2022/10/28

12.11 KNOCK OUT 2022 vol.8|対戦カード発表記者会見レポート

 

 

 

 

 2022年12月11日(日)東京・後楽園ホールで開催されるMAROOMS presents『KNOCK OUT 2022 vol.8』の記者会見が10月27日(木)都内にて行われ、主要対戦カードが発表された。

 

 

 

■スーパーファイト/KNOCK OUT-REDフェザー級 3分5R・延長1R
小笠原瑛作 vsTBA(タイ国強豪選手)

 

 

 

 

 今年9月大会でKNOCK OUT-REDフェザー級王座を獲得し、二階級制覇を達成した小笠原瑛作は、2019年11月1日のサオエーク・シットシェフブンタム戦でKO負けして以降10戦10勝(5KO)とと3年間無敗を誇る。今回の対戦相手はウィラサクレックジムのウィラサクレック・ウォンパサー会長が選考、推薦するムエタイ強豪選手となる。

 

 会見に出席した小笠原は「今回フェザー級のベルトを獲って初戦になります。日本だけに留まらず、『KNOCK OUT』は世界の強豪選手に通用するような団体にしていき、『KNOCK OUT』でワールドGPとかを開催できる舞台に持っていきたいと思います。今回は強豪タイ人が相手になり、その第一発目として考えた時に大切な試合になります。12月11日は今年最後の大会です。『KNOCK OUT』のリングなので倒して、小笠原瑛作がメインで締めたいと思います」と意気込みを語った。

 

 タイ人との対戦については「ずっと小さい頃からムエタイの先生に教わっていて、僕のベースはムエタイです。立ち技の世界でタイ人はトップを走っている選手が多く、そこに勝つということは『KNOCK OUT』を世界に知らしめられる試合になると思います。そこをしっかり証明したいと思います。(3分5Rの試合形式だが)ムエタイでは勝ち負けにギャンブルが絡んできますが、日本ではエンターテインメントの世界なので見ているお客さんに魅せる試合をしたい。5R使わずに終わらせたい」とフルラウンド戦わずに仕留めると気合いを入れた。

 

 会見に同席したウィラサクレック会長は「今回は『KNOCK OUT』のリングにムエタイのトップファイターを呼びます。ご期待ください。ムエタイはナンバー1です。(小笠原の相手には)強い選手を連れてくるので面白い試合を見せます」と容赦なく強い相手を用意するとニヤリ。

 

 これを受けて小笠原は「僕が小学生の時からウィラサクレック会長のアマチュア大会でも何試合もしていて、初めてのKO負けが会長のリングでした。ヒザ蹴りを喰らって悶絶した記憶を今でも覚えています」と苦笑いするも「僕は俳優をやっていて、タイのドラマや映画に出たい夢があるので強豪に勝ったらそういうところにつないでもらいたい」と勝利後にはタイ映画出演をアピールした。

 

 

 

 

■第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦 3分5R・延長1R
乙津陸(クロスポイント大泉)vs心直(REON Fighting Sports Gym)

 

 

 

 

 乙津が昨年10月大会でプロデビューし、現在6戦6勝と無敗を誇り7戦目で王座決定戦に辿り着いた。対する心直は健太率いるREON Fighting Sports Gymの看板選手で、元REBELS-REDスーパーフライ級王者・老沼隆斗とREBELSのメインで対戦経験やシュートボクシングでも上位にランキング入りしている。戦績は17戦7勝(1KO)8敗2分。

 

乙津陸
「今年5戦やって12月にタイトルが決まったので、絶対に落とさないで必ず俺がベルトを獲ります。
(対戦相手の印象)調子に乗っているので潰します。
(心直の発言を受けて)負け続きのやつが何か言っているので、俺が無敵というのを証明します」

 

