2024/07/12

MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.3|出場選手発表記者会見レポート

 

 

 

 8月4日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.3』の記者会見が7月11日(木)都内にて行われ、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)が出席した。

 

 

 

 

 6月23日の『MAROOMS presents KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”』で久井大夢との初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座決定戦で敗れ、プロキャリア18戦目にして初黒星を喫した龍聖。今後の去就が注目される中、会見に同席したKNOCK OUT・山口元気代表は「本人からとうしても8月4日に試合したい。8月4日だけでなく、全興行で試合をしたいぐらいの勢いで言われました。言われたばかりなので、対戦相手は何も考えてないんですが、直訴されて今回の発表となりました」と、龍聖の8月大会の参戦を発表。

 会見に出席した龍聖は「6月23日に負けてしまって、本当に悔しくて悔しくてたまらなくて、1日でも1秒でも早く久井にやり返したいし、リングの上で負けたので取り戻すにはリングしかない。早く(久井には)やり返したいし、絶対にリベンジしようと思っているのでそこに向けて動きだしたいと思った」と8月大会参戦の希望理由を明かす。

 改めて、久井戦の敗因について聞かれると「あの日は僕より久井のほうが強かったんじゃないかなと。それに尽きます」という。

 負けた直後の心境については「記憶が飛んでいて覚えてないんです。『これからどうしよう……』と周りには言っていたそうです。勝負事なのでもちろん負けることもありますが、ここでコイツに負けるかと、そういう自分に凄く落胆しました。俺は本当にスターになれると思っていたけれど、なれなかったなと落ち込みました」と振り返る。

 久井との再戦に向けては「格闘技で僕は負けたので、すぐにやらせろと言ってできるものではないので、しっかりまた結果を残したうえで、しっかり勝ち続けて、今年やられたので12月30日にKNOCK OUTがあるのでそこでやり返すのが僕の考えていることです」と、年末に開催が決定している横浜武道館でのビッグマッチでリベンジしたいとする。

 さらに「男なので負けたままでは終われないですし、絶対にやり返してやるって気持ちです。絶対に何回やってもやり返してやろうと思いました」とリベンジに燃える。

「とにかくやるしかない。メソメソしていられない。ずっと負けたことがなかったので、だいぶまだ落ち込んでいます。これまでは大会に出場すれば当たり前でメインに選ばれていて、次は第1試合。負けて全てを失った。そういう残酷な世界ですが、あの日負けた僕が悪いので、今はあのベルトを獲ることだけを考えています。ガムシャラに行くしかない。勝つことはもちろん、僕ならカリスマになれると思っているので、そういう試合をしたい」と再起戦に向けて並々ならぬ意気込みを語る。

 そして、龍聖は「もう一つ、報告があります。60kgのヒジなしのルールで(久井に)負けたので、絶対にやり返すのは同じ階級、同じルールでやると決めています。今僕は57.5kgのチャンピオンですが、今日返上しようと思います。本格的に60kgであのベルトを絶対に獲ると決めました」と、自身が現在保持しているKNOCK OUT-BLACKフェザー級のベルトを返上することを申し出ると、山口代表は受理した。

 

 

 

 

 さらに龍聖は「ベルトもなくなって、ずっと勝っていたけれど全部なくなった気持ちなので、60kgでリスタートします。なので、第1試合でやらせてほしいです。プレリミナリーファイトでやってもいいですし、やるのだったら最初からやりたい」と、第1試合出場を希望。これを受けて、山口代表は「第1試合というのは思ってもいなかったことなのですが」と突然の申し出に困惑しつつ、前向きに検討するという。

 現在調整中とアナウンスされた対戦相手について、龍聖は「負けたので僕がどうこう言える立場じゃないし、デビュー戦の気持ちなので、山口代表とKNOCK OUTの皆さんが考えてくれた相手を倒したい」という。山口代表は「大会まで3週間しかない。いろいろな選手に声をかけて聞いていますが、我こそは、と思う選手には名乗りを上げてほしいです。各団体の推薦でも構わないですし、SNSでも声を上げてもらっても構わない。その中で“おっ”という方がいれば、ぜひ取り入れたい」と龍聖の対戦相手を公募することも発表した。