2023年4月22日（土）東京・後楽園ホールにて開催される、MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.1』の前日計量＆会見が4月21日（金）都内にて行われた。

 

 

 

▼第9試合　KNOCK OUT-BLACK女子 -49.5kg契約/3分3R・延長1R

 

　メインイベントで対戦するぱんちゃん璃奈（フリー）は49.5kg、ワン・チンロン（台湾/TKBA）は49.0kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 

　計量で初対面したぱんちゃんは「アイドルみたい」といえば、チンロンは「優しくて美しい人だと思いました」とお互いに褒め合う和やかなムードから会見スタート。

 

　警戒ポイントを聞かれると、ぱんちゃんは「試合映像を見たらリーチを使って、当て逃げしているのがあったので、そうさせないで追い詰めようと思います」と言えば、チンロンは「ぱんちゃんは蹴り技が凄いです。ですから特に注意して筋力トレーニングを多くやって、男子選手とスパーリングをしてきました」とお互いに攻略に自信を見せる。

 

　ぱんちゃんは165㎝、チンロンは167㎝あり、2㎝長身のチンロン対策について、ぱんちゃんは「13戦して同じ身長の選手と3回やったことがあり自分はリーチで勝っていました。同じ身長の選手にはフィジカルで圧倒できたので問題ないと思います」と身長差は問題ないという。

 

　チンロンが自信を持っている顔面前蹴りについては「私は顔面前蹴りをされたことがないので、顔面前蹴りをされてみたい」と挑発し、「でも、当てられたら3倍にして返して倒してやりたいと思います」と倍返し宣言。これを受けてチンロンは「私は背の低い相手には慣れています。10年間ボクシングも経験しているので、パンチにも自信があります」と前蹴りだけでなく、パンチにも自信を見せた。

 

　2022年3月12日の喜多村美紀戦以来、約1年ぶりの試合に向けて、ぱんちゃんは「本当に1年間、色々とあったし、一番はファンの方や応援してくださっている方にめちゃめちゃ心配ばかりをかけた1年でした。みんなは『引退する』『戻ってこれない』と思っていたのが当然だと思います。明日リングに立てるのは、自分一人の力ではなく、支えてくれた人、力を貸してくれた人、チャンスをくれた人、100人以上の方が関わってくださったと思うので、その方たちに『やっぱりこの子はリングに戻って来るべきだった』と思ってもらえるような試合を見せられると自分は思い、宮田さんに試合に出させてくださいとお願いしました。明日は圧倒して蹴りで効かせて倒したいと思います」と復帰に懸ける熱い想いを語った。

 

　KO決着の自信を聞かれると、ぱんちゃんは「KOを狙わずKOしたい。パンチは今まで見せてきたので蹴りで効かせたいです。1年ぶりに蹴りで倒せるんだってところを見せます」と蹴りでのKOを予告する。

 

　これまでよりも重い契約体重での試合となるが、「今までより3kg上げましたが、スピードが落ちたイメージはなく、パワーが出るんじゃないかと思っています。体重の幅を広げていろいろな選手と戦いたいので、もうちょっと軽い階級でもやれるので相手次第かなと思っています。まだ今後の体重は何kgでやるかは決めていないです」と階級にこだわず試合をしていきたいとした。

 

　この一戦後には「今年中に世界の舞台で戦いたいことを宮田さんに伝えているので、今回勝って膝の様子を見ながら、夏くらいに世界の舞台に行かせていただきたいと思っています」と海外進出を目標に掲げたぱんちゃん。対するチンロンは「今回の試合に勝って『KNOCK OUT』の看板選手になりたい。宮田さん、お願いします！」と『KNOCK OUT』エース交代劇をアピールした。

 

 

 

 

 

 

▼創世のタイガ presents セミファイナル（第8試合）KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約/3分3R・延長1R

 

鈴木宙樹（クロスポイント吉祥寺）＝62.9kg
「一番おもしろい試合になると思いますし、僕の中ではメインを張るぐらいの気持ちでいるので楽しみに待って下さい。
（対戦相手の警戒しているところ）手足も長いですし、明日はばんばん来ると思うので、蹴りに巻き込まれないようにREITO選手のいいところを潰していこうと思います。
（試合のテーマは？）KOして次につなげたいと思います。スパーをたくさんしてきたり、サウスポー対策をしたり、試合中ガンガン前に出るスタミナも付けてきました。明日見てもらえたら分かります。
（海外の試合を経験して）外国人選手のフィジカルの強さを目の当たりにして、日本人選手が怖くなくなったというのが大きいです。
（ファンにメッセージ）今後『KNOCK OUT』のエースになる僕たちの試合を楽しみにして下さい」

 

