2023/06/13

6.11 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.2|一夜明け会見レポート

 

 

 

 2023年6月11日(日)東京・後楽園ホールで開催された『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.2』の一夜明け会見が12日(月)都内にて行われた。

今大会の本戦7試合に出場する選手を対象とした【MAROOMS賞(三賞)】が発表された。MAROOMS BEST FIGHTER賞はダブルメインイベント第2試合(第7試合)の龍聖(WIVERN)、MAROOMS BEST KO賞は第7試合の武蔵(WIVERN)が選ばれ、それぞれ賞金10万円が贈呈、MAROOMS BEST BOUT賞はダブルメインイベント第2試合(第7試合)の龍聖(WIVERN)vsチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)が選ばれ、両者には5万円が贈呈される。龍聖は今大会ではダブル受賞となった。

 

 

 

▼ダブルメインイベント第2試合(第7試合)龍聖(WIVERN) ※チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)延長判定勝ち

 

 

キャリア初のダウンを喫したものの、延長判定勝ちを飾った龍聖は「試合はほとんど覚えてないですが、お客さんが最後まで残ってくれて、皆さんの声が凄くパワーになりました」と振り返る。「本当に気持ちで勝ったなと。執念、それだけですね。ダウンを取られるまでは覚えていて、ダウンしてから(記憶が)飛んでいます。試合中で覚えているのは、セコンドでダウンした後に会長がガードを上げて何か言ってるのと、3Rが終わった後に『俺、ダウンしたの?』って言ったこと」というほどのダメージだった。

 

 ダウンを喫したシーンについては「試合では冷静に戦えていて、もう見切れたなというか。どう試合を作って料理しようかなと考えていて、カウンターを取ろうとしたところに予想外のカウンターのカウンターをもらったって感じです。今まではダウンする人の気が知れなかったです。ガードすればしないと思っていたので。自分がするとは思わなかったのでビックリでした」と自らがダウンしたことに驚いたという。昨日は記憶が飛ぶほどのダメージがあったが、今は拳と足、頭が痛い程度で、昨日病院で異常無しと診断された。大事には至らず、次戦へ進めそうだ。

 

 苦戦を経験し、得たことを問われると「ちゃんとガードすること。ただ、やってきたことは間違いなかった。(ダウンで)みんな負けると思ったと思うけど、俺は負けない。俺が龍聖だぞという気持ちです」とコメント。ガードの甘さを見つめ直し、次戦へ望む構えだ。逆転できる馬力の強さもファンへ見せることができた。

 

 ベルト戴冠後は、海外強豪選手との戦いが続く。前戦はラジャダムナンスタジアムの現役王者、今回も中国の強豪選手が相手だった。「日本人と比べて身体が強いです。ペットセーンセーブもそうでした。倒れないのは、海外の選手と試合をして感じることです。もっと冷静になるのと、自分は経験もまだまだ少ないですし、いろいろ積んでいかないといけない。本当に昨日は凄く良い経験になりましたね。格闘技を感じました」と、vs世界で、王者として充実したキャリアを歩んでいる。朝起きて腫れた自身の顔を見て「格闘家っぽいなと。勲章じゃないけれど、清々しい気持ちです」との感想を語る。

 

 

 続けて「初めて“戦った”気持ちになりました。僕の試合はいつも綺麗ですし、この間も激闘でしたが、サッカーとかのゲームのような試合で、ファイトじゃなかったと思いますね。だから今回は初めて戦ったというか。記憶が何もなくて、映像を見たら自分が声を出して向かっていた。自分にそういうことが出来ると思っていなかったし、逆に相手は打たれながらも奇声を発しながら前へ出て来るのは知っていた。でもそれを逆に僕がやっていて、自分はこんなことが出来るんだなと思いました」とコメントも。激闘を演じた自身の姿を映像を見て、多少新鮮さもあったようだ。

 

