2022/01/14

1.22 KNOCK OUT 2022 vol.1|曽根修平 インタビュー公開!

 

 

 

「タフネスには自信あり。九州男児の強さをリングで見せたい!」

 

1・22『KNOCK OUT 2022 vol.1』の「KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R・延長1R」で、中島弘貴と対戦する曽根修平。福岡県北九州市を拠点に活動し、キック、MMAなど豊富なキャリアを持つ曽根は、今回が『KNOCK OUT』初参戦となる。中島のパンチにも耐えられるタフネスがウリという曽根は、ここからどういうビジョンを描いているのか?

 

 

 

-- 今回、『KNOCK OUT』初出場で、中島弘貴選手との対戦が決まりました。最初にオファーを聞いた時はどう思いましたか?

 

曽根 昔から見ている選手なので、「強い相手が来たな」と思いましたね。こんないい舞台に立てるならということで、すぐに受けました。

 

-- プロフィール的なところからお聞きしたいんですが、格闘技はいつから?

 

曽根 小学校の頃から格闘技が大好きだったんです。ゴールデンタイムの中継が始まる前、深夜番組やレンタルビデオでしか見られない時代からずっと見ていて、将来は絶対格闘家になろうと思っていました。実際に始めたのは18歳の時に、最初はボクシングからで、21歳からアマチュアでキックボクシングの試合に出始めました。

 

-- リングに上がったのはキックボクシングからということですね。

 

曽根 はい。それからMMAも同時にやるようになって、キック一本に絞ったのは30歳ぐらいの頃からです。

 

-- 8年ぐらい前ということですね。「THE OUTSIDER」にも出られていたんですよね?

 

曽根 25~26歳ぐらいの頃ですね。6戦して3勝3敗です。結局、キックが40戦近くて、MMAは17戦しました。海外でも中国とかフランスで、7~8戦しています。

 

-- かなりキャリア豊富ですね。

 

曽根 コロナ前は年間5~6戦していました。プロとしても10数年になるので、キャリアは長いですね。

 

-- 自分で自分のスタイルを紹介すると?

 

曽根 テクニックとかはないんですけど、スタミナと気合いでやっている感じです。最近の若い選手みたいに魅せるテクニックはないですけど、熱い試合をすることには自信があります。

 

-- スタミナはどこで培われたものですか?

 

曽根 昔から野球とかバスケをしていて、走り込みはずっとやってたんですよ。そこでスタミナがつきました。

 

-- 今回対戦する中島選手について、警戒するところは?

 

曽根 昔は跳びヒザとかも出していましたけど、最近の試合はパンチ中心ですよね。特に右ストレートが強いと思います。

 

-- ご自身はどう戦って、どう勝ちたいですか?

 

曽根 キレイに戦って勝つというのは、難しいと思うんですよ。どんどん前に出ていって、リングの中央を取ったり、ペースを握ったりはしたいと思っています。グチャグチャになっても、どんな勝ち方でもいいから勝ちたいです。

-- 中島選手の『KNOCK OUT』での2試合についてはどう思いましたか?

 

曽根 圧力が強いなと思いました。その圧力に呑まれないようにしたいなと思っています。僕もMMAをやっていた分、体の当たりとかは自信があるんですけど。

 

-- ではどちらにしても激闘になりそうですね。

 

曽根 そうですね。倒すか倒されるかだと思っています。ここで勝って、また次も呼ばれるようにしたいです。地方の選手もやるんだというところを見せたいですね。『KNOCK OUT』には銀次選手や康弘選手など福岡の選手も上がっているし、10月に龍聖選手と戦った銀次選手の戦いには大きな刺激をもらいました。

 

-- 福岡の選手って、やっぱりガンガン出るタイプが多いですよね。「暴れ者」が多いというか(笑)。

 

曽根 やっぱり県外の人から見たら、乱暴者のイメージがあるんでしょうね(笑)。

 

-- 特に北九州ですし、「THE OUTSIDER」にも出られていたということで、そのイメージが……。先日も北九州市の成人式の様子が報道されていましたが(笑)。

 

曽根 有名になっちゃいましたよね(笑)。自分は……マジメではないですけど、ああいう感じで群れて騒ぐタイプではなかったです。道は外れてないと思います。

 

-- あ、そこは大事ですね(笑)。

 

曽根 まあ、他団体でも福岡の選手、北九州の選手は熱いファイトをする選手が多いと思います。僕は北九州と言うよりは九州男児という意識が強いですが。そういう面も含めて、自分の強さをアピールできたらいいと思ってます。

 

-- 今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

曽根 昔から、僕の自慢はタフネスなんですよ。打たれても打たれても前に出るっていう。まあ、打たれない方がいいんですけど、打たれても倒れないというのがウリで、KO負けも過去に2~3回しかしてないので。中島選手のパンチにも耐える自信があるので、そこに注目してほしいですね。

 

-- ここで勝てば、いろいろ変わると思います。

 

曽根 僕はこれまでいろんな団体のチャンピオンクラスと試合させてもらったんですけど、いい勝負はしても結局負けてるんですよ。だから今年は一つ一つ、確実に勝っていきたいですね。

 

-- 分かりました! ありがとうございました!

 

 

 

 

プロフィール

曽根修平(そね・しゅうへい)
所属:チャクリキ武湧会
生年月日:1983年6月10日
出身:福岡県北九州市
身長:175cm
戦績:32戦16勝(6KO)13敗3分 ※MMA戦績:17戦10勝7敗