心直
「宮田さんからSB日本バンタム級1位、老沼隆斗選手とメインで戦ったと紹介されて、聞こえはいいのですが現在3連敗中です。KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級トーナメントに出て1RKO負けでそこから連敗は始まっているので、(連敗を)終わらせるには『KNOCK OUT』でしかないと思って、今回ヒジありルールで試合を受けました。正直減量はきついと思うのですが、前回はバンタム級でパンツを脱いでフルチン心直になったのですが、今回はしっかりパンツを履いてしっかり計量し、試合ではREDルールらしく赤いものを見せて勝ってやろうと思います。
(対戦相手の印象)制服着ているので学生という感じですね。もっと詳しく言うと、体育祭や学園祭とかで調子に乗ってあんまりモテない感じの学生かなと。乙津君、合ってる? 合ってない? モテ乙津と僕は試合をするみたいです(笑)。
(警戒するところは)学生ノリみたいな感じは面倒臭くて好きじゃないのでそういうところです。
(無敗の相手について)無敗は無敵じゃないと思いますし、6戦6勝と大して強い相手とやっていないんじゃないかなと。チャンピオンクラスとやってないし、過去最強の相手が僕になるんじゃないですか。僕を超えればチャンピオンになる器ですし、チャンピオンクラスの相手だと思います。僕とやるのはまだ早いんじゃないかなと思います。KNOCK OUTのベルトが欲しいので出ました。
(乙津の『負け続きのやつが何か言っている』発言を受けて)負けたことがあるというのは僕の中では財産なんです。凄く勉強になった3連敗は、凄くいい経験になりました。別に負け続けたわけではないですし、その前は勝ってますしもうちょっと言葉を選んだ方がいいんじゃないかなと思います」

 

 

 

 

■初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦 3分5R・延長1R
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)vs久井大夢(TEAM TAIMU)

 

 

 

 

 新田は4月にINNOVATIONスーパーフェザー級王座を獲得。10月大会ではカミ シロに判定勝ちしている。宮田Pは「キャリアを考えると王座決定戦をやるに相応しい位置にいますが、正直なところ試合のインパクトは薄い。王座を争うにはどういう選手が考えていた」という。その中で、アマチュアで三階級制覇、プロ2戦2勝の17歳・久井が対戦相手の候補に。久井はこれまでにヒジ打ちありのREDルールを経験したことはないが、久井が所属するジム代表であり父親の久井淳平(INNOVATIONスーパーフェザー級王者)が「ぜひやらせてほしい」との返答があったために王座決定戦となった。

 

新田宗一朗
「自分が求められているのはインパクトかなと思うので、勝つのは当たり前でインパクトある試合をしていこうと思います。
(対戦相手の印象)動画を見てないので分からないのですが、若いので勢いがあると思います。勝って当たり前の試合を組まれたと思うので、インパクトだけを意識して倒しにいきたいと思います。
(プロ3戦目の相手ついて)先輩にタイトルマッチが決まったという話をしたら、『価値がないな~』と言われました。3戦目でそんなに甘くはないので、自分が勝ってこのベルトの価値を上げたいと思います。

 

久井大夢
「今回必ずKOで勝ちます。アマチュアの時からチャンピオンになるのは当然だと思ってこれまでにやってきたので、タイトルマッチという意識は今回なくて勝つだけかなと思っています。
(対戦相手の印象)今回自分の中でテーマがあって、新田選手はイノベーションのスーパーフェザー級のチャンピオンで、お父さんもその階級でチャンピオンになりました。お父さんを超えるという意味でも今回絶対に勝たないといけないです。新田選手はチャンピオンなので目に見えない強さがあると思います。それ以外は特に何も印象はないです。
(3戦目でタイトルマッチについて)この話が来た時にビックリしましたが、別に獲れるかなと思います」

 

 

 

 

■第2代KNOCK OUT-RED スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R・延長1R
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)vsクンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)

 

 

 

 