 最終的に攻略の糸口となったのは、終盤になるに従い効果を発揮したヒザ蹴りだった。チュームーシーフーの前進に対して、ヒザ蹴りのカウンターがヒットし、相手の動きを止めた。「プランはいくつかあって、1つがヒザでした。本能的にそれを覚えていましたね」と当初の作戦から選択して、勝利を手繰り寄せた。

 

 前述の通り、今大会ではMAROOMSから贈られる三賞のうち、ダブル受賞を成し遂げた龍聖。その感想については「嬉しいです。僕の試合はKOじゃなかったけれど、KOじゃなくても本当にお客さんが盛り上がっていたじゃないですか。宮田さんには『龍聖がダウン取られたら面白いでしょう』と言われましたが、選んでもらえて嬉しいし、お客さんあっての興行。覚えてないけれど僕も煽っていて、盛り上がっているのは分かっていて。それが凄く嬉しかったです」と笑顔で語った。最後には「ダメージがあるので、しっかり休んで、今回以上に面白い試合が出来るように頑張ります」とファンへメッセージを送った。

 

 

 

 

 

▼ダブルメインイベント第1試合(第6試合)小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺) ※トンミーチャイ・FELLOW GYM(タイ)に判定勝ち

 

日本のキックルールへ適応力を見せたトンミーチャイを相手に苦戦も、判定勝利を収めた小笠原。「昨日は練習から調子、仕上がりも良くて倒せるという気持ちだったんですが、思った以上に強くて手こずりました。勝つのは当たり前で、お客さんに魅せる試合をしないといけないのでそれが自分の今後の課題です」と試合を振り返る。

 

 苦戦したのは、トンミーチャイの体格とタフネスが理由だとする。さらには「組み力や、前蹴りでも吹っ飛ばなかったのでフィジカルが強かったですね。単純にロンナチャイ選手に比べて身体の大きさを感じました。圧力をフェザー級に上げて初めて感じました」と想定外だったポイントを明かす。

 

 得意のローは初回からトンミーチャイの足を捉えていた。相手のダメージも感じていたというが「スタミナが切れて下がって疲れているのはあったけれど、相手も日本に5年もいるので対策もしている。ローを簡単には当てさせてくれなかったり、いいポジションで組まれたりしました」と連続してローを被弾しないテクニックがあったという。

 

 続けて「ムエタイの試合ってコアな人が観たら面白いと言われているので、難しさもある。強い選手を倒して一般層に伝えていかないと意味がないと思っているので、テクニックとかコア層にだけ伝わる試合じゃなくて、強さがあって一般層も分かる試合をするのが課題。『ダブルメインと言っても結局セミじゃないですか、宮田さん!』と思っていたんですけれど、この流れが見えていたのかなと思って。試合で自分の強さを見せて行ければと思います」とコメント。テクニカルな試合で観客を魅了するREDルールの中でも、一般層に伝わる試合内容を見せていく構えだ。

 

 前回勝利したムエタイ現役MVPのロンナチャイと比較して、トンミーチャイの実力を「身体の強さ、スタミナ、相手の気迫だったり、今回の相手の方が2カ月前から作り込んで来たと言っていた。しっかり作ってきた選手とそうじゃない選手の違い、身体の大きさも含めてトンミーチャイの方が強かったですね」と分析。それでも、攻略できたことについては「2カ月練習してきたと言っても、僕は継続して練習しているので最後はスタミナがあった。スタミナが切れてガクッと落ちた感じがあったので、そこで差を付けられた」と長期戦となった際のスタミナが勝負を分けたとする。

 

 相手のヒジで唇の上を負傷、更にはヒザ蹴りで初回に息が止まったことを明かした小笠原。「スッキリ倒せないのはモヤモヤする。タイ人を倒すのは難しいですが、どんな相手でも倒し切りたい。正直ムチャクチャ悔しいので、倒せなかったこともスッキリしたないです。この悔しさを次につなげたいです」と宣言。次回は強豪相手へKO勝利を見せたいところだ。

 

