2023/06/10

6.11 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.2|公式計量・会見レポート

 

 

 

2023年6月11日(日)東京・後楽園ホールで開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.2』の前日計量が10日(土)都内にて行われた。

 

 

 

 

■ダブルメインイベント第2試合(第7試合)【D.ダイバー presents】スーパーファイト/KNOCK OUT- BLACK -59.0kg契約/3分3R・延長1R

 

メインイベントで対戦するKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(WIVERN)とチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)は共に59.0kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 

5月中旬から2週間、タイで武者修行を行い今回の試合に備えてきた龍聖は「タイでは凄くいい練習が出来て、体調も気持ち的にも凄くいい状態。僕もずっとタイ人に教わっていたので、今回特に何か新しいことを教わったというのはないんですけど、練習量や精神的な部分で得るもがあったり、プロでチャンピオンになって世界トップの選手とスパーリングをして俺の方が全然強いじゃんってことを認識できたことが一番大きいかと思います」と自信にもつながった修行だったと明かす。

 

対戦するチュームーシーフーについては「映像で見るのと同じで、顏の形的にも打たれ強いのかなと。でも同じレベルではないって印象です」と特に問題ない様子。

 

「同じメインで海外の選手とやる(小笠原)瑛作さんに負けない試合をしたいと思います。凄く調子がよく、今まで一番仕上げてきたので明日は一人でも多くの人にみてもらいたい」と自信をみなぎらせていた。

 

一方、初来日のチュームーシーフーは「中国から来たイ族のチュームーシーフーです。今回KNOCK OUTの試合に呼んでいただき大変嬉しく思います」とあいさつし、龍聖の印象を聞かれると「初めて龍聖選手とご挨拶して握手をしました。礼儀正しい選手だと認識しました。背が高いが、明日は試合会場でKNOCK OUTファンの皆さんの前で100%の実力を発揮して、エキサイティングな試合を見せます」と意気込みを語った。

 

スピード、パワー、テクニックの全てを備えた龍聖に何で対抗するのか、と聞かれると「来日前から龍聖選手が強いことは動画を見て知っていました。ですが、中国にも非常に強い選手がいます。私はそういう選手たちと試合してきています。龍聖選手は蹴りが強い選手だと思いますが、自分はそれに勝るテクニックをもって挑みたい。皆さんの記憶に残る試合をします」と静かに闘志を燃やしていた。

 

 

 

 

 

 

■ダブルメインイベント第1試合(第6試合)【D.ダイバー presents】スーパーファイト/KNOCK OUT-REDフェザー級(57.5kg)/3分3R・延長1R

 

もう1つのメインイベントで対戦するKNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)、トンミーチャイ・FELLOW GYM(タイ)は共に57.4kgで計量をパスした。

 

会見で小笠原は「明日は盛り上がる試合はいっぱいありますが、『KNOCK OUT』のエースらしく盛り上がる試合をしたいと思います」と意気込みを語る。

 

トンミーチャイの印象については「映像を見るとライト級とかでもやっていて、実際はもっと体が大きいかなと思ったけど、(計量で)対峙してみたら自分とそんなに差はないかなと」と特に体格差を感じなかったという。

 

どういう試合をして勝ちたいかを聞かれると小笠原は「倒すことが一番分かりやすいのでKOを狙いにいきたいと思います。身体を見たらしっかり作りあげてきているので、彼を舐めてはいません。集中して仕留めにいきたい」と油断することなく仕留めにいくとした。

 

対するトンミーチャイは「自分は以前62kgで戦っていましたが、今回は57kgです。この階級で闘うのは約10年ぶり。明日は『KNOCK OUT』のエースの小笠原選手に絶対勝利したいと思います」と王者狩りに自信を見せる。

 

小笠原は前回の3月大会でルンピニースタジアム3階級制覇のロンナチャイに完勝していることについては「ロンナチャイよりも私は海外での経験という部分で上回っていると思っています。私は日本で5年間過ごしてきて、これまでに日本人3選手に勝ってきて、日本の選手の戦い方も分かっていますし、小笠原選手は私が倒す日本人4人目になると思います」と挑発メッセージを残した。

 

 

 

 

 

 

■セミファイナル(第5試合)KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級挑戦者決定戦/3分3R・延長1R

 

※武蔵vs小倉の勝者は8月6日(日)後楽園ホール大会にて、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者・古木誠也に挑戦する。

 