REITO BRAVELY（BRAVELY GYM）＝62.8kg
「『KNOCK OUT』ファンの皆さん、お久しぶりです。ライト級戦線を荒らしに来ました。明日は勝っても負けても一番面白い試合をするので期待して下さい。
（対戦相手の警戒しているところ）何度もYouTubeを見てパンチの回転が速くうまく、僕は蹴りの選手なので僕の距離で制して勝とうと思います。
（今回勝って今後の目標）去年の『KNOCK OUT』では衝撃的なKOで勝てました。今回もKOで勝って、『KNOCK OUT』のエースになっていきたい想いは強くあるので、次の試合で見せられたらと思います。
（エースとしてどういう展開をしていきたいか）今回は強い相手なので、僕自身も試合でどうなるか分からないし、一発で倒れたり、一発で倒すこともあります。どっちにしろ、後楽園ホールに来たお客さんがまた試合を見たいと思われる試合をするのがエースの力だと思うので、そういう試合を今後もやっていきたいと思います。
（ファンにメッセージ）試合を見てもらえたら分かるような熱い試合をやっていくので、期待して下さい」

 

 

 

 

 

 

▼第7試合　KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R・延長1R

中島弘貴（LARA TOKYO）＝70.0kg
「調子はいいので、明日は判定決着にならないように全力を出してやるだけです。
（対戦相手の警戒しているところ）一発のパンチがあると思いますが、色んなことを想定して練習してきたので、特に問題ないと思います。
（西川の発言を受けて）3分しか持たないので、それまでに倒せば文句ないのかなと思います。
（前回負けたことを受けて）半年ぶりの試合なので、ちょうどいい休みになって、調子はいいです。
（ファンにメッセージ）お客さんにも自分自身にも納得できる試合を見せようと思います」

 

西川康平（8ball fitness）＝69.9kg
「中島君は強いと思いますが、しっかり会場を盛り上げて一発で沈めるので楽しみにして下さい。
（対戦相手の警戒しているところ）明日考えます。明日は一発で仕留めます。
（以前の会見で3分3R持たないと言っていたが）意外とミットがいっぱいできるようになりました。ミットと試合は違うので、1Rか、2Rかからないと思うので倒したいと思います。
（ファンにメッセージ）体力的も技術的にも中島君の方が上だと思いますが、ノリとセンスは誰にも負けないのでそこに注目してもらって、一発で仕留めるので楽しみにして下さい」

 

 

 

 

 

▼第6試合　KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R

大谷翔司（スクランブル渋谷）＝62.4kg
「明日は過去最強の姿を見せられると思います。明日は自分に勝って、圧倒的な勝利を届けたいと思います。
（対戦相手の警戒しているところ）左右の大振りのパンチを警戒して、圧倒的にぶっ倒します。
（力斗の挑発について）特に気にしていません。僕も絶対に勝てる練習、準備をしてきたので、明日はいい結果が出ると思います。
（手応えは）全部。その中でも攻撃の幅が広がりました。
（力斗の生物学的に強い発言を受けて）僕も生物学的に強いので、面白い試合になると思います。陸上自衛隊の方が強いです。
（ファンにメッセージ）明日は全試合の中で一番スリリングで刺激的で最高な試合をしたいと思います」

 

力斗（TEAM PREPARED）＝62.2kg
「今回初参戦です。カード会見の時に煽って乗ってきてくれなくて、盛り上げる気はあるのかなと。ガッカリしていますが、僕が出れば盛り上がると思うので明日までに完璧にリカバリーして一番盛り上がる試合をしようと思います。
（対戦相手の警戒しているところ）生物的に僕の方が強いと思うので、その時に思った動きで普通に殴りにいこうと思います。
（地方からの参戦ということで自分のどういうところをアピールしたいか）日本一きつい練習をしていると自信を持って言えるので、東京、地方とか関係なく普通にやります。
（生物学的に強いエピソードは？）特にないです。明日の試合を見てもらったら分かると思います。盛り上げる気がなさそうなので、イライラしています。
（ファンにメッセージ）『KNOCK OUT』初参戦でファンもいないと思うので、これからの試合でファンをいっぱい付けようと思います」

 

 

 

 

 

 

▼第5試合　KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R・延長1R

 

乙津陸（クロスポイント大泉）＝52.0kg
「明日は俺の圧勝する試合になると思います。高校も卒業したので、違う乙津陸を明日は見せます。
（対戦相手の警戒しているところ）全体的にムエタイスタイルというのはあります。とりあえず勝ち方はボコボコにできたらなと。
（前回負けて変わっていること）今年3月に高校卒業して、学校に行ってない分、ジムでちゃんと練習してます。違うトレーニングを取り入れたりしてここまで来たので、気合いも違うというのをしっかり皆さんの目に焼き付けてバチバチの試合をしたいと思います。
（ファンにメッセージ）相手はテクニックとかほざいてますが、そのテクニックが出る前に潰そうと思います」

 

優心（NJKF京都野口GYM）＝51.7kg
「『KNOCK OUT』初出場なので楽しんで試合運びができたら、自ずと結果が付いてくると思います。
（対戦相手の警戒しているところ）全体的に何でもできる感じがします。そこの勢いとかを警戒していますが、自分の方が経験値、テクニックはあるのでそこでカバーしつつ、楽しんでいけたらと思います。
（地方からの参戦ということで自分のどういうところをアピールしたいか）テクニック、軽量級のスピードには注目してほしいと思います。
（ファンにメッセージ）相手もやる気みたいやし、自分も勝つ気しかないので明日の試合を楽しみにして頂けたらと思います」