 宮田充KNOCK OUTプロデューサーは、小笠原の次戦に関して「ロンナチャイともトンミーチャイとも違うタイの選手か国内の選手。それとも海外の選手なのか、マッチメイクを考えていきたい」と語る。宮田プロデューサーのコメントを聞いて、小笠原は「KNOCK OUTが大きくなってきていると思うので、主要選手として僕らで引っ張って、本当に近い将来にもっともっとビッグマッチを毎回開催できるようにしていきたい。選手としてできることをやっていきたいです。僕らに付いてきてもらえればと思います」とファンへメッセージを送った。

 

 

 

 

 

▼セミファイナル(第5試合) 武蔵(WIVERN)※小倉尚也に1RKO勝ち

 

「昨日の試合は練習面では上手くいっていましたが、減量が上手くいっていなくて、普段体重が増えてしまって。筋肉が付いたというよりかは、肉が付いちゃっただけなんですけど、正直不安なところもあったけど、このような勝ち方ができたのでホッとしています。

(不安の話もあったが、試合自体は思うようにできた?)練習通りの動きは出来ました。

(最初のダウンの手ごたえは)効かせたというより、前回の試合と同じで抜けた感じでした。立つとは思いませんでしたね。

(2連続初回KOできたが)どうしても連戦でKOしていると、このままタイトルマッチでもKOできると調子に乗っちゃって、それでやられてしまうとか想像出来ちゃったりするので、冷静に練習していって、タイトルマッチでもいい勝ち方ができたらと思っています。

(試合後のマイクは?)考えたりしているんですけど、試合後になると興奮して、何を言うか忘れてしまって。もうちょっと冷静に話したいです。

(最初にダウンを奪ったパンチはジャブ。想定していた?)左の前蹴りを使いながら、重いジャブを打つことは練習していましたので、その通りできて良かったです。

(小倉のカウンターパンチについては)パンチに対して怖いとかはなかったです。

(激闘派の小倉を相手に逆転される可能性は考えなかった?)特に感じなかったです。もう倒すというのが頭にあって。

 

(キャリアがあって、Krushでも戦ってきた選手を倒せたことについては)特に誰だからとかは関係なくて、しっかり自分の動きをやるだけですね。

(タイトルマッチが決定し、1度勝っている相手だけに自信は?)1回勝ったからといって、油断はせずに古木選手も強くなってくると思うので、自分も油断せずに練習をしていきたいです。

(チャンピオンになってからの展望は)チャンピオンになって、ベルトを持っていて恥ずかしくない試合を今後はしていきたいと思っています。

(ファンへメッセージ)8月は自分が必ずベルトを巻くので、今後の試合だったり、そういう面も含めて楽しんでください」

 

 

 

 

 

▼第4試合 乙津陸(クロスポイント大泉)※MASA BRAVELYに2RKO勝ち

 

「昨日は次期王座挑戦者決定戦で、相手は心直選手に勝っているということでしたが、2RKO勝ちという結果を出せて良かったです。

(1Rは不本意な展開だった?)1R目はもうちょっと見てくるのかなと思っていたけど、圧力強めだったので、ビックリしたというか、回りながら様子を見ましたね。抜け出しても圧力をかけてくると思ったので、ずっとこんな調子で来るのかなと考えていました。会長とセコンドで話していて、もう回って回って蹴って、チャンスがあったら突けと言われていたので、そこを打ち抜いた感じです。

(今回が初めてバンタム級の試合だったことについて)あまり実感はなかったけど、体重も上がって相手の体も強くて、『おおっ』と思いました。

(相手の心直とのやり取り含めて、再戦することについては)去年のタイトルマッチで初めて負けた因縁の相手。絶対倒したいという気持ちがずっとあって、半年練習してきて、意外とリベンジマッチが決まるのが早くてありがたいって感じです。昨日の挨拶で、何言っているか分からない煽りを受けたんですけど、恥ずかしいからやめてくれって感じです。

(試合まで心直の煽りは続くと思うが)彼は俺が12月のままだと思っているので、それは違うぞというのを8月に見せてあげたいと思っています。

(会長がKO勝ちを見て、涙を流していたが)相手は3月に心直選手に勝っているので、その面で心配だったのかな。俺は心配なかったですけど、会長は凄い心配で、緊張が会長から伝わってきていて、練習中もいつもの会長ではないくらいでした。その面でああいう勝ち方ができて、感情が爆発したのかなと。