武蔵(WIVERN)=54.7kg
「明日はしっかり勝つので、皆さん楽しみにして下さい。
(相手の警戒点は? どういう勝ち方をしたいか)警戒するところはないので、自分の技で全部完封したいと思います。
(王座への想い)8月のことしか全然考えていなかったので、しっかり明日勝って8月にしっかりベルトを巻きます。
(勝負飯は?)帰って鰻を食べます。
(勝負飯を食べて明日は自分のどういう強さを見せて最終的にどうしたいか)挑戦権を取ることも自分の方が合っていると思うので、しっかり明日は勝ちます。
(ファンにメッセージ)明日は自分の良いところを存分に発揮するので、楽しみにして下さい」

 

小倉尚也(スクランブル渋谷)=55.0kg
「明日に向けていい準備ができたので、明日はベストバウト賞を持っていこうかなと思います。
(相手の警戒点は? どういう勝ち方をしたいか)やっぱり警戒するのはスピードだと思うので、そこら辺を崩していけたらなと思います。
(王座への想い)8月のことは全く考えていなかったので、明日に全て集中したいと思います。
(武蔵の自信に満ちたコメントを受けて)若いですからね。いいんじゃないですか。勢いがあってその勢いをぶっ潰せばいいなと思っているので明日試合で見せます。
(勝負飯は?)昔は母親が炊き込みご飯を作っていたんですけど、最近は兄が作ってくれるサムゲタンがめちゃくちゃ好きなので、それを食べるのを楽しみにしています。
(勝負飯を食べて明日は自分のどういう強さを見せて最終的にどうしたいか)試合前の作戦部分とかでKO以外は考えたことがなく、そういうところがハズレのない試合につながると思うので、明日も『KNOCK OUT』のリングでそれを出せればなと思います。
(ファンにメッセージ)ハズレのない試合をするのが自分の売りです。明日は『KNOCK OUT』のリングでノンストップクラッシャーを出したいと思います」

 

 

 

 

 

 

■第4試合 KNOCK OUT-REDバンタム級/3分3R・延長1R

 

KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・心直はバンタム級に転向するため、乙津とMASAの一戦の勝者が8月6日(日)後楽園ホール大会にて、KNOCK OUT-REDバンタム級初代王座決定戦にて心直と争うこととなる。

 

乙津陸(クロスポイント大泉)=53.5kg
「自分はバンダム級初参戦なので、そこで一発でかましていこうかなと思います。
(相手の警戒点は? どういう勝ち方をしたいか)相手はめちゃめちゃムエタイスタイルでヒジが上手いのでそこぐらいですかね。あとは俺がしっかりボコボコに殴って仕留めたいと思います。
(王座への想い)自分は1回タイトルマッチを経験していて、次は絶対に落とせないので、とりあえずそこに向かって明日の試合で結果を出して繋げていきたいと思います。
(勝負飯は?)毎回試合前に食っているおばあちゃんの手作りのカツ丼を今日もいただこうかなと思っています。
(勝負飯を食べて明日は自分のどういう強さを見せて最終的にどうしたいか)相手も盛り上げる気満々なので自分もその気は満々なので、明日はしっかり会場を盛り上げてしっかり勝って、8月のタイトルに行こうと思います。
(ファンにメッセージ)明日の試合を見てもらえれば分かりますが、絶対に盛り上げてその流れで必ず倒すので応援よろしくお願いします」

 

MASA BRAVELY(BRAVELY GYM)=53.4kg
「明日は面白い試合をするので応援よろしくお願いします。
(相手の警戒点は? どういう勝ち方をしたいか)対戦相手はとてもスピーディーで、テクニックもあります。先ほど、目を合わせた時に背は少し高めなので、注意する点はあると思います。試合展開はしっかり圧力をかけて前に出て倒しにいきたいと思います。あと、計量パンツも被るという奇跡も起きたので非常に噛み合う試合になると思います。
(王座への想い)王座のことを今は考えていなく、対戦相手のことで頭がいっぱいです。
(勝負飯は?)鰻をMASATO選手と一緒に食べる予定だったんですけど、どうも時間が間に合いそうになくて、今そのことで頭がいっぱいなんですよ。何を食べようか真剣に考えているところです。
(勝負飯を食べて明日は自分のどういう強さを見せて最終的にどうしたいか)今から何を食べるかで強さが変わってくるんですけど、確実に言えるのは明日一番盛り上がる試合になるので、何を食べてもいい。それだけは間違いないですけど、その先が今何を食べるかによって変わると思います。
(ファンにメッセージ)明日は乙津選手と二人で会場を一番盛り上げますので応援よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

▼第3試合 KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R・延長1R

 

栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)=57.5kg
「自分らしい試合をして会場を沸かせます。
(相手の印象。どういう勝ち方をしたいか)相手の印象は特にないですけど、明日は自分のポテンシャルに任せます。
(同じ階級の選手がダブルメインを行うことで意識はしているか)特にないので、今団体のトップの2人が盛り上げてほしいので頑張ってほしいです。(自分が盛り上げたいという気持ちは?)僕が試合をすれば盛り上がると思います。
(ファンにメッセージ)KOするか斬るかで瞬殺します」

