2022/09/22

9.23 KNOCK OUT 2022 vol.5|公式計量・会見レポート

2022年9月23日(金・祝)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.5』の前日計量&会見が22日(木)12:00~都内にて行われ、全選手が一発で計量をパスした。

 

 

 

 

 

▼ダブルメインイベント第2試合(第8試合)

【G-BALLER Presents】初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定戦/3分3R・延長1R

 良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)は67.3kg、渡部太基(TEAM TEPPEN)は67.5kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 

 両者は今年7月23日の『KNOCK OUT 2022 vol.4』で対戦し、この時は良太郎が判定勝ち。空位のKNOCK OUT-BLACKウェルター級王座を懸けて2カ月ぶりに再戦することになった。

 

 良太郎は「明日はメインで必ずベルトを獲って帰りたいと思います」といえば、渡部は「明日は必ずリベンジしてチャンピオンになります。(ベルトとリベンジのどちらを優先しているか)ベルトが一番と言いたいですが、前回負けているのでリベンジしてベルトのセットです」と共にベルト奪取を誓う。

 

 前回の試合を踏まえてどういう試合にしたいかの問いに対し、良太郎は「この間の試合もそうですが、試合で実際にやってみないと分からない部分があるので、明日の感覚を踏まえてどうなるのか。自分も楽しみな面があるので、試合の展開はあまり考えていないです」といえば、渡部は「いつも通り倒しにいくだけです」と静かに闘志を燃やす。

 

 10月1日(土)より、地上波のTOKYO MXにて『KNOCK OUT STYLE』のレギュラー放送が決定し、今大会の模様がメインに放送されることに関して聞かれると、渡部は「メインに選んでいただいたので、そういう期待通りの試合をします」というと、良太郎は「うちのジムに密着取材が来ましたけど、内容的に放送できないことをバンバン喋っていたので、いい試合をしてそこを使ってもらえれば」と苦笑いした。

 

 今回、33歳の良太郎と34歳の渡部とベテラン勢がメインのオオトリを務めることに。進化している部分に関しては、渡部は「少しは頭を使って戦えるようになった気がします」といえば、良太郎は「フィジカルの数値は上がっています。僕は自分のジムもやっていて、色んな選手を送り出すなかで天国と地獄を一緒に味わい、身体に染みついています。だから負けられないところの感覚があるので、そういう面が試合で出ると思う」と話す。

 

 若手選手が多く出場する今大会で二人が選ばれたことに関しては、渡部は「ベテランにしかない色、タイトルマッチで激闘といえば俺でしょうという感じで選ばれたのでは」といえば、良太郎は「(宮田充プロデューサーが以前に勤めていた)全日本キックの香りがするから。自分は勝手にそう思ってやっています。キックボクシングは素晴らしい興行ですが、一興行に1、2試合は血生臭い試合があってもいいんじゃないかなと思います」と独特の見解を示した。

 

 タイトル獲得後、見据えていることは何か。良太郎は「赤いのが欲しい。ヒジありの(REDルール)ベルトも獲って、同時期にタイトル獲得を目指したい」とKNOCK OUT同時統一王者に興味を示し、渡部は「先のことは考えていませんが、ゆくゆくはベルトの価値を上げられるチャンピオンになりたい」と熱く語った。2カ月ぶりの再戦を制し、ベルトを巻くのはどちらか。

 

 

 

 

 

 

▼ダブルメインイベント第1試合(第7試合)

第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王座決定戦/3分5R・延長1R

 小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)は57.4kg、TAKERU(GET OVER)は57.3kgで計量をクリアー。

 

 3月の大田拓真戦以来の『KNOCK OUT』参戦となる小笠原は「半年ぶりの『KNOCK OUT』なので、エースがしっかりとこのベルトを巻きます。TAKERU選手にはこのベルトを渡しません」と気合い十分に語れば、TAKERUも「明日はしっかり面白い試合をして、このベルトを必ず勝ち取るので楽しみにして下さい」とベルト奪取を誓う。

