2021/03/08

4.25 KNOCK OUT 2021 vol.2|対戦カード発表会見レポート

 

 

 

4月25日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2021 vol.2』の記者会見が3月8日(月)都内にて行われ、第一弾対戦カードが発表された。

 

 

 

◆|KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ
  3分3R・延長1R

 

バズーカ巧樹(王者/菅原道場)vs 大谷翔司(挑戦者/スクランブル渋谷)

 

 

 

 

バズーカは昨年8月に丹羽圭介とのタイトルマッチで勝利しREBELS-BLACK 63kg級王者に。今回対戦する大谷とは昨年12月『REBELS.69』にてノンタイトルマッチで対戦し、3Rにパンチでダウンを奪われて僅差の判定負けを喫した。新王者に輝いた大谷は「次はタイトルマッチでベルトを懸けて再戦したい」とアピールし、4カ月ぶりの再戦でタイトルを懸けてのリマッチが決定した(REBELS消滅のため、REBELS王者は自動的にKNOCK OUT王者に認定されるために今回からKNOCK OUTタイトルマッチで行われる)。

 

会見に出席した大谷は「前回、(バズーカと)試合をして勝ったつもりはありませんし、実際、今回もチャレンジャーになります。バズーカ選手は絶対にリベンジしてやるという熱い気持ちで来ると思うので、そこの気持ちに負けないように僕もベルトに対する熱い気持ちを見せ付けたいと思います。そのぶつかり合いをリング上で魅せられるように最高の準備をしてきます」と力強いコメント。

 

対するバズーカは「今回はしっかり火薬を満タンにしたいと思います。前回負けているので今回必ず倒してリベンジしたい」とバズーカ節で意気込みを語る。

 

前回戦った印象を聞かれると、大谷は「攻撃のリズム、テンポが凄く良く、皆さんが評価しているようにいい選手でした。試合が終わって一言ぐらいしか喋っていないのですが、凄くいいやつオーラが出ていました」と前回のような殺伐したコメントではなく、バズーカを評価する意外な答え。

 

対するバズーカは「粘り強さがあったぐらい」と大谷の印象を言葉少なに語り、敗因については「油断していて、集中力が切れました」と自身に問題があったと明かす。この4カ月間の練習内容については「ずっとやっていることは変わらないのでいつも以上にしっかり仕上げて、100%の自分で挑みたいと思います」と大谷へのリベンジを誓った。

 

続いて、大谷はベルトへの想いを聞かれると「単純にベルトは欲しい。元々、REBELSのベルトが欲しくてずっと狙っていたのですが、REBELSはKNOCK OUTに移行するというので、今はKNOCK OUTのベルトが一番欲しいベルトでした。確実に手にしたい。前回の試合が終わって、増田博正会長を始め、僕を期待している方には厳しいことを言われたのですが、そこを修正して、応援してくれる方々に喜んでいただけるような試合をしたい」とした。

 

 

 

◆|スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK
  (契約ウェイト未定)
  3分3R・延長1R

 

ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs 調整中・後日発表

 

 

 

 

ぱんちゃんは昨年11月『REBELS.67』のMARI戦で勝利したものの拳を負傷したために戦線離脱。ようやく完治したために、今大会での復帰戦が決定した。対戦相手はタイ人を予定しているが、もしタイから来日できない場合は日本人選手も候補に入れているという。

 

5カ月半ぶりの試合が決定したぱんちゃんは「やっと試合ができることが一番嬉しいです。いつ試合ができるか分からない状態が12月から続く中で、2月から拳の状態が良くなって今は9割完治してほぼほぼ打てるようになりました」と拳の回復状態は良好だと話す。

 

対戦相手については「準備期間があれば誰とやっても勝てると思っています。日本人でベルトを持っている選手とやりたいとお伝えしていたのですが、スケジュールが合いませんでした。それ以外の候補選手もいたのですが、私はベルトを持っている日本人選手以外やる必要はないと思っています。勝てる相手とはしたくないので、それだったらタイ人の強い選手を呼んでもらえないですか? とキャリアのあるタイ人の強い選手を希望しました。今は候補を出していただいているので、最低50戦ぐらいやっている本場タイの選手とやり合えたらと思います」と強豪タイ人選手を希望している理由を明かす。

 

