2024/09/02

9.21 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.4|川野龍輝インタビュー公開!

 

 

9・21『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 Vol.4』の「KNOCK OUT-REDバンタム級/3分3R・延長1R」で村松一樹と対戦する川野龍輝。アマチュア時代も含めて東京以外での試合は初めてという川野だが、実は福岡に縁を感じているところもあるという。それは一体何なのか?

 

 

 

 

 

──8月大会から連戦になりますね。再起戦となった前回の山口悠真戦はいかがでしたか?

 

川野 その前にKO負けしてたので、「しっかりやっていかないとな」って気負いすぎちゃったというか、勝ちにこだわった試合になっちゃいましたね。あと相手も、意外と打たれ強いというか、気持ちが強かったのがあって、倒しに行けなかったですね。

 

──4月の蒔・センチャイジム戦で逆転KO負けを食らった後ということで、慎重になった部分があった?

 

川野 「慎重に」というのが勝ってしまって、倒されないようにガードやディフェンスを強化しすぎたというか、もらわないで勝つことにこだわっちゃったなという感じでした。

 

──それも踏まえて、福岡大会での村松一樹戦は、どう戦おうと思っていますか?

 

川野 今回は急きょ、初のREDルールになってそこがどうなるのかなっていうのは全然予想がつかないんですけど、でも今回はちゃんとアグレッシブに行こうかなと思ってます。

 

──これまで、首相撲やヒジの練習というのはどれぐらいやってたんですか?

 

川野 いや、首相撲もヒジも全然できないです。普段は首相撲の練習あんまりしてなくて、キックボクシングの打撃メインの練習しかしてなくて。ジムの先輩たちとか、ムエタイの試合に出る選手とかはみんなやってるんですけど、僕は普段はちゃんとやってなかったので。今後、REDルールで出る気は正直あんまりないので、今回はちょっと挑戦してみようかなという感じですね。

 

──この試合のために少しやるという感じでもない?

 

川野 やっても1ヵ月できないと思うし、それだとそんなに変わらないと思うので、打撃で倒せるようにという練習をしてますね。

 

 

 

 

──ではスタイルはそのままで対応するつもり?

 

川野 そんな感じです。正直、前回の試合は自分的に動きが全然よくなかったというか、反省点が多かったので、今回はしっかりアグレッシブに打撃で行って、一発ドカーン!とダウンを狙っていきたいです。

 

──以前のようにドカン!と行く準備はもうできている?

 

川野 だからといって、また油断してもらってしまったらヤバいので、今回もしっかり集中して……前回は集中しすぎたので、ちょっとバランスが難しいんですけど、攻めと守りのバランスを保ちながらしっかり倒していきたいです。

 

──相手の村松一樹選手の印象は?

 

川野 僕よりも全然たくさん経験していて、ベテランという感じですね。ヒジとパンチと首相撲には気をつけたいと思います。

 

──その展開には持って行かせたくない?

 

川野 でも、自分のパワーとスピードでやっていけば、そうはならないかなと思ってます。パワーでは負ける気はしないので。例えば自分がミスして、一発もらっちゃったりする方がイヤですね。

 

──これまでプロでの試合は全部後楽園ホールだったと思いますが、今回は福岡大会。気持ち的な違いはありますか?

 

川野 アマチュアの時から、東京以外でやるのが初めてぐらいなので、オファーが来たら何でも出ようと思っていて、九州という話を聞いた時にすぐ「出たいです」ってお願いしました。今回は遠征だしREDルールだし、本当に「挑戦」って感じですね。初めて経験することなので、楽しみもあります。福岡とか九州も行ったことなくて、本当に初めてですし。

 

──福岡にはどんなイメージがありますか?

 

川野 ごはんが全部おいしそうですよね。それと、「川野」っていう苗字が九州から始まったらしくて。

 

──そうなんですか!

 

川野 そこもちょっと面白いなと思ってます。たぶん、親戚もけっこういると思います。

 

──ある意味ルーツみたいな土地ということですね。

 

川野 はい。まあ、今は食べ物がホントに楽しみです。負けたらおいしいメシは食えないと思うので、勝っておいしく食べたいですね。ジムの先輩たちはもつ鍋とか、ラーメンとかもおいしいって言ってたので、食べてみたいですね。しっかり倒して勝っておいしくメシ食って満喫してと。

 

──その先に関してはどう考えていますか?

 

川野 その先もどんどん試合に出ていって、どんどん経験を積んでいって上にのぼっていきたいななと思ってます。今回勝ったら10月大会も出たいなと思ってるので。できるだけ近道というか、最短で上に行けるように、どんどん勝っていきたいです。

 

──では最後に、当日の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

川野 九州の人たちに、アグレッシブで、若いパワーとスピードを見せられたらいいなと思ってます。九州の「川野さん」たちに応援をお願いしたいですね

 

──分かりました。ありがとうございました!

 

 

プロフィール  

川野龍輝

所属:クロスポイント吉祥寺

生年月日:2006年11月10日生

出身:東京都西東京市

身長:166cm 

戦績:4戦3勝(1KO)1敗

KNOCK OUTアマチュア4階級王者