2024/09/30
10.12 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5|宮本雅大インタビュー公開!
「とにかく気持ちで粘り強く戦うところを見てほしい!」
10・12「MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5」の[KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R]で大谷翔司と対戦する宮本雅大。呉島寿の負傷欠場により、代打参戦が決まった宮本は、東京での試合はこれが初めて。「技術はない」と自分で繰り返すが、急きょの大一番に燃えるその心境とは?
──今回、呉島寿選手の代打という形で『KNOCK OUT』初参戦が決まりました。『KNOCK OUT』についてのイメージは何かありましたか?
宮本 自分の好きな重森陽太選手とかも活躍していて、デッカい大会だなと思っていました。
──ここまで11戦8勝3敗とのことですが、デビューからどの大会での試合が多かったですか?
宮本 2年前にデビューしまして、多いのはホーストカップで4戦させてもらっています。あとは大阪での試合が多いですね。デビュー前にアマチュアでBOMのチャンピオンになって、去年、大阪でジャパンカップキックボクシングのライト級王者になりました。
──『KNOCK OUT』には初参戦なので、ファイターとしての自分を自己紹介すると?
宮本 自分は技術はあんまりなくてですね、泥臭い試合をするタイプです。泥臭く勝負して沸かせるタイプというか。得意技はヒザ蹴りとかですね。
──今回はBLACKルールですが、もともとヒジなしルールの方が多い?
宮本 そうですね。ヒジありは2回ぐらいで、あとはヒジなしです。なのでスタイル的にもBLACKルールの方が合っていると思います。
──さて、今回対戦する大谷翔司選手の印象は?
宮本 すごくアグレッシブで、パンチがとにかく強いイメージです。あの右ストレートは警戒したいですね。
──「ナパームストレート」と呼ばれている右ストレートですね。その相手にどう戦いたいですか?
宮本 パンチに警戒したいので距離を取りつつ、ミドルキックとか前蹴りとかで合わせていきたいですね。粘り強く戦えればと思っています。
──大会名が『KNOCK OUT』ですが、倒すことについては……。
宮本 倒しにいきたいとは思いますけど、相手が強敵なので、なかなか倒すのは難しいかなと思うんですよね。気持ちはKOを狙いつつ、勝負していきたいとは思っています。
──大谷選手が愛媛県出身で、香川県出身の宮本選手とは四国出身対決になりますね。そもそもキックを始めたのは?
宮本 6年ぐらい前ですね。香川から仕事で広島に移った時にハーデスワークアウトジムに入会して始めました。最初はフィットネスぐらいの目的で始めたんですけど、どんどんハマっていってアマチュアから試合を始めて、ジムの人たちからも「プロになってみたら?」と勧められて、プロでやるようになりました。
──ここまで8勝3敗といい戦績で来ていますが、勝てている要因は?
宮本 自分は体がちょっと頑丈で、打たれ強いんだと思うんですよね。そのおかげで、パンチやキックをもらったりしてもあまりダメージを受けず、粘り強く戦えているのが、勝ちにつながっているんだと思います。
──大谷選手もフィジカルが強いことで知られていますが、フィジカル勝負になることも想定している?
宮本 そうですね。ただ、ぶつかり合いというよりは、自分はリーチもあるので、それを生かして距離を取っていきたいと思っています。
──今回は代打参戦ということになりましたが、『KNOCK OUT』への継続参戦も含めて、この先のビジョンは?
宮本 『KNOCK OUT』に継続参戦ができればと思っています。とりあえず目の前の試合に勝たないと始まらないので、ここで勝ってまた呼んでもらえるようになりたいですね。
──今回勝つのに一番必要だと思うことは?
宮本 やっぱり気持ちですね。KOされたらしょうがない、ぐらいの気持ちで、自分からガンガン攻めていきたいです。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
宮本 アグレッシブにいきます。技術とかはあまり見せられないかもしれないですけど、気持ちで戦うところを見てほしいなと思います。
──先ほども出ましたが、そんなに技術に自信がないんですか(笑)。
宮本 (笑)。技術がないから気持ちで勝ってるという感じなので(笑)。関西と比べたら東京の選手はレベルが高いと思うんですけど、とにかく気持ちでは負けないようにしたいと思っています。
プロフィール
宮本 雅大
所属:ハーデスワークアウトジム
生年月日:1994年2月4日生
出身:香川県出身
身長:178cm
戦績:11戦8勝3敗
BOM67キロチャンピオン