
2025/04/05
4.6 MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.2|公式計量・会見レポート
2025年4月6日(日)東京・後楽園ホールで開催されるMAROOMS presents 『KNOCK OUT 2025 vol.2』の前日計量が5日(土)13:30~都内にて行われた。
メインイベントのスーパーファイト[KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R・延長1R]で対戦するKNOCK OUT-BLACKウェルター級王者・中島玲(ハイブリッドアカデミー)は67.45kg、ユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ)は66.75kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
中島は「明日はぶっ倒します」と一言。漫画『NARUTO -ナルト-』好きだというユリアンがNARUTOのキャラクター“うちはオビト”の衣装で登場した姿を見て「相手はNARUTOが好きで、すごくいいなと思いました。ただ、相手はうちはオビトが好きで、僕はうずまきナルトが好きなので、主人公は俺。明日はその通りの結果が出ます」とニヤリ。
そして「最後に勝つのは俺。俺は自分のことを天才だと思ってるし、なおかつ、やることはやってるし、練習してるし、だからどんな相手が来ても俺が勝つというだけ」と自信を見せ、「やっぱり自分にしかできない戦い方で、キックボクシングを知らない人が見ても、この選手はすごいなと思ってもらえる試合を僕は絶対にするんで、それを楽しみにしててください」と力強く意気込みを語った。
また、以前から対戦をアピールしている鈴木千裕が3月30日のRIZINで敗れたことを聞かれると、「彼が試合しているのはMMAで、僕はキックボクサーなので、MMAの試合に関してどう言える立場じゃないんですけど、彼がMMAで負けたからと言ってキックボクシングに泥を塗ったと思っていません。彼がMMAでやると決めた道なので、そこはそこで頑張ってほしいし、キックボクシングは俺に任せとけよという感じです」と鈴木にメッセージを送った。
一方、今回が初来日となるユリアンは「日本に来られて嬉しく思います。明日はまさに日本で試合をする夢が現実になったと思います。明日は新しい歴史を作るために全力を尽くしたいと思っています」と気合い十分。
中島の相手を聞かれると「私は自分の国、そして家族を置いて海外に来ました。なので相手に対して怖さはないし、全ては明日分かると思います」といい、中島のパンチについても「人生の方がどんな攻撃よりも重たいと思っています。どんな攻撃をもらっても立ち続ける、そういう人生の方が大切だと思っています」と独自の考えを語った。
また、今後の目標については「もし今回勝てば、またトレーナーと一緒に日本に戻って、ウクライナスタイルを見せたいと思います」と答え、「日本では、NARUTOで見たような本物のラーメンを食べたいと思います」と余裕を感じさせるコメントを残した。
セミファイナルのKNOCK OUT-BLACK スーパーバンタム級で対戦する森岡悠樹(北流会君津ジム)は54.95kg、乙津 陸(クロスポイント大泉)は54.85kgで計量をパス。
計量時のフェイスオフでは激しく睨み合った後に、乙津が森岡を突き飛ばして、森岡も反撃したために会場は緊迫した雰囲気となった。
怒りの収まらない森岡は「もともと会見でああいうことをやるのを自分は格闘家として好きじゃなかったんですけど、来られたからにはやるし、明日は楽しみになりました。リスペクトを持って試合をしたいと思ったんですけど、クソガキがムカつくので、明日は3Rかけて気持ちをへし折りにいこうと思います」とフルラウンド使って倒すと宣言。
すると、乙津は「相手はグダグダ3Rやるつもりですが、僕は3Rやる気ないんで、2Rぐらいにはリング上で倒してやろうと思っています」と言うと、森岡は「そこはお前、もっとカッコよく1Rでぶっ倒しますと言ってみろよ。何で2Rなんだよ、中途半端なんだよ。来るなら、来いよ、1Rだろ?」と挑発。
乙津は「いいよじゃあ、1Rで」と短期決着宣言に切り替えると、森岡は「俺は3Rでつけてこいつをボコボコにするので、ぜひ楽しみにしてください」と自分の方針は変えないという。
