2024/10/08

10.12 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5|辰次郎インタビュー公開!

 

 

「KOしか考えていません。ここで勝って名前を上げる!」

 

 

10・12「MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5」の[KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R]でアックス斧田と対戦する辰次郎。3戦3勝(2KO)という好成績を引っ提げて『KNOCK OUT』初参戦を果たす辰次郎だが、勝っても負けてもKOの斧田との一戦に、どういう意気込みでいるのか?

 

 

 

 

 

──これまで3戦3勝(2KO)という戦績ですが、どこの大会で戦っていたんですか?

 

辰次郎 デビューが2022年7月、Krush-EXで、1RKO勝ちでした。その次が今年の2月、タイでタイ人の選手を相手に3RKO勝ち、一番最近の試合が7月、KROSS-OVERで判定勝ちです。

 

──デビューは2年前だったんですね。アマチュアでは?

 

辰次郎 だいたいですけど、8戦で6勝2敗ぐらいです。幼稚園から空手をやっていて、17歳からキックボクシングを始めました。地元の大阪では1年ぐらいキックをやっていて、アマチュアも1戦出場しました。2020年1月に上京して、2022年からプロという感じですね。

 

──東京でキックをやるために上京したんですか?

 

辰次郎 いえ、上京したのは何となくで(笑)。関西でプロを目指してたんですけど、「プロにはなれないな」と思っちゃって、一度やめてたんですね。やることがなくて上京して、「好きなことをしたいな」と思って、キックボクシングジムで働き始めたんですよ。そこの会長さんから「まだ若いんだから、キックボクシングでプロになれよ。その方が幸せな人生になるぞ」って勧められて、ちょっとずつ頑張り始めてデビューしました。

 

──では、東京ではインストラクターが先だったというのは、なかなか珍しいですね。デビューしてからは全勝で好調ですが、自分としては?

 

辰次郎 戦績だけ見ると、全部勝ってるので順調ではあると思うんですけど、デビューしてから1年半ぐらい試合をしてなかったので、自分としてはそんなに順調という感じではないですね。

 

──デビュー後にブランクが空いたのは?

 

辰次郎 デビュー後、練習環境に疑問があって、一度ジムをやめたんですね。でもいろいろあってジムに戻させてもらって、再スタートしたので、時間が空いてしまったんです。その後タイで試合したのは契約の関係とかで勘違いしてたのもあって、国外で試合しようということで。

 

──なるほど。3戦と言っても、紆余曲折ありますね。ただ今年も2連勝と勝ち続けていますよね。その理由は?

 

辰次郎 運がいいからだと思います(笑)。練習環境もいいし、先生のおかげもあると思うんですけど、正直、運もあると思ってて。

 

──そこに、空手の経験や蓄積はどれぐらい生きていると思いますか?

 

辰次郎 今はキックボクシングを真剣にやっている感じで、空手の技とかも使ってはいますけど、そこはそんなにベースになっている感じでもないかなと思います。

 

──というところで、今回は『KNOCK OUT』初参戦となりました。『KNOCK OUT』に対する印象は?

 

辰次郎 龍聖選手とかにずっと注目していて、キックボクシングの興行の中で、今一番盛り上がってるなと思っています。そこで僕も活躍して、名前を上げていきたいなと思っています。

 

──今回の対戦相手、アックス斧田選手の印象は?

 

辰次郎 あの振ってくるパンチが強いのかなと思っています。

 

──逆に自分が強みだと思っている武器は?

 

辰次郎 タイミングかなと思います。感覚なんですけど、そこはいいのかなと思っています。

 

──では今回、どういう試合をしてどう勝ちたいですか?

 

辰次郎 KO勝ちしか考えていないです。アックス選手はこれまで勝ちも負けも全部KOということで、KOしかないなと思っています。アックス選手もずっと参戦されて頑張っているとは思うんですけど、勝ち続けているわけではないので、ここで負けてたら先はないと思っていて。しっかり勝って、もっと上の選手とやっていきたいです。

 

──勝って、この先のビジョンは?

 

辰次郎 『KNOCK OUT』さんにも定期的に参戦させてもらいたいと思っているんですけど、勝たないと始まらないので、ここでしっかり勝って、自分を評価してもらいたいです。

 

──今回はBLACKルールですが、基本的にはヒジなしで?

 

辰次郎 そうですね。タイでも試合しましたが、基本的にはヒジなしでやれればという感じですね。

 

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

 

辰次郎 全部ですね。プレリミナリーファイトですけど、そこから注目してもらって、全部見てもらえたらうれしいです。

 

──分かりました。ありがとうございました!

 

 

プロフィール  

辰次郎

所属:Sports 24

生年月日:2000年6月3日生

出身:大阪府出身

身長:175cm 

戦績:3戦3勝(2KO)