(心直は事前には漬けてやる、昨日は倒してやると言っていて、どちらを信じる?)たぶんどっちもできないと思います。馬鹿なのかなって。

(次は心直の策略には引っかからない?)策略というか逆に自分の策略でやってやろうかなという感じです。

(ファンへメッセージ)昨日は応援ありがとうございました。8月、こうやってタイトルマッチ決まってすごく嬉しいですが、まだ気が抜けない。これからも練習して強くなるので、応援よろしくお願いします。リベンジマッチなので絶対倒して、バンタム級のベルトは俺が巻きます。もしよかったらインスタのフォローをよろしくお願いします」

 

 

 

 

 

▼第3試合 栗秋 祥梧(クロスポイント吉祥寺)※鮫島大翔に3RKO勝ち

 

「昨日は反省点ばっかりの試合になったと思うし、調整からちょっとミスっているなと、減量も失敗してコンディション的にはあまり良くなかったけど、無事にKOできたと安心していますが、もうヒジありはしたくないです。

(フィニッシュより前で効いた攻撃、手応えがあった攻撃は?)効かされたのは2R目のヒジですね。一発ハイキックが首らへんに当たって効きました。右ヒジが悪くて、考えすぎました。相手がサウスポーで右重視の攻撃になるんですけど、やりにくいと思っていました。

(序盤の攻撃が単発だったのは、ヒジの怪我の影響?)それもありますし、どんな感じで戦ってくるのかというのが一番見ていたところがあります。

(鮫島のミドルが入っていたが)めっちゃ痛かったです。重かったというかずっしり来るミドルでした。

(KO勝ちして、これからはBLACKルールの目標は)やるからにはBLACK(フェザー級)のベルトを目指していこうかなと思うし、昨日のチャンピオンの試合(龍聖)を見たんですけど、僕だったら倒せていたという感覚はありましたね。

(2R中盤から失速したが、立て直せた理由は?)もうバテていたし、ダウン取った時に逃げ切ろうと思ったけど、でも2R目終わって3R目が始まる前に会長が良く見てと言われて、1R目より相手のガードが下がっていて、当たるなという感覚もあって、ここで諦めたらいつもの自分と一緒だなと思ったので、最後まで出し切ろうと。ちょっとだけ頑張ってみました。

(成長への実感は)いや、もう練習はしたくないんで、あまり『成長しました』というと本腰になってしまうので(苦笑)。なんかポテンシャルとか才能でチャンピオンになった選手はいないと思うんで、その枠もありかなと思っています。

(あまり練習しなくても強い選手を目指す?)そうですね。試合前に会長とミット持ってもらっていて、調子よかったけど、今回試合前は会長が休んでしまって不安があったんですけど、僕からしたらちょっと楽な練習でした。

(試合後のマイクでのPRもありましたが?)試合前日の寝る前に勝ったら何を話そうかと考えていて、そういえばKNOCK OUTの新しいジムのことを言おうと思っていて、気楽に考えていたが、KOしたら話すことがなくて話してしまいました。高幡不動は僕のお兄ちゃんが代表をするので、会員さんが増えて、盛り上がってくれたらと思って言いました。

(ファンへメッセージ)練習を頑張りますと言っても、あまり練習しないので、そこそこ頑張ってサクっとベルトを獲って、いい結果で格闘技人生を終えたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

▼第2試合 津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)※MASATO BRAVELYに2RTKO勝ち

 

「3連敗中でしたが勝てて少しホッとしています。クンタップ選手、バス・レンジャージム選手とやらせてもらって、どちらも勝ち星が取れなかったんですけど、タイ人の上手い選手とやって、負けてもそれがいい経験になりました。見せ方だったり、ムエタイの技術を肌で感じることができて、今回の勝ちに繋がったと思います。今回の勝ちを連勝に伸ばしていき、(王者)クンタップ選手まで辿り着きたいと思います。