 

鮫島大翔(WSRフェアテックス荒川)=57.4kg
「明日はインパクトのある試合します。
(相手の印象。どういう勝ち方をしたいか)相手はパンチが強いと思うので、それに当たらないようにしっかりKOできたらなと思います。
(注目してほしいところ)自分はムエタイのジムなので、ムエタイのテクニックやヒジを見せていければ、と思います。
(ファンにメッセージ)自分はKNOCK OUT初参戦なのでインパクトのある試合をして記憶に残るようにしたいです」

 

 

 

 

 

▼第2試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級/3分3R・延長1R

 

津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)=69.9kg
「今は連敗中で3連敗中なんですけど、ちょっと勝ちに飢えてます。明日は貪欲に何がなんでも勝ちに行きたいと思ってます。
(相手の印象。どういう勝ち方をしたいか)男前だなと。映像を見るとムエタイをしっかりやってくる選手だなと思いました。僕もどっちかというと自分はムエタイスタイルなので、明日はムエタイの試合になるのかな、と思います。
(試合の鍵は?)蹴りがすごい上手な選手だなと思っているので、しっかり蹴りに対応して自分の攻撃もしっかり出していけるかなと思います。あと、僕は長崎出身で、彼は大分出身なので、九州対決でも負けられないと思っています。
(ファンにメッセージ)明日は僕も圧倒して勝とうと思っています。連敗中なので、貪欲に勝ちに行きたいと思っています。あと、明日の大会は軽量級の試合が多く、僕らのスーパーウェルター級が一番重く面白い試合ができると思います」

 

MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)=69.8kg
「今回の試合はヒジあり首相撲ありのムエタイルールなので、ムエタイテクニックで圧倒して勝とうと思います。
(相手の印象。どういう勝ち方をしたいか)相手選手の第一印象は、さっき見たら背が高いなという印象だけです。お互いムエタイベースの選手だと思うので、明日はムエタイの試合になるのかなと思っています。
(試合の鍵は?)前回大会で僕はヒジなしのBLACKルールで出ていたのですが、やはりヒジを出したいという気持ちもあったし、組みたいという気持ちもあったので、今回はREDルールでそれができるので、そういうところも使っていきたいと思います。
(ファンにメッセージ)明日は圧倒して勝とうと思うので、その辺を見ていてほしいです」

 

 

 

 

 

■第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R・延長1R

 

酒井柚樹(TEAM TEPPEN)=51.9kg
「1試合目はメインと同じくらい重要だと思っているので、その役割をしっかり果たして必ず勝ちます。
(相手の印象。どういう勝ち方をしたいか)自分も前回の大会と同じ感じで相手のことを意識はしていましたし、自分も噛み合うと思うので、めちゃくちゃ面白い試合になって盛り上がると思うので、その中でもしっかり自分が倒して勝ちたいと思います。
(プレリミナリーファイトと合わせてスーパーフライ級の試合が揃っていることに関して)最初に井ノ本選手が自分を倒して一気にトップ戦線に行くということを言っていたので、自分はトップ選手にいるのかなと。ここでしっかりいい勝ち方して一気にベルトに自分が近づけたいと思っています。
(ファンにメッセージ)第1試合目の役割をしっかり果たして、明日の大会で一番激アツな展開を繰り広げて必ず勝ちます」

 

井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)=52.0kg
「今回、酒井選手を倒してスーパーフライ級のトップまで行きたいと思います。
(相手の印象。どういう勝ち方をしたいか)酒井選手とは前回の代々木の時から次にやるかもしれないなと思ってたし、試合をしたら噛み合うタイプだと思うので、凄く試合が楽しみです。
(プレリミナリーファイトと合わせてスーパーフライ級の試合が揃っていることに関して)今回プレリミナリーに出ている選手とアマチュアの時もプロでもやったこともあるし、追われているなというのも思います。もちろん自分はずっと上を見ているので、今回、酒井選手を踏み台というか、倒してどんどん上にいきたいと思います。
(ファンにメッセージ)多分、まだ自分のことを知らない人はいっぱいいると思うので、今回の試合をきっかけに自分のことを知ってもらえたらいいなと思います」

 

 

 

 

 

■プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R

 

柿﨑瑠(クロスポイント大泉)=51.7kg
剛大(Y’s glow)=51.8kg

 

 

 

 

 

■プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R

 

竹田哲紳(クレイン)=52.0kg
前田翔太(WSRフェアテックス三ノ輪)

 

前田は体調不良により前日計量を参加することができず、この試合は中止に。前田は失格=不戦敗、公式計量をクリアしている竹田は不戦勝となった。