 

 

 

 

 

 

▼第4試合　KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R

 

栗秋祥梧（クロスポイント吉祥寺）＝57.5kg
「明日は俺がボコボコにするだけの試合をします。
（対戦相手の警戒しているところ）手数の多さを特に警戒していません。タイミングが合えば一発で倒します。
（KNOCK OUTvsSBと見られるが団体を背負う意識）特に考えてなかったのですが、勝つのは決まっているので自ずと『KNOCK OUT』の方が強いという証明になると思います。
（相手がスタミナあることについて）真逆ですが大して練習してきてないので、ガツンと心を折ります。
（ファンにメッセージ）俺が一番輝いて一番魅せる試合をするので応援よろしくお願いします」

 

内藤凌太（BELLWOOD FIGHT TEAM）＝57.4kg
「今フェザー級激戦区だと思うので、明日しっかり勝ってそこに名乗りを挙げたいと思います。
（対戦相手の警戒しているところ）パンチも蹴りも何でも倒せる選手だと思って、全部の技に警戒してきました。明日は僕の特徴である手数の多さとスタミナで勝てると思います。
（KNOCK OUTvsSBと見られるが団体を背負う意識）SBの選手は結構他団体に選手に勝っているので、自分も負けていられません。自分はチャンオピオンではありませんが、SBを背負う気持ちで明日リングにに立ちます。おそらく、ファイトスタイルも性格も真逆な選手同士の対戦だと思うので、どっちが勝つのか楽しみにして下さい。
（ファンにメッセージ）栗秋選手とはファイトスタイルも違うので、どっちが勝つのか楽しいにして下さい」

 

 

 

 

 

 

▼第3試合　KNOCK OUT-BLACKウェルター級/3分3R・延長1R

 

松山翔（菅原道場）＝67.5kg
「TaCa選手は10年ぶりの試合と言ってましたけど、その10年ぶりの選手に自分は負けていられないのできっちり勝ちたいと思います。
（対戦相手の警戒しているところ）パンチの選手だと思います。（TaCaの発言を受けて）褒めてくれて嬉しくなっちゃいました。
（以前の試合映像は？）ある程度見ています。パワフルで勢いもあるし、強豪選手にいっぱい勝っているイメージがあります。
（ファンにメッセージ）TaCa選手はベルトを狙ってないと言ってましたが、僕は今でも目指しているのでそういう選手に負けられない。いい試合をするので応援よろしくお願いします」

 

TaCa（キャピタルレイズFG池袋）＝67.3kg
「10年ぶりの試合でどうなるか分からないですけど、試合をするための環境を作って戻ってきました。アラフォーですけどそれを取り返せるぐらいの環境を作って試合に臨みます
（対戦相手の警戒しているところ）YouTubeでたくさん試合を見させてもらいました。ちょっと不器用な感じはしますが、ガツガツパワフルに前に出てくるので飲まれたらマズイなと。僕も下がらずに前に出てバチバチにいこうと思います。
（復帰を決めた理由）六本木のゴミ捨て場で1年ぐらい前にお金稼いで飲んだくれて太ってダサいなと。今回20kg痩せてきました。全然カッコよくない人生を歩んだと思ったので禊だと思います。みんなのでちゃんと頑張る姿を見せるのがトップである証。40歳近くになってもっと成長できる姿を見せるために（復帰しました）。子供が生まれるから引退したんですが、今大きくなった子供の前でカッコいいパパを見せたいというのが一番です。
（復帰して何を目指すか）僕は他のプロ選手とは考え方が違ってタイトルはあまり考えてないのですが、僕は僕であるためにリングに上がりますし、会社を経営しているので頑張れば結果を出せる。それをみんなに見せたいし、僕の仲間にもこんなに変われるところを見せたいと。知らない人に少しでも分かってもらえたらいいかなと。歳を取ったな、元気がなくなったという人にも、もっと頑張れるというところを見せたいと思います」

 

 

 

 

 

▼第2試合　KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R

YUYA（クロスポイント吉祥寺）＝64.9kg
vs
小林丈晃（練誠塾）＝64.5kg

 

 

 

 

 

▼創世のタイガ presents 第1試合　KNOCK OUT-BLACK女子-52.0kg契約/2分3R

松藤麻衣（クロスポイント吉祥寺）＝51.6kg
vs
坂本瑠華（フリー）＝52.1kg→＝51.9kg

 

 

 

 

 

▼プレリミナリーファイト第2試合　KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R

アックス斧田（KIBAマーシャルアーツクラブ）＝59.9kg
vs
羽黒慈夢（クロスポイント大泉）＝59.9kg

 

 

 

 

 

▼プレリミナリーファイト第1試合　KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R

山田青空（GOD SIDE GYM）＝62.4kg
vs
坂根卓弥（クロスポイント吉祥寺）＝62.5kg