「ムエタイの技を見てほしい。ミドルキックを蹴りまくります！」

 

 

5・18「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.3」の［KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R］で茂木豪汰と対戦するKO-KI BRAVELY。大分のBRAVELY GYMから初参戦するKO-KIは、ジムの先輩たちが戦ってきたKNOCK OUTのリングに憧れを抱いてきたという。そんな彼が、初の後楽園での試合に臨む思いとは？

 

 

 

 

 

──KO-KI選手はこれがプロ8戦目ということですが、これまでの7戦はどんな大会に出ていたんですか？

 

KO-KI　地元・大分のKODOが3戦で、あとは福岡のKOSが2戦、それとKINGS CUP、宮崎のOCEANSという大会に出たことがあります。

 

──では、九州以外での試合はこれが初めてということですね。それがKNOCK OUT初参戦ということになったわけですが、オファーを聞いた時はどう思いましたか？

 

KO-KI　自分が格闘技を始めたばかりの時から見ていた団体でしたし、後楽園ホールというのも九州の選手からすると夢の舞台という感じなので、そのお話を聞いてうれしかったですね。

 

──KNOCK OUT自体にはどんなイメージがありますか？

 

KO-KI　最近のKNOCK OUTは勢いがあるなと思いますし、REITO BRAVELY、MASA BRAVELY、MASATO BRAVELYといったジムの先輩たちが戦ってきたリングなので、それに恥じないような戦いをしたいと思います。

 

──初めての東京での試合、後楽園ホールでの試合という点で、緊張したりは？

 

KO-KI　応援やセコンドで行ったこともなくて本当に初めてなので、緊張はやっぱりあるんですけど、そこも踏まえてやるしかないという感じですね。

 

──ホームのKODO以外のリングでも試合されていますが、アウェイという点はいかがですか？

 

KO-KI　そこはあんまり変わらないですね。ホームだろうがアウェイだろうが、やることは変わらないので。自分の力を発揮できるようにするだけです。

 

──KO-KI選手のことを初めて見るお客さんも多いかと思いますが、そういう方たちに自分のことを説明するとしたら？

 

KO-KI　自分は、ムエタイジムに所属しているというのもあるんですけど、「キックボクサー」というよりはムエタイ・スタイルの選手で、ジムにはタイ人の先生たちもいるので、そこで教えてもらったムエタイの技術を見てもらいたいなと思います。

 

──今回は茂木豪汰選手との一戦です。茂木選手の印象は？

 

KO-KI　アグレッシブで、パンチャーな選手かなというイメージですね。

 

──そういう選手に対して、どう戦ってどう勝とうと思っていますか？

 

KO-KI　僕がやることは毎試合変わらないんですが、組んで、蹴ってという、これまでの戦い方を貫いていきたいと思っています。

 

──そのスタイルでここまで7戦を戦ってきているわけですが、今までの自分の試合を振り返ると？

 

KO-KI　自分のスタイルでやれた試合は勝っても負けても満足できているんですが、ヒジにこだわりすぎたりとか、ちょっと色気づいた試合はうまくいかなかった印象が強いので、今まで自分が教わってきた戦いを貫きたいなと思っています。

 

──この先、KNOCK OUTではどうしていきたいですか？

 

KO-KI　これまでジムの先輩たちが築いてきた戦いがあるからこそ、今回の自分のチャンスがあると思うので、次のステップに行けるように、今回の試合で自分をアピールできたらなと思います。全国区でもっと知名度を上げたいという気持ちもあるので。

 

──知名度が上がるというのは、どういう状況をイメージしていますか？

 

KO-KI　自分が格闘技を始めたのは、タイでムエタイを見て、ムエタイという競技に憧れて、タイ人から「お前、ムエタイできるな」と言われるような選手になりたいという思いからなんです。だから知名度を上げると言っても「スターになりたい」とかではなくて、ムエタイという競技を極めて、そういう部分で知られるようになりたいと思っています。

 

──そのきっかけになったムエタイ観戦というのは、いつ頃のことなんですか？

 

KO-KI　22歳の頃なので、もう8年前ですね。タイへの普通の観光旅行だったんですが、その中でラジャダムナン・スタジアムでムエタイを観戦する機会があって。格闘技に少し興味はあって、「やってみたいな」と思っていたところだったので見てみたんですが、一発でハマりましたね。

 

──それまでのスポーツ歴は？

 

KO-KI　中学、高校はサッカーをやっていました。ポジションはフォワードとディフェンス、両方やってました。だからコンタクトスポーツはムエタイが初めてだったんですが、やっぱり奥が深くて。だからこれからも試合を重ねていって、ムエタイを極めていきたいんです。その過程にもいろいろあるとは思うんですけど、最終目標はそこという感じですね。

 

──近い目標みたいなものはありますか？

 

KO-KI　タイトルとかはあんまり考えたことはないんですけど、チャンスがあれば、いつでもやれるようにしたいとは思っています。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう？

 

KO-KI　自分はキックが得意なので、ミドルキックに注目してほしいです。蹴りまくります！

 

──分かりました。ありがとうございました！

 

 

プロフィール
KO-KI BRAVELY
所属：BRAVELY GYM
生年月日：1994年7月7日生
出身：大分県
身長：172cm
戦績：7戦3勝4敗