
2025/04/01
KNOCK OUT 2025 vol.2|チュームーシーフーインタビュー公開!
「王座のためにKNOCK OUTに戻ってきた。勝って栗秋戦を実現させる!」
4・6「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.2」の[KNOCK OUT-BLACK フェザー級/3分3R・延長1R]でチュームーシーフーと対戦する内藤凌太。昨年10月の栗秋祥梧との王座決定戦では判定結果に不満を持ったというチュームーだが、改めて栗秋との再戦を実現させるべく戻ってきた。今回の内藤戦に、彼が持っている思いとは?
──前回、昨年 10 ⽉の栗秋祥梧戦の試合内容について、今、改めて振り返ると?
チュームーシーフー(以下チュームー) 栗秋祥梧選⼿は⾮常に強い意志⼒を持った優秀なキックボクサーです。試合中、何度も重いパンチやキックを⼊れましたが⼀度も倒れませんでした。私は彼をとても尊敬しています。
──判定結果について抗議もされたと伺いました。そこについてはどう思っていますか?
チュームー 正直に⾔って、判定の結果にとても驚きました。もちろん栗秋選⼿は強かったですが、試合では明らかに私が優位に⽴ち、⼤きなアドバンテージを得ていたと思います。審判の皆さんが真剣にあの試合を⾒ていたのかと思ったほどです。判定が不公平だったので、家族や⽀援者、友⼈、多くのファンが⽇本に⾏ってKNOCK OUTに出場すべきではないと提案してきました。しかし、⽇本のエージェントであるCFPの岩熊⽒とKNOCK OUTの皆さんが、審判の公平性については今⼀度きちんと⾒直し、再発防⽌に努めると再三約束してくれたので、安⼼して再びKNOCK OUTのリングに戻ることにしました。
──前回の試合を踏まえ、練習などで考えたこと、強化した部分などは?
チュームー いろいろな部分をじっくり強化してきました。感覚としてはKNOCK OUTに出場していなかったこの期間、また⼀段と強くなったと思いますよ。そして今回の試合までの間に2試合して、両方勝利しました。何もかも万全です!
──今回の対戦相⼿である内藤凌太選⼿の印象や、警戒すべきと思っている点は?
チュームー 内藤選⼿は⾮常に闘志が強くタフな選⼿という印象を持っています。私が最も警戒しているのは彼のプレッシャーです。内藤選⼿はどの試合でも前に出てプレッシャーをかけてきます。しかし私は彼を抑える⽅法を⾒つけています。
──今回はどういう戦いをして、どう勝ちたいと思っていますか?
チュームー 今回は特に決まった戦略は持っていません。状況に応じて対応する構えです。とにかくリラックスしてファイトしようと。試合をKOで飾り、KOボーナスで⺟にプレゼントを買ってあげたいですね。⺟はいつでも裏⽅で私をサポートして励ましてくれていますから。
──以前にも「まだ⾒せていない技がある」というお話をされていましたが、今回、特に⽤意しているものはありますか?
チュームー もちろんまだ⾒せていない武器はたくさんありますが、適切なチャンスがなければそれを披露することはできません。もしチャンスがあれば必ず出します!
──栗秋選⼿との再戦はいつ⾏いたいと思っていますか? それを実現させるために、今回必要だと思っているものは?
チュームー まずは4月6日の試合をパーフェクトに戦い、少し休息をして次戦のことを考えたいと思います。しかし、⼀つだけ確かなことは、すでに明⾔している通り、私はKNOCK OUTのチャンピオンベルトを獲得するために戦っている、ということです。だから私はそれを諦めずに、今年もチャンピオンベルト獲得の⽬標に向かって突き進んで⾏きます!
──栗秋選⼿への勝利以外で、今やりたいこと、⽬標にしていることは?
チュームー そうですね。まずはKNOCK OUTチャンピオンとなり、それからKNOCK OUTを代表して⽇本や世界のビッグイベントでファイトしてKNOCK OUTに栄光をもたらしたいです! なぜなら、今や私はKNOCK OUTの契約選⼿であり、KNOCK OUTファミリーの⼀員だと思っています。ですので今後も努⼒してこのファミリーにエキサイティングな試合を届けていきたいです!
──内藤選⼿にメッセージをお願いします。
チュームー お互いにしっかりと準備をして、ファンの皆さんに4月6日、サンデーナイトで最も激烈かつ評価の⾼い試合を⾒せましょう!
──今回の試合で、観客に⼀番注⽬してほしいポイントはどこですか?
チュームー 今回は私の試合だけでなく、採点が公平かどうかにも注⽬してほしいと思っています。
──分かりました。ありがとうございました!
プロフィール
チュームーシーフー
所属:中国/郭強ファイトクラブ/CFP
生年月日:2002年2月12日生
出身:四川省出身
身長:166cm
戦績:33戦27勝(10KO)6敗