2025/03/31

KNOCK OUT 2025 vol.2|実穂インタビュー公開!

 

 

「リングに上がったら年齢なんて関係ない。気持ちをぶつけて勝ちます!」

 

 

4・6「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.2」の[KNOCK OUT-BLACK 女子-48.0kg契約/3分3R]でMOMOと対戦する実穂。高3を筆頭に3人の子供の母だという彼女は40歳でのデビュー。しかしクロスポイント大泉からの出陣だけあって、ここまで厳しい練習をこなしてきているという。そんな彼女の意気込みとは?

 

 

 

 

 

──今回、KNOCK OUTの後楽園大会でデビュー戦ということになりました。そこについては?

 

実穂 最高の舞台を用意していただいたなと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

──キックを始めたのはいつだったんですか?

 

実穂 ちょうど5年ぐらい前ですね。私は静岡県浜松市の出身で、その6年ぐらい前に旦那の転勤で東京に来たんです。子供の頃から高校まではスポーツをいっぱいやってたんですけど、こっちに来てからはとにかくこの環境に子供たちを慣れさせなきゃって必死で、全く運動もしてなくて。でもやっぱり、何か動きたいなと思って、フィットネスとして始めたのがキックボクシングだったんですよ。

 

──最初は体を動かしたいという程度だったんですね。

 

実穂 最初はそんな感じで、2~3年ぐらい続けてたらちょっとずつマススパーとかもやり始めて、試合に出てみたいなと思って、最初は1年に2回とかのペースでやってました。それで1回、ワンマッチで応募したのがたまたま相手がいなくて、トーナメントなら出られるみたいなことだったので、ちょっとチャレンジしてみてトーナメントに出て、1回戦は勝って決勝で負けたんですよ。その時に決勝で負けた相手がシュートボクシングの大会でチャンピオンになってたりした選手だったので、「これって頑張ればもしかして、自分もアマチュアでそういうところを目指せるんじゃないか」って思ってそこからたくさん試合をやって練習もガッツリやるようになって、本当にどっぷりハマった感じです。

 

──こんなにハマるとは。お子さんはおいくつなんですか?

 

実穂 一番上が4月から高3で、真ん中が中3、一番下が小6です。

 

──おお、大きいですね。しかもみんな卒業の年(笑)。旦那さんとお子さんたちは、キックをやることにどんな反応なんですか?

 

実穂 好きなことにハマり込んでるので、最近はもう無関心というか、好きにやらせてくれてます。やっぱりケガとかが心配みたいで、プロになるってことは防具もなくなるからリスクも増えるので、そこは心配されてますね。

 

──会場に応援には?

 

実穂 アマチュアの間は全然でしたね。撮った動画を見たりというのはあるんですけど、ほとんど興味ない感じで。今度の後楽園には初めて来てくれるんですけど。

 

──そんな中、3月16日にはプロ興行でアマチュアマッチに出たんですよね。それも含めて、アマチュアでは何戦したんですか?

 

実穂 この前の試合でちょうど30戦しました。去年は17戦、その前の年もけっこうやってて、毎月1試合か2試合ぐらいはやってた計算になりますね。でも負けの方が多くて、12勝17敗1分でした。トーナメントも最初は勝つけど決勝で負けたりで、準優勝がもう3~4回続いてて。

 

──アマチュアではどんな戦いが得意でしたか?

 

実穂 自分はけっこうガツガツ前に出る感じで、相手からパンチをもらおうが、蹴りをもらおうが、ガンガン前に行くタイプです。

 

──プロの試合でもそうしたい?

 

実穂 3分3Rなのと、プロということもあるので、この間の試合からは、自分なりに会長とも話して対策を練って、自分なりにちょっとずつ戦い方の幅広を広げている感じです。

 

──今回は、同じ3月の大会でデビューしたMOMO選手との試合です。試合は見ましたか?

 

実穂 はい。当日会場でも見ましたし、他の試合も動画で見ています。今まで動画見てきたのと、この間のデビュー戦で見たのでは、ちょっと戦い方が変わってきてるなっていう印象はあったんですけど、でもやっぱりNANA選手の娘さんということで、強いなと思います。若さもあるので動きとかも機敏ですし。

 

──自分としてはどう戦ってどう勝ちたいと思っていますか?

 

実穂 行くとこはちゃんと行って、自分では蹴りも得意だと思っているので、それを出しつつ、パンチでも行けたらなと思ってます。

 

──躍進している選手が多い大泉の中で、勝利に向けて頑張っていると。

 

実穂 はい。フィットネス目的で入ったのが大泉で、いいジムに出会えて、会長にも他の選手たちにも会えてよかったなって本当に思います。

 

──今はプロ練にも参加されてるんですか?

 

実穂 そうですね。去年の5月から参加していて、あとアマチュアも含めた選手練にはそれより1年ぐらい前からですね。

 

──では練習相手には事欠かない分、逆にすごく大変なのでは?

 

実穂 大変です(笑)。もう体力的にも、相手が(乙津)陸君とか(柿﨑)瑠君とかだし、夜の選手練だと木村(亮彦)君とか福田(拓海)君とかとかともやるので、会長からは「そこについて行ければ、あの子たちよりパワーのある選手はいないんじゃないか」って言われてます。そこでちゃんと必死に付いていけるようにという感じで。あと会長のミットがホンットに生きて帰れるのかなっていうぐらいで。今日もがっつりミットやってから、ちょっとキッズのインストラクターに入ってたんですけど、もう本当にヤバいです。

 

──では、もう自信は備わっているのでは?

 

実穂 「自信持っていいよ」とは言われてるんですけど……持たないといけないと思うんですけど……って感じです(笑)。

 

──プロになるにあたっての目標などは?

 

実穂 年齢が年齢なので、この年齢からやっていると、世間の人は笑ったり馬鹿にしたりっていうのは少なからずあるし、「その歳から何を目指してるの?」とか言われるので、「見てろよ」ってすごく思ってて。なので、一戦でも多く戦っていたいなって思ってます。でも、応援してくれる人もいるので、それがモチベーションにもなってますね。

 

──年齢で言うと、MOMO選手は半分以下ということになりますが……。

 

実穂 そうなんですよ(笑)。一番上の子より下なので、本当に自分の子供と戦う感じですね(笑)。「若いな」っていうのは本当にあるんですけど、でも、だからこそ負けてらんねえなというのもあるので、リングに上がったら歳なんて関係ないよってところを見せたいと思います。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいというポイントはどこでしょうか?

 

実穂 2日前に40歳になって、新たな挑戦なんですけど、本当に歳は関係なくやってやるぞって思ってるので、そこの気持ちですね。本当に気持ちを込めて相手にぶつかっていくので、それをリング上で見てほしいです。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 

プロフィール  

実穂

所属:クロスポイント大泉
生年月日:1985年3月25日生
出身:静岡県浜松市出身
身長:157cm
戦績:デビュー戦