2024/08/30
9.21 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.4|利共インタビュー公開!
9・21『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 Vol.4』の「KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R・延長1R」で百田海愛と対戦する利共。百田とは昨年5月に同じ会場で対戦して判定負けを喫しており、今回はリベンジのチャンスとなった。そんな利共がこの試合で見せようとしているものとは?
──今回、沖縄から初参戦になりますが、これまでの9戦はどの大会での試合でしたか?
利共 3試合が沖縄での試合で、「琉球かきだみし」と「レキオ・バトル」に出ました。それ以外は県外で、福岡のKOSで3試合とBOMの福岡大会、大分のKODO、大阪でホーストカップに出たことがあります。
──では、遠征試合には慣れてるんですね。
利共 そうですね。県外での試合の方が多いし、今回試合をするアクロス福岡も、KOSとBOMで行っていて、今回で5回目になるので。
──では会場にはもう慣れていて、『KNOCK OUT』の大会であるという点だけが違うという感じですね。『KNOCK OUT』にはどういう印象がありましたか?
利共 旧『KNOCK OUT』の立ち上げの頃から見てるんですよ。ヒジありのムエタイルールでやりたいという気持ちが強いので、いずれは出場してみたいなあと思っていました。だから今回は試合が組まれて、うれしかったですね。
──一方、今の『KNOCK OUT』は『REBELS』からの流れで、以前は沖縄の中村広輝選手も活躍していました。
利共 はい、その頃の大会もよく映像を見ていました。そういうのもあって、今回は本当にうれしかったです。
──今回は百田海愛選手と、初参戦同士の対戦となりました。昨年5月、BOM福岡大会の再戦になりますね。
利共 そうなんです。その時は判定で負けてしまったので、今回はリベンジしたいと思っています。
──その時の印象は?
利共 蹴り技が上手な選手だなと思いました。その蹴りへの対応不足が一番の敗因でしたね。今回はそこを強化しつつ、自分の持ち味である蹴りを中心に、ヒジ、ヒザをさらに磨いて臨んでいます。
──その試合は首相撲の展開が多かったですが、百田選手とはタイプ的に似ている?
利共 そうですね。前回と同じことになるわけにはいかないので、今回は気持ちで上回りたいと思っています。前回の反省も生かしつつ、終始圧をかけてプレスして、自分の持ち味を出して勝つという展開にしたいですね。
──今の『KNOCK OUT』も下地奏人選手や漁鬼選手が出場していて、おそらく、関東圏の大会では一番、沖縄の選手が活躍している大会だと思います。今回は福岡大会ですが、そういう点で思うことは?
利共 下地選手とは、一緒に練習することもあるんですよ。年齢は僕の方が上なんですけど、彼はどこまで上がっていけるかという感じなので、練習していて僕の方もモチベーションが上がりますね。僕も『KNOCK OUT』で活躍したいと思っています。
──先ほど遠征には慣れているという話がありましたが、遠征で勝つ、自分の実力を出すという点で大事なこととは?
利共 僕は県内の試合とそこまで違いは感じてないですが、計量後、リカバリーの食事とかは大きいかなと思いますね。何を食べるかは試合会場と自分の体調にもよるので、固形物が食べられる時は計量会場の近くで何か探しますし、そうでない時はゼリー的なものにしたりというのを、トレーナーと相談しながらやっています。
──福岡での試合が多いですが、試合の前か後に必ず食べるものはありますか?
利共 試合後は必ず博多ラーメンを食べますね。「元祖長浜ラーメン」という店に行くことが多いです。やっぱり勝って食べると味が違って感じられるので、今回も勝って味わいたいと思います。
──今回勝って、その先にやりたいことは?
利共 一番多く出場させてもらっているのがKOSなので、まずはそこのタイトルに絡みたいと思っています。もちろん機会があれば『KNOCK OUT』にもこれからも出て、上位陣に食い込んでいきたいですね。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
利共 蹴りから入っていって、距離が近くなった時の首相撲だったり、そこからのヒジ・ヒザを得意としているので、そこに注目してほしいです。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
利共
所属:TOP RUN GYM
生年月日:2001年8月29日生
出身:沖縄県うるま市
身長:170cm
戦績:9戦4勝4敗1分