また、お互いの印象を聞かれると、森岡は「身長は小さいですし、下から階級を上げてきた分、体は小さいし、心も小さいので明日余裕だなと思います」といえば、乙津は「相手のことは嫌いじゃなかったんですけど、この前の12月のトーナメントで優勝した後、俺は殴り合い強いぜと言っていたので、そんな弱っちい顎をぶら下げて何言ってるんだよって感じ。明日はしっかり俺のフックでぶっ倒してやろうと思います。明日マジで公開処刑してやろうと思います」とイライラを見せていた。
▼第6試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK フェザー級 3分3R・延長1R
古木誠也(フリー/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)=57.40kg
「明日も盛り上げて勝ちます。
(相手を見た印象)気持ちが強そうなので殴り合いしたいです。
(どういう決着にしたいか)自分ももちろんKOで勝ちます」
辰樹 (Y`ZD GYM/IOCインターコンチネンタルフェザー級王者)=57.45kg
「明日はただ単純に僕のKNOCK OUTデビュー戦というような、しっかりいい勝ちをして、今後につなげたいと思っています。
(相手を見た印象)印象は特にないですけど、お互いにしっかり計量もクリアしてやっと舞台が整ったなという感じでワクワクしています。
(どういう決着にしたいか)確実にKO決着になります」
▼第5試合 KNOCK OUT-BLACK フェザー級 3分3R・延長1R
チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)=57.45kg
「ただいまKNOCK OUT! 皆さん、こんにちは、私はチュームーシーフーです。今回、5回目の来日、5回目のKNOCK OUT出場になります。今回も海外の試合ですが、中国で応援してくれる同胞のために、全力で戦いと思います。皆さんにまたエキサイティングな試合をお見せできるように頑張ります。ぜひ応援してください。
(相手を見た印象)今日初めて内藤選手にお会いして、厳しいトレーニングを積んできた選手なんだろうなという印象を受けました。ただリング上で戦って勝者は1名なので、私が勝者になります。
(事前インタビューでKNOCK OUTのファミリーの一員ということだが、他団体の選手を迎え撃つ気持ちは?)今はKNOCK OUTの契約選手であり、KNOCK OUTファミリーの一員です。これからの試合はKNOCK OUT代表として戦うので、他団体の選手に負けるわけにはいかないと思います。リングの上できっちりKNOCK OUTの強さを見せ付けたいと思います。これを機会に、日本だけではなく今後、世界のイベントに向けてKNOCK OUTの代表としていろいろな大会に出場してこのKNOCK OUTの強さを見せつけたい。そしてまたチャンスがあれば、KNOCK OUTのベルトにまた挑戦させていただいて、KNOCK OUTのチャンピオンになりたいという抱負を持っています」
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/元DEEP☆KICK -55kg級王者)=57.30kg
「シュートボクシングから来ました。明日は強いチュームーシーフー選手と試合ができるということですごく楽しみですし、気合が入って練習してきました。昨日の勝敗予想で98対2、自分が勝つと思っている人が2%という結果を見て、逆にすごく楽しみになりましたので、明日、楽しみにしてください。
(相手を見た印象)凄く気持ちの入ったいい表情をしていて、明日の試合がより楽しみになりました。
(シュートボクシングを背負う気持ちはあるか)やっぱりシュートボクサーとして出場させてもらうので、僕が中途半端な試合をしたらシュートボクシングが舐められると思うので、しっかり勝って、やっぱりシュートボクシングは強いなというのを証明したいと思います」
▼第4試合 KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 3分3R・延長1R
前田大尊(マイウェイジム)=55.90kg
「この大会で一番面白い試合をして倒して勝ちます。
(相手を見た印象)さっき握手を断られたんですけど、僕はこういうのは初めてで、相手も必死なんだなと思いました。
(どういうところを見てもらいたいか)今回KOする戦い方をすごく練習してきて、明日は皆さんに前田大尊の新しい可能性を見せられたらいいなと思います。
