2025/03/24

4.6 KNOCK OUT 2025 vol.2|古木誠也 インタビュー公開!

 

 

 

 

 

「フリーになって弱くなったと思われたくない。倒します!」

 

 

4・6「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.2」の[KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R]で辰樹と対戦する古木誠也。昨年末の横浜武道館大会では体重オーバーで試合中止となってしまい、今回は保持していたBLACKスーパーバンタム級王座を返上して所属もフリーとなって出直しの一戦となる古木。練習環境も変わった中、階級アップを視野に、フェザー級で戦う古木はこの試合にどう臨んでいるのか?

 

 

 

──12月30日の横浜武道館大会では試合中止になり、驚きました。

 

古木 予定されていた試合が自分の責任で中止になって、大変申し訳ありませんでした。それについては反省しかありません。

 

──そして、保持していたBLACKスーパーバンタム級のベルトは返上となり、所属もフリーということになりました。

 

古木 それも自分の責任を取ってということですね。今は所属していたジムを離れてフリーになって、公民館を借りて練習しています。

 

──練習環境が変わって大変なのでは?

 

古木 いえ……確かにジムではなくなりましたが、サンドバッグがないぐらいで、やることは同じなので、それほど大変になったとは思っていません。それに空手時代も公民館でやっていたので。フリーになったので、負けられないなという気持ちは強いですね。「フリーになったから負けた」と思われたくないので、余計に気合いが入っています。

 

──なるほど。階級はフェザー級に上げるということなんですか?

 

古木 今回の結果次第というところはあります。ただ55kgに落とすのはかなりつらいのは事実で、減量に2~3ヵ月かけないと落ちない状態なんですよ。試合スパンも短いので、フェザー級の方が体への負担も減りますし、パフォーマンスも上がると思います。

 

──フェザー級で試合するための体作りで特にしていることは?

 

古木 特に何か変えているということはありません。通常は65~66kgで、水抜きの幅が減るぐらいです。

 

 

──今回対戦する辰樹選手の印象は?

 

古木 試合映像を何試合か見ました。パンチ主体の選手ではありますが、その試合ではけっこう組んでくるなと思いました。今回はBLACKルールなので組みの展開はないですけど、自分がパンチで突っ込んでいったらクリンチされそうだなという感じがしたので、そこは想定しています。

 

──自分はどういう試合をして、どう勝ちたいですか?

 

古木 フェザー級に上げて初戦だし、絶対に負けられないというのもありますけど、やっぱり倒したいですね。

 

──その部分でも、これまでと変わりはない?

 

古木 基本的なところは変わらないですけど……試合で出るかは分からないですけど、今、右ストレートの練習をけっこうやってますね。公民館でのスパーリングでも手応えはあるので、出せればと思っています。いつもガンガン強引にいっちゃうというか、パワーでなぎ倒すという感じなので、もっとキレイに戦いたいと思っていて。

 

──それはけっこうな意識の変化ですね。

 

古木 そうですね。きっかけとかは特にないんですけど、自分の場合はガンガンいっちゃって、カウンターとかもけっこうもらってしまうので。そういうのはもらわないで、一発で倒せたら理想的だなと思っています。ただ、それで倒すのを狙うというわけではなく、練習でいつもやっているので、自然と出たらいいなと思っています。

 

──いろんな意味で一つの節目になる一戦ではあると思いますが、勝った先に考えていることは?

 

古木 階級を上げるかどうかにもよりますけど、たぶんフェザー級でやっていくことになると思うので、またベルトに絡めるところにまで上っていけたらと思います。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

古木 いつも通りですけど、倒して会場を盛り上げたいと思うので、倒すところに注目してください。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 

 

 

プロフィール
古木 誠也
所属:フリー
生年月日:1996年11月10日生
出身:神奈川県相模原市
身長:163cm
戦績:14戦11勝(8KO)3敗
タイトル:初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者