイキック……わからないですけど、顔系かなと思います」とKO決着に自信を見せる。

 

 初のタイトルマッチに向けての心境を聞かれると「今までの試合前の心境とさほど違いはありません。もっとあるかなと思ったんですけど」と特に緊張してもいないというが、「明日は間違いなく人生の分岐点になる試合。ここでベルトを獲るか、獲らないかで今後、人生が大きく変わってくると思います」と気合い十分のコメントを残した。

 

 一方、『KNOCK OUT』2戦目でタイトルに挑戦する銀次は「僕を選んでいただいて光栄です。明日は自分が勝って全てを奪い取ろうと思います。ぶっ倒すためには全部やってきて倒せるレベルになりました。全ラウンドで倒すことを狙っているので、必ずどこかで倒れると思います」とニヤリ。

 

 今大会のポスターは龍聖をフューチャーしたデザインとなった件に関しては「自分が何か言える立場ではない。龍聖選手がフューチャーされていて個人的にはムカついた。結果が全ての世界なので、勝てば全てがひっくり返る。明日は絶対に勝ってやろうと思います」と大会ポスターが発奮材料になったという。

 

「僕は地方から出てきて(東京の)1試合1試合はでかい。なおかつ今回はタイトルマッチで自分の人生が懸かっています。ここでベルトを獲るか獲らないかで人生が変わってくると思う」」と龍聖と同じく並々ならぬ意気込みを語った。

 

 両者にベルトを獲った後の目標を聞かれると、龍聖は「チャンピオンになって格闘技ファンが熱狂する選手になりたいし、そういう試合を『KNOCK OUT』でも大きな舞台でもしていきたい」といえば、銀次は「ここでベルトを獲れば、もっと凄い景色が見られるのでそれを見たい」とコメント。

 

 最後にファンへのメッセージを聞かれた龍聖は「明日はこの勘違い野郎を必ずボコボコにしてチャンピオンになります」と力強くベルト奪取を宣言した。

 

 

 

 

 

■第8試合 セミファイナル(第8試合) KNOCK OUT-BLACK(ヒジ無し)ルール -76.0kg契約(3分3R・延長1R)

 

松倉信太郎(TRY HARD GYM)は76.0kgジャストでクリアーしたのに対し、武来安(上州松井ジム)は75.3kgでパスした。

 

 会見で松倉は「武来安選手は他団体のベルトを持っていて覚悟を持って参戦してくれるので、激しい試合になると思います。僕はチャンピオンなので格の違いを見せたいと思います」と気合い十分のコメント。

 

 対する武来安は「『KNOCK OUT』初参戦ということで、インパクトある試合をしないといけないと思っています。いい試合、テクニック、インパクトのあるパンチ蹴りを全部見せたい。今回はナイスガイ対決になると思います。(松倉と)会った時に温かい挨拶をしてくれ、礼儀正しくてありがたいなと思いました」と松倉をリスペクトするコメント。

 

 それを受けて松倉は「(会見で」噛みついたり噛みつき合いが主流の中、馴れ合いも違いますけど、武来安選手みたいな気持ちの良い人と試合ができて格闘技の良さなどを試合で見せていきたい。素晴らしい相手と組んでもらえたと思います」と相手を称えるコメントを返した。

 

 試合に向けての意気込みを聞かれると、松倉は「今年30でもう時間がありません。武来安選手以上に強い人も思いつかないので今回はタイトルマッチの気持ちでいます」と気合い十分。

 

 そして今回、チャンピオンとしての初戦となるが、「『KNOCK OUT』では胸を張れるようなことをしてきたと思うが、生き方、発言に関しては、当たり障りのないことを言ってきて自分を出してきてなかった。チャンピオンらしく思ったことを発信していかないといけないなと。ここから試合を含めて自分の色を出していきたい」とした。

 

 対する武来安は、これまでライトヘビー級で試合をしてきたが、ここで勝ちスーパーミドル級に減量可能であれば、松倉のタイトルに挑戦する権利を得られる可能性が出てくる。それに関して聞かれた武来安は「75kgまでいける自信はなかったけど、今回74.9kgまで落ちた。今回勝ってチャンスがあればタイトルマッチもやらせていただきたい。明日の試合が大事なのでまずはそこに集中して全力を出したい」と意欲を見せている。

 

 最後に意気込みを聞かれた両者。松倉は「明日は激しい試合。勝ちたいと思った方が勝つと思いますし、凄い気持ちの試合になると思います。それを見ている人に伝えられると思うので、ぜひ期待して下さい」と言えば、武来安は「36歳で減量もしっかりできて、練習もしっかりできて今がピークだと思います。明日は気持ちよく全力で挑みます。KNOCK OUTを目指します」とKOを予告している。

 

 

 

 

 

■第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R

 

・中島弘貴(LALA TOKYO)→69.8kg

「7月に続いていい状態になったと思います。明日も最初から判定で勝とうと思っていないのでそういう試合を見せようと思います。

 

(計量で見た相手の印象)身体は頑丈そうな感じをしました。他の競技で実績があるみたいですが、俺には通用しないよと。(タイトルに向けてどういう勝ち方をしたいか)海人選手のことは頭にありますが、まず明日試合なので決まった相手を倒していかないといけないと思ってます。海人選手とやる時はやる時は来ると思うので、まずは明日勝ちます。

 

(フィジカルの勝負になるか? 自分の優っている部分は?)フィジカルが強そうですが、自分はテクニックがあるのでそこで勝負しようとは思っていません。今まで強い相手とやってきたのでそういう差が出ると思います。

 