 

 ベルトを獲るためにやってきたことを聞かれた小笠原は「勝つのは当たり前なので、フィニッシュの仕方を考えてやってきました」と余裕のコメント。TAKERUは「これというのはないのですが、いつも通りしっかり練習通りやって、しっかり勝ちたいと思います」とこれまでと変わらない練習をこなしてきたと明かす。

 

 ベルトへの想いについては、小笠原は「昨年から僕はビッグマッチ開催をお願いして、『KNOCK OUT』をさらに大きな舞台にしたいと思ってるし、こんなところで止まっている場所ではない。『KNOCK OUT』をもっと大きくするために僕がベルトを巻いて引っ張っていきたいと思います」とエースらしいコメント。対するTAKERUは「必ず東京のベルトを手にして、名古屋に『KNOCK OUT』を持ってこれたらと思います」とKNOCK OUT名古屋大会を開催するためにもベルトを獲りたいとする。

 

 どういう存在感を見せたいかとの問いには、小笠原は「明日はちゃんと(TAKERUは)前に来て打ち合いにきてくれるのかなと。やっぱりKOを見せたい。みんな倒すと言ってますが、僕も倒す試合が少なくなっていて、TAKERU選手もKOを狙っているというのでそういう展開になりやすいのかな」とKOで存在感を示したいという。

 

 TAKERUも「KOでしっかり勝つのでベルトを巻いてみんなを喜ばせたい」と自信満々に語り、自信の根拠を聞かれると「それぐらい練習はしてきたので。明日はやるだけなのでお楽しみにして下さい」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

▼セミファイナル(第6試合) 

スーパーファイト KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R

龍聖(フリー)57.5kg

「明日は自分がどうやったら負けるのか分からないぐらいに仕上がりました。明日が本当に楽しみです。

 

(明日はどういう試合をして勝ちたいか)今までとは違う僕というか、本当に新しい僕を見せてフィニッシュしたいです。

 

(新しいとは? どこに注目してほしいか)10代の時みたいに、ガンガンぶっ壊しに行こうと思います。

 

(ダブルメインイベントでタイトルマッチが組まれている中で現役王者として試合をすることについてどう思うか)明日はタイトルマッチが2つありますが、チャンピオンは僕しか出ないので、チャンピオンというところを見せたいと思います。

 

(相手の身体を計量で見ての印象)明日はぶっ倒します。本当にムカついているので。

 

(今日までどんなことを強く思って練習してきたか)こいつを引退させることですね。

 

(これから試合までどう過ごすか。これから食べる勝負飯は?)焼き肉食います。

 

(ルールは違うが、小笠原瑛作が階級を上げて同階級のベルトに挑戦することについてどう思うか)試合をやってみないと分からないですし、どっちが勝つかも分からないので特にないです。

 

(ファンへのメッセージ)勘違いのこの俳優かぶりみたいなおっさんをボコボコにして泣かせます」

 

 

 

小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)57.5kg

「明日は新しい小笠原裕典を見せられると思うので、楽しみにしていて下さい。

 

(明日はどういう試合をして勝ちたいか)見ている人が分かりやすい試合をして、最後は倒したいですね。

 

(新しいとは? どこに注目してほしいか)もう戦い方から違います。

 

(現役チャンピオンとやることに関して)チャンピオンとやることは楽しみです。相手は無敗ですし、凄くやりがいがあると思います。

 

(相手の身体を計量で見ての印象)相手の身体を見てないので分からないのですが、フィジカルはやっぱり俺の方が上なのかなという印象は前から変わらないので、今日も変わらないです。

 

(今日までどんなことを強く思って練習してきたか)この生意気なガキをぶっ倒すことしか考えてないですね。

 

(これから試合までどう過ごすか。これから食べる勝負飯は?)いつも通りリラックスして、帰って子供たちと遊びます。何を食べるかまだ決めてないです。

 