現在はパンチの強化のためにボクシング元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志のジム「KOD LAB」に通っているといい、「長い距離は蹴る、近い距離では掴むスタイルでやっていましたが、近い距離で打ち合える技術を身に付けたいと思って行くようになり、パンチはだいぶ変わってきています。教えてもらったことをキックのコンビネーションでどう活かすかを鈴木会長に教えてもらって今は組み立てています。次は蹴りだけじゃないところを見せたい」とパンチに自信を見せている。その他、フィジカルトレーニングや、栄養士を付けて食事管理も徹底し「ケガをしない身体作りをしています。誰よりも絶対に私の方がキックに時間を費やして考えています」という。

 

また、REBELS王者は自動的にKNOCK OUT王者に認定されるためにぱんちゃんはこの日KNOCK OUT-BLACKベルトを抱えて登場し、「持っているREBELSのベルトには申し訳ないのですが、こっちの方がめちゃくちゃ嬉しいです(笑)。KNOCK OUTのベルトには違う良さがあって、持った感じが凄い。こんなカッコいいベルトの団体はありますか? 凄くテンションが上がってます」と満面の笑み。

 

『KNOCK OUT』にはヒジ打ちが認められたREDルールの赤いベルトもあり、そのベルトへの興味について聞かれると「いつかはヒジ打ちありのルールもしてみたいと思います。パンチの時にヒジ打ちもあると脇が空いたりして打ち方が変わったりしてごっちゃになり、私はまだ不器用なのでできません。まず黒のベルトで日本人敵なしになってからヒジ打ちありに挑戦したいと思っています。いつかヒジで斬ってみたいという夢があるので、ベルトも狙っていきたいです」とヒジありルールにも興味を示した。

 

 

 

◆|KNOCK OUT-BLACK フェザー級
  3分3R・延長1R

 

小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)vs 銀次(Next零)

 

 

 

 

今年1月の『REBELS ~New Year Festival~』で小笠原はこれまでの55.5kgからフェザー級の57.5kgに階級を上げ、ヒジ打ちなしのBLACKルールに転向したが、大脇武にダウンを奪われて判定負け。今大会で再起戦となる。その小笠原の相手となる銀次は『REBELS』初参戦。戦績は20戦15勝(6KO)3敗2分。福岡出身で現在は九州のリングを主戦場にし、2月15日には3本目のベルトなるKPKB(九州プロキック)フェザー級タイトルを獲得した。なお、過去に九州で小笠原と同門の栗秋祥梧と2度対戦し、いずれも勝利しているという。

 

会見に出席した小笠原は「ここずっと結果を出せていなくてめちゃくちゃ悔しいので次は絶対に勝ちたい。今は勝ちと結果に凄く飢えています」と並々ならぬ意気込みを語る。

 

対戦相手の銀次の印象を聞かれると「気持ちの強いファイターで、しっかりしたキックのできる選手だと思います」といい「今回は何が何でも勝ちたい。相手の選手も初のリングで何が何でも上がってやると言う気持ちがあると思うので、気持ちと気持ちのぶつかり合いになると思います」と激闘を予告。

 

前戦に続いて地方の選手を迎え撃つカードとなったことについては「自分が日本のトップに立つためには必ず潰さないといけない相手だと思います」とした。

 

なお、会見不参加となった銀次のコメントが届いており、「初めて『KNOCK OUT』のリングで試合ができることを嬉しく思っています。対戦相手の小笠原選手は身長が高くて、手足が長い印象です。会場全体が盛り上がるような試合をしたいです」と意気込みを語っている。

 

 

 

◆|KNOCK OUT-BLACK スーパーバンタム級
  3分3R・延長1R

 

炎出丸(クロスポイント吉祥寺)vs 加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)

 

 

 

 

今年1月の『REBELS ~New Year Festival~』で横野洋に3RTKO負けした炎出丸が再起戦(今回が69戦目)。今大会では、炎出丸希望によりヒジ打ちなしのBLACKルールとなり、8戦4勝(1KO)4敗のキャリアを持つ加藤と対戦する。2選手の意気込みは以下の通り。

 

 

炎出丸

「『KNOCK OUT』出場が決まって素直に嬉しいです。そして僕のキャリア最後の目標が決まりました。BLACKルールでベルトを巻くことです。

 

(対戦相手について)対戦相手のことは分からないですが、気を引き締めてKOを狙いに行きます。

 