 吉田英司(クロスポイント吉祥寺)がKNOCK OUT-RED スーパーウェルター級王座を保持していたが休養が続きベルトを返上、空位となった王座を津崎とクンタップが争う。津崎は2019年10月に吉田と同ベルトを懸けて対戦するなどKNOCK OUTを主戦場にしてきたファイター。対するクンタップは長らく日本人キラーとして活躍し、現在は千葉のBTC GYMで指導者兼ファイターに。前戦となった10月大会では長期のブランクがあったものの中島弘貴に判定勝ちした。

 

 会見に同席したKNOCK OUT・宮田充プロデューサーは「津崎選手が所属するLAILAPS東京北星ジムの石毛慎也代表から『津崎はKNOCK OUTのベルトを目指して永遠に頑張らせます』との言葉を受け、次戦をどうするか考えていたところ、10月大会で中島選手に勝ったクンタップとの王座決定戦に決めました」とカード決定に至った経緯を説明。なお、津崎の師匠の石毛代表とクンタップは2009年6月に対戦しており引き分けており、13年経って因縁の両者が形を変えて対戦することとなった。

 

津崎善郎
「前回負けましたが、このようなチャンスをいただけて感謝しています。王座決定戦は2度経験ありますが、どちらも獲れなくて今回は3度目の正直じゃないですけど、ベルトがほしい。残りの期間でベルトとクンタップ選手のことだけを考えて当日は臨みたいと思います。
(対戦相手の印象)クンタップ選手は石毛会長と試合をされているので、その時の話を聞いているのですが、前回は3年ぶりの復帰戦で中島(弘貴)選手に勝ってるし、ムエタイの経験値、テクニックは凄いなと思いました。しっかり対策して臨みたいと思います。
(ベルトへの想い)2度チャンスを逃して、今回3度目の正直。ここで獲らないと獲れないと思うので、何が何でも必ず今回は獲りたいと思います。ベルトのことだけを考えていきたいと思います。

 

クンタップ・チャロンチャイ
「12月11日にベルトを獲ります。
(対戦相手の印象)動画を見たけど、自分の方がテクニックはうまい。いっぱい練習してベルトを獲ります。
(タイトルマッチへの想い)久しぶりのタイトルマッチですが、ありがとうございます。楽しみなので勝ちたいと思います」

 

 

 

 

■初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦 3分3R・延長1R
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)vs11/19後楽園・響波vs古木誠也の勝者

 

 

 

 

 工藤は10月大会でダイナマイト柿崎にKO勝ちし、王座挑戦をアピール。そのアピールを見ていた響波が所属するY’s glowの齊藤匡代表から「どこかのタイミングで工藤選手とやらせてほしい」との要望があった。響波はすでに11月19日の古木戦が決定しており試合期間は短いが、宮田Pは「『古木戦を次期挑戦者決定戦とした場合にスタンバイできますか?』と齊藤代表に確認したところ『やります』との返事で、古木サイドも空手出身者で『押忍!』との返事でした」と両選手が快諾したことで、急遽11月の響波vs古木誠也の一戦は次期挑戦者決定戦となった。なお、仮に勝者のダメージがあった場合には協議を行うこととなる。

 

工藤“red”玲央
「12月11日は必ずチャンピオンになります。応援よろしくお願いします。
(対戦相手の印象)僕の相手は今2人いますが、自分の世界観と戦う感じなのでそこは気にしていません。
(このベルトへの想い)今35歳で、26歳でデビューして9年経ちました。ベルトまで時間がかかったと思いますが、諦めなければ必ず叶えられるというのを見ている人にしっかり伝えて、僕が証明するのでしっかり見てもらいたいですね。人間何でもできるぞというのを見せます。なのでこのベルトは絶対に僕が獲ります」

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACK(※契約ウェイト調整中) 3分3R・延長1R
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)vsTBA

 

