2024/11/22
12.1 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.6|福田拓海インタビュー公開!
「チャンピオンと戦って大きな経験ができた。それを生かして圧勝します!」
12・1「MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.6」の[KNOCK OUT-BLACK -57.0kg契約/3分3R・延長1R]で遊羅と対戦する福田拓海。6月の代々木第二大会では現チャンピオンの古木誠也との対戦が実現したが、1RKOという結果に。福田がそこで掴んだもの、それを経て今回、見せようとしているものとは?
──6月、代々木第二大会の古木誠也戦以来の試合になります。あの試合を今、振り返ると?
福田 そうですね、率直に悔しかったっていうのはあって。でも、すごいいい経験をさせてもらったなっていうのも思いました。
──5戦目で現役チャンピオンとの対戦だったわけですが、力の差についてはどう感じましたか?
福田 やっぱり結果だけ見ると、1RKO負けなので、かなり差があったと思われそうですけど、僕の手応えからすると、そんなにすごい差があるわけではないなというのを、少し感じました。最初は、距離を取って自分の攻撃を当ててくっていう作戦で、それが最初はうまくハマったので、それをもう少し続ければよかったというのもありますけど、でもそういった手応えはけっこうありました。
──逆に強いなと感じた部分というのは?
福田 最初に僕がパパンと当てたら、ちょっと焦ったりすると思ったんですけど、そこで焦らなくて、いつも通りの古木選手のスタイルで、すごく落ち着いて戦ってるように見えたのが、すごい経験値の差があるなと思いました。そういう余裕があったのかなと。
──負けた後は、しばらく引きずりましたか?
福田 そうですね。今年から55kgに落として、年内に古木選手とやれるぐらいまでになれればみたいな目標が自分の中にあったんですけど、今年の2戦目でその古木選手とやることになったので、飛び級だとは思うんですけど、それで負けて「次はどこ目指そうかな……」みたいなことは思いましたねうん。
──あの試合から5ヵ月ちょっと空きましたが、ダメージとかですか?
福田 いえ、別にそういうわけではなくて、タイミング的な問題ですね。練習はコンスタントにしていたので、いつでも呼ばれてもいいようにはしていました。
──今回対戦する遊羅選手の印象は?
福田 僕より若くて、僕より試合の数をこなしている選手だなと思いました。試合映像は少ししか見てないんですけど、特に何も思わなかったというか。勢いがあるなとは思いましたけど。
──今回57kg契約ですが、今後の階級はどう考えていますか?
福田 今回はオファーに合わせたという感じなんですけど、そこもちゃんとは決めてないんですけど、負けた相手にはやり返したいと思っています。
──では今回の試合は、どう戦ってどう勝ちたいですか?
福田 前回、代々木でチャンピオンと戦うという、けっこう大きい経験をさせてもらったので、その経験を生かせるような戦い方をしたいです。僕も負けてからずっと練習してなかったわけじゃないので、そこで成長できたところを見せて、必ず倒して勝ちたいなと思いますね。
──ここで勝って来年につなげたいと。来年、具体的にはどうしたいですか?
福田 もちろんKNOCK OUT-BLACKのチャンピオンを目指したいなと思ってます。階級のことはもうちょっと考えますけど。
──実際、55kgに落としてから、練習とか減量、試合での動きというのはどうですか?
福田 特には変わらないというか、別に動きにくいとか疲れやすいとかも全然なくて、別に55kgでもできるなというのはあります。
──今回の試合にあたっての、一番のテーマは?
福田 テーマはもう、圧倒して勝つことですね。最近は基礎の部分、パンチの打ち方とか蹴り方がちゃんと分かってきたというか、体に合ってきたのかな、練習をやってて思うんですよね。そういうところも出していきたいです。
──所属のクロスポイント大泉は、相変わらず選手がどんどん出てきてますよね。ジム内での刺激もいろいろ大きいのでは?
福田 アマチュアとかでもちゃんと勝ってくる子が多くなってきて、みんな結果を出してきてるんですよね。それを見ていると、自分も頑張らないとなと思いますね。負けられないなと。
──ジム内でも、気を抜いてると、すぐ追い抜かれちゃうぞみたいな雰囲気がありますか?
福田 それはありますね。練習してないやつはどんどん置いてかれるというか。
──ちなみに練習熱心さとか練習量という点では、福田選手はジムでどれどれぐらいのところにいるんですか?
福田 僕の練習量は下から2~3番目ぐらいだと思います。言い訳になっちゃうんですけど、仕事もしているので。乙津陸とか柿﨑瑠とかはインストラクターをやりながら毎日にジムにいますけど、そこに比べたら僕の練習量は全然少ないですから。
──練習嫌いというわけではなくて、理由があると。
福田 練習はキツいから好きというわけではないですけど、やらなきゃ強くならないってことは分かってるので。
──では最後に、今回の試合で特にここに注目してほしいというポイントはどこでしょうか?
福田 僕の倒しにいく姿を見てほしいです。最初からいくので、1Rから見ていてほしいです。確実に仕留めるので。
──わかりました。ありがとうございました!
プロフィール
福田 拓海
所属:クロスポイント大泉
生年月日:1999年7月7日生
出身:東京都練馬区出身
身長:176cm
戦績:6戦4勝(2KO)2敗