(ファンへのメッセージ)明日は倒します。お楽しみに」

 

 

 

 

 

▼第5試合 第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R・延長1R

壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)54.9kg

「実力差と華を試合で見せます。

 

(今日まで強化してきたこと。明日はどう勝ちたいか)特別な練習はしていませんが、これで決めるという技が1つ決まっているので、REDルールらしい技で決めます。

 

(ベルトへの想い)もう僕はこれしか見えていないですし、(ベルトが)めちゃキラキラしていて、俺しか似合わないなと改めて思いました。

 

(相手への感情)相手を見ちゃうとスイッチ入ってしまい、試合までリラックスして過ごしたいのでまだ見ないようにしています。女性には(オーラが)分かると思うので、男性には分からないものかもしれないです。

 

(ファンへのメッセージ)明日は試合で全て分からせます」

 

 

 

大野貴志(士道館新座ジム)55.0kg

「今日までできることは全部やり切ったので、明日結果を残すだけだと思います。

 

(今日まで強化してきたこと。明日はどう勝ちたいか)倒すことはとにかく考えていますが、自分の中でこれで倒せるというものが何個かあるのでそれをどこで出そうかなと考えているところです。

 

(ベルトへの想い)自分も明日はしっかり勝って、次にまたベルトのことを考えたいと思います。

 

(相手への感情)言っているオーラが全然今日見えなかったので明日見られたら嬉しいです。

 

(ファンへのメッセージ)自分が出るからには、絶対に盛り上がる興行になると思うので、それを皆さんに証明したいと思うので明日はぜひご覧ください」

 

 

 

 

 

▼第4試合 第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R・延長1R

森岡悠樹(北流会君津ジム)55.0kg

「この試合に懸けるために最高に出来上がりました。炎出丸選手は自分のキャリアの3倍以上ありますが、明日は全局面で上回って勝ちたいと思います。

 

(今日まで強化してきたこと。明日はどう勝ちたいか)自分は炎出丸選手に『スタミナがない』と言われてしまったので、まずそこを第一に3R最後まで倒せるように仕上げてきました。炎出丸選手の得意なことは、首相撲ぐらいかなと思うのでそこも圧倒できるように仕上げてきたので、明日はそこも見せたいと思います。

 

(ベルトへの想い)ベルトのためのただのステップだと思っているので、そこを見せたいと思います。

 

(相手への感情)キャリアは70戦の落ち着きはあると思うのですが、フレッシュさで明日はいきたい。

 

(ファンへのメッセージ)スーパーバンタム級のトーナメントの初戦が自分たちなので、このトーナメントを価値あるものにするために盛り上げていきたいと思います」

 

 

 

炎出丸(クロスポイント吉祥寺)55.0kg

「やることはやってきたので、明日は森岡君をぶっ倒したいと思います。

 

(今日まで強化してきたこと。明日はどう勝ちたいか)いつも通り自分を高めることをやってきたのですが、森岡選手の顎にパンチを当てることを意識してやってきたので、コツンと当てて倒したいと思います。

 

(ベルトへの想い)目の前にありますが、足元をすくわれないように。とにかくまずは明日という感じです。

 

(相手への感情)特に何も感じないのですが、気持ちが乗っているのかなと。ただ、無理過ぎると足元をすくわれるということを伝えておきたいですね。

 

(ファンへのメッセージ)明日は会場に来られない方はツイキャスで、会場に来る方は声を出していいんでしたっけ? まだダメですか(笑)。熱い応援をしてもらえればと思います」

 

 

 

 

 

▼第3試合 KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R
般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)62.5kg
庄司啓馬(TEAM TEPPEN)62.3kg

 

 

 

 

 

▼第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R
向井貫太(WSRフェアテックス三ノ輪)59.9kg
久井大夢(TEAM TAIMU)59.8kg

 

 

 

 

 

▼第1試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R
前田翔太(WSRフェアテックス三ノ輪)56.6kg
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)57.3kg