2024/05/24
6.23 KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”|バズーカ巧樹インタビュー公開!
「正直レベルが違うが、自分も連敗中。王者として必ず勝つ!」
6・23『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”』の「スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R」で中島玲と対戦するバズーカ巧樹。昨年12月にマルコス・リオスに敗れ、3月のONE初出場ではダウンの応酬の末に惜敗して連敗中のRED現役王者は、元ボクシング王者との対戦に何を思うのか?
── 5月16日のカード発表会見では、中島選手とのやりとりもありましたが、どう思いましたか?
バズーカ どうも思わないですね。特にこれを思ったとかはないです。いろいろ言ってましたけど、口では何とでも言えるんで、当日結果で分からせようかなと思ってます。
── 『KNOCK OUT』への出場は昨年12月のマルコス・リオス戦と、少し間が空きました。そこに代々木第二大会での中島戦のオファーが来て、聞いた時にはどう思いましたか?
バズーカ 正直、全然知らないし、試合映像を見てもちょっと自分とはレベル的にも全然違うとは思ったんですけど、自分は今2連敗してるんで、しょうがないというか。満足な相手ではないですけど、今はこういう負けという結果があるんで、これでもしょうがないって感じですね。
── その連敗なんですが、マルコス・リオス戦は今振り返ると?
バズーカ 最近、本来の自分の戦い方をしてなかったんで、あの試合もそれが敗因になったなという感じですね。
── 具体的には?
バズーカ ただ勝つだけじゃなくて、勝ち方にこだわろうと思って、それを意識しすぎたっていう部分があります。
── 相手のマルコス選手がものすごい勢いで出てきたじゃないですか。それに押された?
バズーカ 自分の中では押されたというのはないし、その前の鈴木千裕戦で速攻でやられたりもしてたので、ああ来ると思ってたので。いきなり突っ込んでくるということも、頭の中には入れてたら実際そう来て、いつもの自分の戦い方をせずに、付き合っちゃったという感じですね。
── 次がタイ、ONEでの試合でした。そちらは?
バズーカ それも最初にダウンを取って、ちょっと気の緩みがあって、本当、油断しましたね。1回目のダウンは。初めてのオープンフィンガーグローブ(OFG)……そこは理由にならないんですけど、勝てる相手に負けてしまったって感じです。普通に勝てるはずだったのに、もったいないことしたという感じです。
── 以前、OFGやUNLIMITEDルールの試合をやりたいと言っていましたが、実際にOFGでやってみて、いかがでしたか?
バズーカ 実際1回やってみて、OFGはけっこう自分に合ってるなと思いましたね。『KNOCK OUT』でも機会があったらやってみたいです。
── さて、今回対戦する中島選手は、ボクシングでチャンピオンにまでなった選手です。本人もパンチで倒すと宣言していましたが、プロボクサーのパンチをどう見ていますか?
バズーカ 彼と僕がボクシングでやったら、それは彼の方が競技としてうまいとかはあるかもしれないですけど、実際キックボクシングでのパンチで負ける気は全くしないですね。だから蹴りで勝つとかじゃなくて、別にパンチでも負ける気はしないですし、キックボクシングの中でのパンチじゃないですか。競技が違うので、その厳しさを分かればいいかなと思いますね、試合で。
── 3月に中島選手がK-1のトーナメントに出た試合は見ましたか?
バズーカ いや、出たっていうのはちょっと聞いたんですけど、見てないですね。失神負けだか何だか、それだけ知ってるって感じです。キャリアとしては、キックボクシングでは1戦だけですよね。そのレベルでは通用しないよということを、口で言っても分かんないと思うんで、当日分からせるというだけですね。
── 代々木第二体育館大会へは、昨年に続く出場になりますが、そこは?
バズーカ 去年は結果としてダメだったので、あの時も自分のダメな部分が出ての負けでしたからね。勝てる試合を負けてしまった。その自分を修正したいですね。会場が大きいからどうこうというのは、正直あんまりないです。
── 単純に、リングから見える景色が広かったり、花道とか演出が違ったりするじゃないですか。そういうのも影響はしない?
バズーカ そうですね、影響はしないです。ただ、すごくいいとは思いますけど、それでどうこう変わる話はないです。
── では今回、代々木第二での中島戦、バズーカ選手にとってのテーマは何ですか?
バズーカ 自分の気持ちとしては、レベルが違うだろって思ってるんですけど、結果が全てで、今自分も負け続けてるので、「王者として負けられない戦い」ですかね。
── 最後はどう勝ちたいですか?
バズーカ 正直、パンチでも蹴りでもどっちでも倒せるんですけど、別にどっちとも決めてないんで。その時の流れで、どちらかで倒します。
── では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
バズーカ 殺気ですね。今回は本当に負けられないという殺気、いつもと違った殺気を見てほしいです。
── 分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
バズーカ巧樹
所属:菅原道場
生年月日:1996年11月16日生
出身:千葉県富津市出身
身長:175cm
戦績:43戦29勝(11KO)11敗3分
初代KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者
初代KNOCK OUT-BLACKライト級王者
元REBELS-BLACKスーパーライト級王者
MA日本スーパーライト級王者