(今回どんな試合を見せたいか)僕のスタイルは前に出るスタイルなので、ヒジでカットされてまだ動けるのに止められることが多かった。ヒジ無しルールで生き生きと闘う姿を見せます。

 

(ファンへのメッセージ)まだまだ世の中は落ち着かない状況ですが、ファンの皆様のおかげで僕らはリングに立てています。だからこそ感謝の気持ちを持ってリングに上がります」

 

 

加藤和也

「アマチュアの時から憧れて見ていた舞台で自分が試合を出来て、嬉しい気持ちと楽しみな気持ちです。

 

(対戦相手について)ベルトを獲得していて、凄くキャリアがある強い選手です。

 

(今回どんな試合を見せたいか)大会名の『KNOCK OUT』の名前のとおり、ノックアウトを狙ってアグレッシブに倒しに行きます。

 

(ファンへのメッセージ)『KNOCK OUT』に初出場させて頂きます、シャカリキの加藤和也です。自分のことを知らない人がほとんどだと思いますが、今回の試合を見て、自分のこれからに期待したくなるような試合をして盛り上げますので、ぜひ注目していてください!」

 

 

 

◆|KNOCK OUT-BLACK 女子45.0kg契約
  2分3R

 

川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)vs 井之上弥生(橋本PREBO)

 

 

 

 

昨年12月の『REBELS.68』でプロ初勝利した川島が、3戦3敗の戦績で初勝利を目指す井上と対戦。2選手の意気込みは以下の通り。

 

 

川島えりさ

「これまで『KNOCK OUT』には会見での司会役やYouTubeナビゲーターとして関わってきましたが、選手としてリングに立つのは初めてなので純粋にとても嬉しいです。また、今回は初めて45kg契約で出場します。自身の適性体重だと思うので当日のコンディションが楽しみです。

 

(対戦相手について)試合動画を1つ見させて頂きました。戦績では結果を残せていないものの、とてもアグレッシブさと気迫のある熱いファイターだと思いました。

 

(今回どんな試合を見せたいか)この試合では完勝をテーマに臨みます。前回は持ち前のパンチ力を存分に発揮できず、不完全燃焼な試合内容になってしまいました。その反省から今回は気持ちを前面に出して、熱い気持ちで戦いつつ、テクニックやパワーで負けないファイトをします。

 

(ファンへのメッセージ)見て下さる人や応援して下さる皆様にも熱い気持ちになるような試合をします。沢山の注目と応援宜しくお願い致します!」

 

 

井之上弥生

「まさか自分が『KNOCK OUT』に出場させて頂けると思ってもいなかったので、とてもビックリしています。

 

(対戦相手について)たいへんガッツがあって強い選手だと感じました。

 

(今回どんな試合を見せたいか)今の自分の力を出し切れるように、前に出ていきたいです。

 

(ファンへのメッセージ)皆様の応援を力に頑張ります。よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

<大会概要>

 

◇|名称

『KNOCK OUT 2021 vol.2』

 

◇|日時

2021年4月25日(日)
17:00開場/18:00開始

 

◇|会場

後楽園ホール
https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

 

◇|主催

株式会社 Def Fellow

 

◇|協賛

株式会社FOREST PLANET
マリオンアパレル株式会社
清水工業株式会社
ポノス株式会社
株式会社Tカンパニー
株式会社OFFICE MIRAI
備長炭焼き鳥・駅
セイクリッドフォース株式会社

 

◇|チケット料金

SRS席(最前列)20,000円
RS席      15,000円
S席       10,000円
A席        7,000円
※全席指定/消費税込み
※今大会は新型コロナウイルス感染症対策のため、座席数を制限して販売します。
※当日券は各席とも500円アップとなります。
※6歳未満は入場無料です。ただし保護者同伴で膝上にてご観戦ください。なお小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料となります。

 

◇|チケット発売日

2021年3月19日(金)10:00~

 

◇|オフィシャル先行発売

2021年3月9日(火)10:00~3月18日(木)18:00
『KNOCK OUT』&『REBELS』オフィシャルショップ https://deffellow.stores.jp/

 

◇|チケット販売所

『KNOCK OUT』&『REBELS』オフィシャルショップ https://deffellow.stores.jp/
チケットぴあ https://t.pia.jp/
出場各ジム

 

◇|お問合せ

株式会社 Def Fellow
Tel : 03-6262-3760
Mail : inquriy@knockout.co.jp