「蹴りに合わせてバチッとカウンターを当てて勝ちます！」

 

 

5・18「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.3」の［KNOCK OUT-UNLIMITED -61.0kg契約/1R3分・2R2分・3R1分］で江森優惺と対戦する松本飛雅。今回の試合がプロデビュー戦となる松本だが、3月にはアマチュアとして「THE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED 61kgトーナメント」に出場。その際には1RKO負けを喫しただけに、この試合には大きな思いがあるようだ。

 

 

 

 

 

──今回がプロデビュー戦となりますが、3月の常葉では「THE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED 61kgトーナメント」1回戦で平川蓮斗選手と対戦していますね。残念ながらKO負けでしたが、あの試合を振り返ると？

 

松本　自分の実力不足だったなあと思いますね。平川選手が強かったというのも思いますけど。すごいパンチ力でした。かなり悔しかったです。

 

──平川選手の勢いがすごかったですからね。で、松本選手はもともと広島でMMAをやっているんですよね？

 

松本　はい。ただ最初は一般のフィットネス会員みたいな感じで入ったんですよ。最初の頃はボクシングとかキックボクシングを練習していて、柔術も遊びみたいな感じでやっていて。今、ジムに入って7年目なんですけど、3年目ぐらいからMMAの練習を始めました。

 

──ではジムに入ったのは高校生の頃？

 

松本　高2ぐらいでした。そこからアマチュアではボクシングを1戦、キックボクシングを2戦やって、MMAはアマチュア修斗で11試合ぐらい出ました。

 

──それからUNLIMITEDということですね。このルールには抵抗はなかった？

 

松本　そうですね。普段、MMAの試合でも打撃しかやってないので。柔術の練習とかもしてはいるんですけど、試合になったら打撃ばっかりです。打撃が好きだし、その方が勝率が高いなと思っているので、そうなってました。

 

──UNLIMITEDルールの戦いについてはどうですか？　かなり過酷なルールだと思いますが。

 

松本　動きが多くて、やっている側は普通のMMAより疲れるし、過激なルールだなと思うんですけど、見ている側には面白いかなと思います。

 

──ボクシングもキックボクシングもMMAも経験していますが、その中でも一番大変ですか？

 

松本　そうですね、一番大変だと思います。ずっと動いていないといけないので。

 

──今回のプロデビュー戦、江森優惺戦ではどう戦いたいと思っていますか？

 

松本　普段通り戦いたいです。考えすぎると固くなってしまうので、練習通りに戦えたらと思います。

 

──相手の江森選手についての印象は？

 

松本　背が高くて、左の蹴りが強いなと思います。あと右ストレートも長いので、その2つには気をつけたいです。

 

──今回もUNLIMITEDルールですが、勝つために必要だと思うことは？

 

松本　攻める姿勢かなと思います。組んでもすぐブレイクになるところも含めて、組みよりもすぐ打撃になるルールなので、攻める姿勢を持ち続けるのは大変ですけど、勝つにはそこが大事かなと思います。

 

──今後は、プロ選手としてはどうしていきたいと思っていますか？

 

松本　ゆくゆくは、MMAでプロとして活動していきたいと思っていますが、UNLIMITEDも機会があればどんどん出ていきたいです。

 

──後楽園ホールでの試合も初めてですよね。

 

松本　もちろんです。観戦では行ったことがあるんですけど、自分もそこで試合してみたいという憧れがあったので、あんなすごいところでできるというのはうれしいです。そこで勝てたら最高だなと思います。

 

──格闘家としての目標は？

 

松本　今は目の前のことだけ見てる感じなんですけど、KNOCK OUTさんで勝っていって、MMAの大きな団体にも出て、有名になれればと思っています。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう？

 

松本　自分の攻めるところですね。相手は蹴ってくると思うんですけど、そこにパンチを合わせに行くところを見てもらいたいです。バチッと当てるので。

 

──分かりました。ありがとうございました！

 

 

プロフィール
松本 飛雅
所属：パラエストラ広島
生年月日：1998年11月1日生
出身：広島県
身長：173cm
戦績：2025.5.18プロデビュー戦