 鈴木は19年にREBELS60kg王座を戴冠し、キック13戦13勝(8KO)無敗の戦績を誇り、昨年12月にボクシングへ転向。キックボクシングへの想いが断ちがたく、10月大会でキック復帰戦を行い西岡蓮汰と対戦し惜敗し今回が再起戦となる。西岡戦で負けたことで逆に発奮し、練習に励んでいたがオーバーワークとなり発熱。この日の会見は欠席となった。対戦相手は一度決定していた相手が怪我で欠場となり、現在調整中。

 

鈴木宙樹 ※会見欠席のためノーコメント

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R・延長1R
大谷翔司(スクランブル渋谷)vs庄司啓馬(TEAM TEPPEN)

 

 

 

 

 大谷は4月のRIZINでKO勝ち、7月大会で梅野源治戦でヒジによるカットでTKO負けを喫した。現在は負傷も完治し、今大会で再起を狙う。対する庄司は惜敗が続く中、9月大会で般若HASHIMOTOに判定勝ちし、今回2倍のキャリアを持つ大谷に挑む。

 

大谷翔司
「前回は大きなチャンスを逃がしましたが、これから大谷翔司が上がってくるだろうなと期待感を皆さんが持ってもらえるような試合をしたいと思います。久々にスクランブル渋谷の小倉尚也と一緒の興行で、また11月に千羽さんが復活するのでチームで勝つということを普段以上に考えながら、全員でいい勝ち方をして来年の代々木大会につなげたいと思います。
(対戦相手の印象)正直なところ、物理的に怖いと思う攻撃が1つもないのですが、泥臭く最後まで手数を落とすことなく、ガンガン来るとてもいいファイターだと思います。
(どういう試合をしたいか)気持ち的の面では負けたくないのですが、もちろん負けない準備はしていきます。そのぶつかり合いになる前に、終わらせようと思います。
(梅野源治での敗戦を経て)特別に梅野選手とやったからというのはないわけではないのですが、過去の自分を振り返った時に敗戦の後に大きく成長している部分があります。もちろんもう負けたくはないのですが、そのへんも自分自身に期待しています。
(格上の選手との試合が続いている中でこの試合の意味をどう捉えているか)今僕はBLACKルールの方がスタイル的に適していると感じています。KNOCK OUTのベルトが欲しい中で、KNOCK OUTライト級のBLACKのベルトに絞ってやっていきたいと思います。今回この試合をやらせてもらえるのは、3月に向けて試されているというか、ここでいい勝ち方をしてこの試合と合わせて盛り上げられるような活躍ができればいいなと思います」

 

庄司啓馬
「年内最後の試合で強敵が相手ということで、来年の大きな大会のことは考えずに12月に勝つ。これだけを思っていきますので応援よろしくお願いします。
(対戦相手の印象)実績もあってパンチも強くて、とてもいい選手だと思います。あと、割と“しょうじ”対決の方に先行しちゃっています(笑)。
(最近の結果を受けてどういう試合をしたいか)会長、トレーナー陣に教えてもらったことをなかなか試合で出せていないことが多く、前回は10%しか出せなかったので30~50%でも一番は100%出し切れれば、むちゃくちゃいい動きをして強い自分を見せられると思うので、練習してきたことを出す試合をやりたいと思います。何が何でも勝ちにいくので、どういう試合になるかは自分でも分からないので当日のお楽しみでお願いします」

 

 

 

 

■KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
大野貴志(士道館新座ジム)vs古村光(FURUMURA-GYM)

 

 

 

 

 大野は3年ぶりの試合となった前戦となった9月大会の第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝で壱・センチャイジムに惜しくも判定負け。その後、所属ジムの工藤秀和会長から「完全に大野に火が付いたので年内にどこかで試合をさせたい」との要望を受けて今大会参戦となった。対する古村は兄の匡平と共に活躍する佐賀県在住のムエタイ新鋭ファイター。前戦となった7月には大分で強豪ムエタイ選手と引き分けている。キャリアは9戦5勝(4KO)3敗1分。ベテランvs新鋭の一戦の一戦を制すのは!?

