9・21『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 Vol.4』の「KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R」で中田真佐希と対戦する内田貴大。現在17歳の内田は、5歳からキックを始めてタイでの試合経験も持つ。183cmの高校3年生は、このプロデビューを機に自らのスタイルも変えていきたいという。その意気込みとは？

 

 

 

 

 

──今回の試合がプロデビュー戦ということですが、ネットでアマチュアの試合結果がけっこう出てきますよね。始めたのはかなり前ですか？

 

内田　はい、5歳からずっとMSJでキックをやっています。

 

──今17歳だから、もう12年ということですね。始めたきっかけは？

 

内田　ジムを見に行って、直感で「これだ！」と感じた気がします。そこから、小学1年生ぐらいからKOSのアマチュア大会に出始めました。

 

──アマチュアでの通算戦績はどれぐらいですか？

 

内田　たぶんなんですが、60戦ぐらいで、20何戦か勝ちで20何戦か負けていて10分けぐらい。少し負け越していると思います。

 

──その中では、福岡以外でも試合をしているんですか？

 

内田　ありますね。千葉と岡山と沖縄があって、あと12歳の時にタイに行って1試合やりました。

 

──ではもう経験豊富ですね。これまでの試合で、得意技や得意なスタイルというと？

 

内田　最近は、階級の中でも背が高い方になってきたので、上からの攻撃とかハイキックが得意ですね。蹴りで距離を取っての戦いが得意です。

 

──そんな中で今回、プロデビューを迎えるのはどんな気持ちですか？

 

内田　今回、プロデビュー戦なんですけど、上を目指して、最終的には世界チャンピオンを目指してやっているので、今回も通過点かと思っています。ただ、1回しかないので楽しみたいですね。

 

──そもそもプロとしてやることを意識し始めたのはいつ頃でしたか？

 

内田　中学の後半ぐらいだったんですけど、一時期、ちょっと練習に行けなかった時期があって、復帰した時に代表から「プロになりたいか？」と聞かれて「なりたいです」と答えた感じです。

 

──デビューが『KNOCK OUT』の福岡大会ということになりました。そこについては？

 

内田　KOSデデビューすることになるのかなと思ってたんですけど、デビュー戦からそんな大きな大会に出させてもらうので、「やっぱ俺、運いいな！」と思いました。

 

──では、会場のアクロス福岡にも慣れていますよね。

 

内田　はい。アマチュアで5～6回は試合をしているので、慣れています。

 

──対戦相手の中田真佐希選手の情報はどれぐらい入っていますか？

 

内田　『KNOCK OUT』の公式サイトに出ていることぐらいですね。でもアマチュアの試合では当日に相手が分かるようなことも多いので、そこは関係ないかなと思います。

 

──当日はどんな試合をしてどう勝ちたいですか？

 

内田　デビュー戦でいきなり倒して、『KNOCK OUT』に稲妻を落としたいですね。「この選手、すごいな！」と思わせたいです。そのために、今は蹴り込みを頑張っています。

 

──今回、MSJから4選手が出場しますよね。やはりモチベーションは上がっていますか？

 

内田　はい。全員で勝って、『KNOCK OUT』のファンの人たちに「MSJ最強」というところを見せたいと思います。

 

──内田選手から見た、MSJの良さとは？

 

内田　雰囲気がいいジムだと思います。先輩もみんないい人だし、チームメイトの練習もみんなで見て、「全員で勝とう」という仲間意識がいいところだなと思います。

 

──その中で小さい頃から長くやってきて、ついにプロデビューということなので、周囲からも期待されているのでは？

 

内田　そうですね。期待してもらっていると思うので、その期待に負けないように、インパクトのある試合をしたいと思っています。

 

──今回の試合にあたって、代表からは何か言われていますか？

 

内田　「意識変えてやらんとイカンぞ」と言われてますね。アマチュアの時はそんなにKOが多いタイプではなかったので、自分も意識を変えて、KOで倒せる選手になりたいと思っています。

 

 

プロフィール　　

内田 貴大

所属：MSJ KICK BOXING GYM

生年月日：2006年11月19日生

出身：福岡県大野城市出身

身長：183cm 

戦績：デビュー戦