2024/07/16

8.4 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.3|古木 誠也インタビュー公開!

 

 

 

8・4『KNOCK OUT 2024 Vol.3』の「スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK-56.0kg契約/3分3R・延長1R」でサンティアゴ・ペルシバルと対戦する古木誠也。3大会連続出場となる古木は、これが初めての対外国人戦。アルゼンチン王者のサンティアゴを相手に、古木が目論む戦いとは?

 

 

 

 

 

 

──まずは前戦、6・23代々木第二での福田拓海戦を改めて振り返ると?

 

古木 最初にちょっとテンポを狂わされて、やりにくいなと感じてたんですけど、最終的にKOできたし、練習していた左フックが最後に入って、結果的にはうまくいったので、よかったと思います。

 

 

──福田選手とは身長差もリーチ差もありましたが、その点については?

 

古木 身長の高さと、前蹴りもうまく使ってきていたので、最初は懐に入りづらくてやりづらかったですね。でも、入っちゃえば自分の方が強いと思ってはいました。

 

 

──その試合から約5週間で今回の試合が決まりました。これはご自身の希望で?

 

古木 いつもできる限り試合をしたいと思っているし、試合のオファーをもらえること自体嬉しいことなので、6月の試合でケガがなければ8月も出たいとは思っていました。それが実現できてよかったと思います。

 

 

 

 

 

──今回はアルゼンチンのサンティアゴ・ペルシバル選手との対戦となりました。外国人選手との試合は初めてですよね?

 

古木 はい、そうですね。以前から外国人選手とやってみたかったので、すごく燃えてます。楽しみです。

 

 

──相手の印象は?

 

古木 サンティアゴ選手の試合映像はもらってるんですが、まだトレーナーしか見てなくて、今のところは戦績と、アルゼンチン王者だということぐらいしか情報はないです。ただ、トレーナーからは「前に出てくるタイプなので、噛み合うんじゃないか」とは言われています。

 

 

──では、試合について具体的なことはこれからという感じですね。外国人選手についてはどういうイメージですか?

 

古木 何となくですが、体が頑丈で、スネとか拳も硬いというイメージがあります。

 

 

──その点では、空手で鍛えてきた古木選手も負けるつもりはないのでは?

 

古木 はい。だから、自分の持っているもの、自分の打撃がどこまで通用するのかというところが楽しみです。

 

 

──そのほか、試合に向けてテーマにしていることは何かありますか?

 

古木 攻撃を散らしたい。コンビネーションをうまく使いたいということですね。

 

 

──コンビネーションについては、福田戦の前にも話していましたよね。

 

古木 はい。福田戦では、展開的にもコンビネーションらしいコンビネーションは出せなかったので、今度はしっかり出したいという思いがあります。あと、今回の試合では焦らないようにしたいです。福田戦では最初に相手がガッと出てきたり、思っていたよりも懐に入りづらかったりしたので、焦ってしまったので。

 

 

──焦りつつも、最終的に早い時間で倒すところまでいけたのは、何がよかったんでしょう?

 

古木 焦っちゃうと強引に行っちゃうんですよね。今回は結果的にそれがよかったのかもしれないんですけど、自分としてはやっぱり、練習したことを出したくて。周りからも「ヒヤヒヤする」と言われるので、もうちょっと落ち着いて戦いたいです。圧勝というか、完璧に勝つ姿を見せたいと思っています。

 

 

──6月大会で『KNOCK OUT』的にも上半期の総決算的な感じがありましたが、今年はここまでいかがですか?

 

古木 今年はまだ2戦しかできてないですけど、いいイメージでできているなとは思います。下半期は「焦らない」などの課題を克服して、まずは8月の試合で勝って、引き続き練習して強くなりたいです。

 

 

 

 

 

 

──ところで、福田戦のKOボーナスは何に使いましたか?

 

古木 ガチャガチャはやりましたよ。

 

 

──以前から好きだと言っていたガチャガチャですね(笑)。お目当てのものは獲れましたか?

 

古木 もともと動物が好きなんですけど、ガチャガチャで「どうぶつサウナ」っていうシリーズがあるんですよ。その中でゴリラがタオルを振っているフィギュアがあって、それがほしかったんです。3~4回で獲れました。

 

 

──KOボーナスは20万円だったので、だいぶ残りましたね(笑)。

 

古木 残りは貯金しています(笑)。

 

 

──今回の試合は8月4日なので、勝って夏らしいことをやる計画はありますか?

 

古木 夏らしいことは特にないですけど、食べることが好きなのに試合が続いていてあまり食べられていないので、何かおいしいものを食べに行きたいですね。

 

 

──おいしいものというと?

 

古木 焼肉ですかね。あとはラーメンとか、試合が決まっている期間には食べられないものがいいです。この試合の後は少し空くと思うので。

 

 

──海に遊びに行ったりはしないですか。

 

古木 あ、7月の頭にBBQには行きましたね。でもたぶん、それぐらいです。

 

 

──まあいつものように、今回もすぐまた練習再開しそうですしね。リング上に関しても、基本的には変わらずですか?

 

古木 そうですね。どんな相手が来ても勝てるようにやっていくという感じです。今回は初めての外国人なので、自分の力を試せるいい機会だなと思います。

 

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

古木 いつも通りになっちゃんですけど、蹴り技をもっと使って、蹴りからのパンチで仕留めたいです。4月の試合ではけっこう蹴りも出せたんですが、倒すところまではいかなかったので、今回はしっかり倒したいと思っています。

 

 

──分かりました。ありがとうございました!

 

 

プロフィール  

古木誠也

所属:G1 TEAM TAKAGI

生年月日:1996年11月10日生

出身:神奈川県相模原市出身

身長:163cm 

キック戦績:12戦9勝(7KO)3敗