 

大野貴志
「若いので元気だなと思います。ただ自分もこの前、試合をして調子を掴んできているので、自分らしい試合をして今度こそ打ち合ってダウンを取りたいと思います。前回は3年のブランクというのが大きかったせいか、自分らしい試合ができなかったので、今回は自分のスタイルがより出せるように頑張って試合したいと思います。
(対戦相手の印象)元気だなと思う。この前試合をして調子を掴んでいるので今度こそ打ち合ってダウン1つでも獲りたい。
(前戦で宮田Pは『火が付いた』と言われていたが)自分の中では燃えていたのですが、負けた選手がどのこうの言ってもしょうがないので、次はちゃんと勝って3月に出してもらえるような熱い試合をしなきゃいけないと思っています」

 

古村光 ※記者会見は欠席のためにノーコメント

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
小倉尚也(スクランブル渋谷)vs加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)

 

 

 

 

 Krushを主戦場にしている小倉は現在3連敗中。クロスポイント吉祥寺、スクランブル渋谷の選手のマネージメントを兼務している宮田Pは「小倉選手とはご縁があってキャリアの浅い時から試合を見てきて、いつもいい試合をするのですが、ここのところ惜しい負けが続いています。ここで小倉選手には刺激が必要かな」と感じたという。現在K-1グループの契約選手の小倉に再起の場としてK-1側とも交渉し、今回『KNOCK OUT』参戦が決定した。対する加藤は8月の『KNOCK OUT』で井熊知也に判定勝ち、10月の試合でも勝利し連勝中。「ガンガン前に出る好戦的なファイターの小倉選手と加藤選手は噛み合うと思います」(宮田P)

 

小倉尚也
「久しぶりのK-1グループのリングではないリングなんですけど、自分は最近結果が出ていなかったので、新しい刺激をもらえるのは非常に嬉しいです。K-1グループの僕が別なリングでいい試合をするのは『KNOCK OUT』の選手にもいい刺激になると思うのでいい試合をしようと思います。
(対戦相手の印象)打撃が得意でK-1グループ向きな選手だと思ったので、打撃勝負になるのかなと思います。自分はしばらく首相撲は縁がなかったので、組んでくることもありえると思うのですが、僕、実は首相撲は得意なので、組んで来たら痛い目を見せてあげようと思います。
(K-1グループで培ってきて今回見せたいものは?)最近ここ6試合だと、僕と試合をした選手がMVP、僕がMVPかベストバウトに絶対になっているので、面白い試合をする自信があります。このリングでもそういうのを見せられたらなと思います。
(K-1とは違う団体に上がることでどういう刺激を得たいか)昔はREBELSにずっと出ていましたが、『KNOCK OUT』は初めてですが一応、古巣という形になります。今回宮田さんから以前からラブコールをいただいてちょっとしつこかったので1戦やろうかなと(苦笑)。宮田さんのK-1グループにもお仕事させていただいて、今回こうやってラブコールをいただいたので非常に嬉しく思います。いい試合で返せたらと思います。
(今回試合をしてどういう刺激を得たいか)Krushのベルトは諦めてないので、打撃のレベルが違うところを見せられたらいいなと思います」

 

加藤和也
「今回誰が見ても文句ない勝ち方で勝って3月の代々木のビッグイベントにアピールしたいと思います。
(対戦相手の印象)右のパンチが伸びてくる。近距離の細かいパンチ、カーフキックとそういうのが上手でバランスの良い選手だと思います。
(最近の結果を受けてどういう試合をしたいか)負けが続いた時は、いい意味でも悪い意味でもキックボクサーっぽい試合をしたというか、元々、僕のバックボーンは伝統派空手なので、伝統派空手の動きの良さを活かした戦いがここ2戦はできるようになりました。そこが結果につながったのかなと思います。次もそういう戦いができたらと思います。今回何が何でも勝って、3月の代々木大会で自分を使いたくなるような試合をして勝ちたいと思います」