(ド派手な髪色のテーマは)親父と兄貴が美容師なんですけど、完全お任せでやらせてもらいました。ちょっと色合い的に煉獄さんに近いので、今回はその情熱を持って戦いたいと思います」
福田拓海(クロスポイント大泉)=55.80kg
「明日も面白い試合をして倒して勝ちます。
(相手を見た印象)髪色がすごいなと。あちと、めちゃめちゃ真っすぐな目をしていたので、すごいなと思います。
(どういうところを見てもらいたいか)ボコボコにしてぶっ倒そうかなと思います」
▼第3試合 KNOCK OUT-RED スーパーフェザー級 3分3R・延長1R
ソンピチャイ・センチャイジム(センチャイムエタイジム)=59.60kg
「今回このKNOCK OUTに初参戦できて、とても嬉しく思っています。それと同時に今回、日本での試合が初めてになりますのですごく嬉しい気持ちがあります。
(相手を見た印象)私のことを優しそうだと言われましたが、確かに怖くないかもしれないです(笑)。明日は全力を出して戦います。そして日本のファンの皆様にソンピシャイという名前を覚えてもらって、愛してもらえるような試合をしたいと思っています。
(どういうところを見てもらいたいか)明日は自分としても見応えのある面白い試合をしたいと思います。どのような形の試合になるにしても、自分としては自分の方から試合を終わらせるという自信は持っています」
優翔(team NOVA)=59.80kg
「まず対戦相手が変わって急遽受けてくれてありがとうございます。変わらず倒しに行きます。
(相手を見た印象)試合のことは関係ないんですけど、ただ単に優しそうだなと思いました。
(どういうところを見てもらいたいか)REDルールが1試合しかないので、REDルールらしい試合をしたいです」
▼第2試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級 3分3R・延長1R
小森玲哉(ONE`S GOAL)=59.90kg
「明日はプレリミナリーファイト第2試合のミサイル雄とともに後楽園にミサイルを落とします。
(相手を見た印象)先ほどの辰次郎選手のコメントを聞いて、人間性がとてもリスペクトできる選手だと思うので、その選手と戦えて嬉しいです。
(どういうところを見てもらいたいか)何ラウンド目にミサイルが落ちるのか注目してほしいです」
辰次郎(Sports 24)=59.75kg
「キックボクシングは自分が有名になるために頑張っているんですけど、それに対して周りの人がいろいろサポートしてくれているんで、そういう人の気持ちも背負って明日は絶対にKOで勝利します。
(相手を見た印象)顔を見て、誠実そうないい人なイメージがしました。僕も誠実なんで、明日は誠実同士で僕が勝利します。
(どういうところを見てもらいたいか)明日は結構しんどい試合になると思っているんですけど、しんどいところを頑張っている僕を注目してください」
▼第1試合 KNOCK OUT-BLACK -54.0kg契約 3分3R・延長1R
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)=53.95kg
「明日は1試合目から自分がガンガン会場を盛り上げて必ず勝ちます。
(相手を見た印象)自分が思っているよりも、身体がこんな大きいんだなという感じです。
(どういうところを見てもらいたいか)自分の2、3年前の動きがまた戻ってきているんだなと印象付ける試合にできると思うので、そこに注目してください」
馬上一樹(フリー)=53.75kg
「明日は第1試合から工藤選手と後楽園ホールを爆発させます。
(相手を見た印象)迎え合った時に、気持ちが伝わってきたなと思いました。だから明日はもう思いっきりやり合って会場を絶対に盛り上げます。工藤選手、本当にこの対戦を受けてくれて感謝してます。ありがとうございます。
(どういうところを見てもらいたいか)蹴りの選手だと思われているんですけど、ちょっとパンチに注目してもらいたいなと思います」
▼プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT – BLACK フェザー級 / 3分3R
佐藤優樹(Katana Gym)=57.35kg
ミサイル雄(ONE’S GOAL)=56.95kg
▼プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACK女子 -48.0kg契約/3分3R
MOMO(エスジム)=47.45kg
実穂(クロスポイント大泉)=47.35kg