
2025/03/24
4.6 KNOCK OUT 2025 vol.2|辰樹 インタビュー公開!
「強い古木選手を倒して、全国区で名前を売ります!」
4・6「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.2」の[KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R]で古木誠也と対戦する辰樹。他団体での勝利を見て、山口元気代表が今回起用した辰樹は、沖縄を拠点として活動している。下地奏人とも対戦経験のある彼は、自分も東京のリングでの活躍を熱望しているという。そんな彼が、この一戦で見せたいものとは?
──沖縄のジムで活動されている辰樹選手ですが、これまで東京での試合は何試合ありましたか?
辰樹 最近は東京の試合が増えて、新日本キックの後楽園大会が2回と、昔、シュートボクシングの花やしき大会に出たことがあるので、3回ですね。初期は沖縄での試合が多かったんですが、あと福岡でも何試合かしています。
──沖縄では2年半ほど前に下地奏人選手とも対戦しているんですね。その下地選手がKNOCK OUTで活躍するようになったのはどう見ていましたか?
辰樹 純粋に、沖縄の選手が首都圏の大きい大会に出て強さを証明できるのはすごいと思ったし、うらやましさもありましたね。僕もきっかけがあれば、すぐ証明できそうなのになあと思っていました。
──そんな中で今回、そのKNOCK OUTに初参戦となりました。決まった時はどう思いましたか?
辰樹 KNOCK OUT出場が決まったことよりも、古木誠也選手との試合が決まったことが僕の中でメチャメチャ大きかったですね。KNOCK OUTは大きな団体なので、チャンピオンを目指すならオイシイ相手だなと思って。
──ただ、今までは古木選手は一つ下のスーパーバンタム級だったので、対戦を想定してはいなかったのでは?
辰樹 ただ、彼がフェザーに上がってくるだろうなと予想はしていたんですよ。彼の試合を見ていて、「フェザー級の選手より強いな」という印象だったので。だから本当に願ってもないチャンスだなと思いました。
──具体的にどういう部分に強さだったり、警戒の必要を感じますか?
辰樹 何と言っても攻撃力の強さですよね。テクニックがあるとかいうのではなくて、しっかり倒しに来るので、その殺傷能力の強さが一番印象的です。
──それに対して、どう対抗していきたいですか?
辰樹 僕も最近は倒す練習しかしていなくて、試合もそこしか考えていないので、倒せる選手を逆に倒してやりたいなと思っています。たぶん、必然的にお互い倒し合う試合になると思うので、どっちの攻撃が先に当たるかというような、スリリングな試合を見せたいなと思っています。
──今回はBLACKルールでの出場ですが、このルールについては?
辰樹 これまでの試合はヒジなしが7割ぐらいなんですよ。新日本キックの大会でも2試合ともヒジなしで出ていて。だから僕としてもBLACKルールでやりたかったので、ちょうどよかったと思っていました。BLACKでもREDでもどちらでも対応はできますけど、BLACKの方が僕の攻撃力が発揮できるかなと思うので。
──ここで勝った先にはフェザー級のタイトルを狙いたい?
辰樹 そうですね。BLACKフェザー級の王座は狙っていきたいと思っています。
──最近は遠征での試合が多くなっているということですが、やはり大変ですか?
辰樹 やっぱり苦労はありますね。一番はやっぱり減量で、体重を落としてから移動になるので、飛行機の中とかもキツいですし、移動時間とかも計算しながら落とさないといけないところが、地元でやるよりは大変ですね。ただ、東京で勝って全国区で名前を売っていきたいので、そうも言っていられないですけどね(笑)。
──名前を売るためにも、ここでインパクトのある勝ち方をする必要がありますね。
辰樹 それはメチャクチャ考えてます。ただ逃げ回ってポイントアウトして勝ってもつまらないだろうし、印象に残らないだろうと思うので、しっかり倒して勝つことだなと。古木選手が強いことはみんな分かっているので、その選手をいい形で倒せたら、インパクトは残せるかなと思います。
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょうか?
辰樹 僕の攻撃のスピードですね。その上テクニックもパワーもあると思うので、それを全部含めた攻撃を見てもらいたいと思います。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
辰樹
所属:Y`ZD GYM
生年月日:1995年7月20日生
出身:沖縄県名護市
身長:168cm
戦績:16戦7勝(3KO)6敗3分
タイトル:IOCインターコンチネンタル フェザー級王者