(1Rにダウンで楽になった?)そうですね。2つダウンは取ったんですけど、あまり手応えがなく『あれ、ダウン取ったんだ!?』と。それから相手の動きも見えて、リラックスしてできたと思っています。

(気持ちが入っていた表情に見えたが)特に自分としては意識していなかったです。いつも通り一生懸命にやっていただけですが、出ていたかもしれないですね。

(KOが久しぶりになるが)ヒジは狙っていて、ジャブが当たっていたので、ジャブの次にヒジを出したら当たると思って、自然と出ました。上手く決められて良かったです。

(ヒジの手応えは?)アピールはONEのリアム・ハリソン選手の真似です。あれで終わるとは思っていなかったです。

(王座挑戦の話もありますが、どう進んでいきたい?)まだ1回しか勝っていないので、連勝してクンタップ選手まで辿り着き、もう1回挑戦したいです。
(ダウンを取ったパターンが2回とも同じだったが?)対戦相手の映像をたくさん見ていて、蹴りを中心に攻めてくるので蹴りに合わせてパンチを狙っていました。

(相手もムエタイスタイルだったが)もっとガンガン蹴ってくるのかなと思っていたんですけど、蹴りが少なかったです。その点に関してはやりやすかったです。

(これから自分のスタイルをどう作り上げたいか)今、所属しているLAILAPSにチャモアペットさんに週1回ミットを持ってもらって、右ミドルのバランスが良くなって、すべての攻撃に繋がっていると実感できています。

(チャモアペットさんにはいつぐらいから?)2、3カ月前です。9冠王は凄いです。

(短い期間で実感できているのは)僕の師匠である石毛(慎也)会長の師匠なので、いろいろ教えていただきたいです。

(ファンへメッセージ)これから連勝を重ねて、クンタップ選手の持つベルトまで辿り着きたいので、応援よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

▼第1試合 酒井柚樹(TEAM TEPPEN)※井ノ本航希に判定勝ち

 

「素直に昨日は嬉しかったです。リラックス、解放されてこうやってインタビューされるのが初めてなので、いい感じです。

(カーフキックが有効だったが、事前から考えていた?)いくつか考えている中の1つでした。様子見ながら当てて、良い感じだったと思いました。

(相手が前に最後まで来たが?)全体的に攻撃は見えていたのかなと思います。自分も下がらせていた部分もあって、映像で見て(相手が)前に出てくるタイプだったので、逆に下がらせたら嫌かなと思って、リング上で判断しました。

(落ち着いて試合ができた?)ところどころセコンドの声も聞こえなかったので、ずっと冷静ではなかったです。

(連勝でどの部分が良くなった?)3月の代々木大会で勝って、嬉しいというよりほっとした感じでした。今勝ったから言えますが、いろいろ不安だったのですが、今回は練習でやってきた部分は少しは出せて勝てたのかな。嬉しいですけど、次は倒して勝ちたいです。練習を頑張ります。

(今後については)BLACK(スーパーフライ級王座)は空位なので、年内にそこは狙ってやるだけですね。

(第1試合が重要という話をしていたが、合格点?)いや爆発させてやるという気持ちで行きましたが、思いのほか、始まって突っ込んでいこうと迷っていたけど、結構相手も突っ込んできたり、来なかったりでした。思いのほか攻撃が見えたので、リングの上の自分に任せた感じです。昨日はKOも多かったし、倒して勝てかなったという悔いが残りました。

(宮田プロデューサーからは、第1試合を任せて良かったと言われていたが)嬉しいですけど、盛り上がって、2R目の後半くらいで倒せていたらと思って、満足していないです。

(ファンへメッセージ)昨日は応援、サポートしていただいた会長含め、トレーナーの岡本さんとか、チームのみんなありがとうございました。井ノ本選手もありがとうございました。喜ぶのは昨日までにして、今日から次に向けて切り替えます。次は倒して勝つので楽しみにしていてください」