2024/09/02
9.21 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.4|村松一樹インタビュー公開!
9・21『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 Vol.4』の「KNOCK OUT-REDバンタム級/3分3R・延長1R」で川野龍輝と対戦する村松一樹。これまで10戦を経験した35歳は、17歳の川野とは年齢で倍以上の差がある。ムエタイルールで磨いてきた経験と技を引っ提げた村松の意気込みとは?
──今回、『KNOCK OUT』には初参戦になりますが、最初にオファーを聞いた時はどう思いましたか?
村松 『KNOCK OUT』は有名な選手がいっぱいいて、ヒジありルールもあってすごくアグレッシブで面白い団体だなと思っていたので、すごくうれしかったですね。まさか自分が出られるとは思っていませんでした。
──今回の相手は川野龍輝選手です。どんな印象ですか?
村松 若いですけど、アマチュアでもすごく活躍されていて、ジムも有名で、すごくいい選手だなと思います。アグレッシブで気持ちも強くて、テクニックも当然あって、すごくレベルの高い選手だなと思っています。
──今回、『KNOCK OUT』のファンからすると、村松選手のことを初めて見るという方も多いかと思います。得意技やファイトスタイルの特徴を自分で説明すると?
村松 僕はあまりテクニックがある方ではないですけど、気持ちは強い方だと思ってます。パンチがちょっと得意かなとは思ってるので、気持ちで負けずに打ち合うところを見ていただいたらなと思いますね。
──では今回も川野選手を相手に打ち合いに持ち込みたい?
村松 そうですね、テクニックではけっこうレベル差があるとは思うので、とにかく打ち合って、気持ちで負けずにいきたいと思ってます。
──所属のウィラサクレック九州の練習環境はどんな感じですか?
村松 福岡市西区の小戸というところにあるんですが、もともと僕は大分出身で、大分で通ってた道場の先生がウィラサクレック九州の田尻会長の知り合いでして、福岡に行く時に推薦を受けて通うようになりました。今、プロ選手は僕1人なんですけど、かなり実績のあるタイ人トレーナーが常駐してますので、首相撲やヒザなどのムエタイのテクニックを教えてもらってますね。
──そもそも九州って、ムエタイルールがけっこう盛んですよね。
村松 そうですね。たぶんヒジありの大会の方が多いと思います。僕もこれまでの試合は全部ヒジありルールでしたし。
──一方で今回、川野選手は初めてのREDルールです。その点では経験で上回っていると思いますが。
村松 そこを生かしたいという気持ちは、やっぱりありますね。僕はどっちかというと近距離で戦いたいタイプなので、パンチで攻めていって、チャンスがあるならヒジを打っていってというような形にしていきたいです。
──最終的にどう勝ちたいと思っていますか?
村松 やっぱりKOを狙っていきたいですけど、川野選手も強い選手なので、そう簡単にはいかないだろうなとは思っています。あとは試合の流れでとにかくチャンスがあれば、とにかく出ていこうかなと思いますね。
──これまで10戦のキャリアがありますが、福岡以外での試合というと?
村松 大分のKODOで3試合ぐらいは出させていただいています。それ以外の7試合は福岡のKOSですね。
──では、今回の会場であるアクロス福岡も慣れている?
村松 そうですね。4試合ぐらいは出たので、そこは不安はないです。
──今回は『KNOCK OUT』の大会ですが、その点では「ホーム」ですよね。そこで東京の選手を迎え撃つという図式だけに、負けられないという気持ちは強いのでは?
村松 そこはやっぱり、ちょっと意識はありますね。ただ僕は、あんまり意識しすぎるとよくない方に動いちゃうので、極力考えないようにはしています。応援に来てくれる人もいっぱいいるので、いい試合を見せられるようにしたいですね。そしてもちろん、評価していただけるなら、東京の『KNOCK OUT』の大会でもどんどんやっていきたいなとは思っています。
──では最後に、当日の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょうか?
村松 やっぱりメンタル面、気持ちで負けないつもりです。自分は、年齢はけっこういってますけど、気持ちだけは負けないというところを見てほしいですね。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
村松一樹
所属:WSR九州
生年月日:1988年10月12日生
出身:大分県
身長:161cm
戦績:10戦2勝6敗2分