(ファンへのメッセージ)明日は最低限KO勝ちだと思っています。見ているお客さんに楽しんでもらえる試合をしたいと思います」

 

 

・平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)→69.8kg

「今回は『KNOCK OUT』初参戦ですが、試合を組んでくれたことに感謝申し上げます。相手は有名で強いですが、しっかり楽しんで結果を残します。歳も歳なので最短距離でタイトルマッチに辿り着けるようにしっかり勝ちます。

 

(計量で見た相手の印象)昔から試合映像を見ていて身体は強そう。やってみないと分かりませんが、フィジカルでガンガン押してくる感じだと思いました。

 

(タイトルに向けてどういう勝ち方をしたいか)会見なので“ぶっ倒す”とか言った方が盛り上がるのでしょうが、前から(中島を)見ていて、リスペクトしている選手の1人なので尊敬の念を持ってしっかり勝ちにつなげたいと思います。勝ちを拾わないと何も今後の発言権はないと思います。まずは、判定でも何でもいいので勝ちます。

 

(フィジカルの勝負になるか? 自分の優っている部分は?)大道塾で試合をしていた時は無差別級で120kgの選手とやってきていたので、そういう意味ではビックリすることはないのかなと。ただ、別競技なのでキックルールならでは、このルールならではの細かい駆け引きもあると思うので、相手のペースに持って行かれないように気をつけます。

 

(ファンへのメッセージ)まずはしっかり勝ちます。僕も海人選手とタイトルマッチをやりたいので、その通過点だと思っているので応援よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

■第6試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R・延長1R

 

・津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)→70.0kg

「7月の名古屋での試合(『大和ジム50周年記念大会』で匡志YAMATOに2RTKO負け)からの復帰戦です。実は『KNOCK OUT』初参戦なので、どちらの意味でも負けられない試合になります。明日は倒して勝ちたいと思います。

(計量で見た相手の印象)みんな褒めているので自分も褒めようと思います(笑)。身体が凄くキレてるなと思いました。あと、メガネがオシャレだなと。

(明日に向けて力を入れてきたこと)この試合に向けてというか、前回の試合で初めてKO負けしたので、その反省を活かしていきたいと思います。

(『KNOCK OUT』での目標)まだ結果を残してないのでズバッとは言えませんが、いずれはスーパーウェルター級のREDルールのベルトに挑戦したいと思います。

(明日の試合で見てほしいところ)いつも(石毛)会長に怒られるのですが、会長から習っているムエタイのテクニックを出したいです。

(ファンにメッセージ)前回の名古屋の敗戦から強くなった姿をよく見て下さい」

 

 

・駒形賢太(レンジャージム)→70.0kg

「とりあえずやることはやってきたので、楽しい試合を見せる試合はあるので注目して下さい。

(計量で見た相手の印象)背が高いと思いましたが、まあイケるかなと思ってます。

(明日に向けて力を入れてきたこと)3年ぶりの試合なので全てに力を入れてきました。全てを出し切りたいと思います。

(明日の試合で見てほしいところ)楽しませたいと思うので全てを見てほしです。

(ファンにメッセージ)3年ぶりの試合なので、全てを出し切れるように頑張りたいと思います」

 

 

 

 

 

 

■第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R・延長1R

 

・新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)→59.9kg

「9月に試合をして10月になるのですが、調子がいいので勝って12月にも試合があるのでそのままつなげていこうと思います。

(計量で見た相手の印象)目がキラキラしていて若いなと(笑)。でも、自分もまだ25ですが、大人の強さを見せます。

(力を入れてきたこと)いつもと(試合で)やることは変わらないので練習内容も特に変えてないですけど、いつも通りやれば勝てると思います。

(明日の試合で見てほしいところ)入場から見てもらって、早いラウンドにケリを付けられたら付けようと思っているのでそこに注目してほしいです。

(ファンにメッセージ)試合ごとにどんどん応援してくれる人が増えているので、その応援に応えられるようにもっと強くなって負けないようにタイトルを目指して頑張ります」

 

 

・力也(WSRフェアテックス湖北)→59.8kg

「明日はしっかり勝てるように練習してきたので見てて下さい。それだけです。

(計量で見た相手の印象)試合映像から見ていて背がデカいと思っていたのですが、やっぱりデカかったです。スタイルも良くてうらやましいです。

(明日に向けて力を入れてきたこと)相手は背が高くて圧力も相当あると思うので、スタミナを付けようと毎日20㎞ぐらい走り込んできたので、そこは大丈夫かなという感じです。

(明日の試合で見てほしいところ)僕のジムはムエタイのジムなので、ミドルなどの蹴りを重点的に練習しているのでそこを見ていてほしいです。

(ファンにメッセージ)明日は僕も『KNOCK OUT』初参戦なので、『KNOCK OUT』ファンに名前を憶えてもらうためにもインパクトある勝ち方を意識してやりたいです」

 

 

 

 

■第4試合 KNOCK OUT-BLACK -87.0kg契約 3分3R
竜矢(伊原道場稲城支部)→87.0kg
ナイト(レンジャージム赤坂)→86.7kg

 

 

 

■第3試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級 3分3R
YUYA(クロスポイント吉祥寺)→64.4kg
Apollo中山(GOD SIDE GYM)→64.9kg

 

 

 

■第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R
井樋大介(クロスポイント吉祥寺)→59.9kg
向井貫太(WSRフェアテックス)→59.7kg

 

 

 

■第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R
乙津陸(クロスポイント大泉)→51.7kg
ゾンビネーター今吉(GOD SIDE GYM)→51.7kg