2023/10/31

MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.5 “RED ZONE”』|公開練習レポート③

 

 

 

 

 2023年11月5日(日)東京・後楽園ホールにて開催される、MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.5 “RED ZONE”』に出場する鷹大とデンサヤーム・ウィラサクレック(タイ)が所属するウィラサクレック・フェアテックスジムにて公開練習を行った。

 本戦全試合がオープンフィンガーグローブ(以下OFG)使用によるヒジ打ちありのREDルールで実施される今大会だが、両選手ともに通常のグローブをはめ、トレーナーを相手に2分1Rのミット打ちを行った。鷹大は左右ミドル&ローとパンチのコンビネーションを見せ、デンサヤームは近距離からのヒジ打ち連打、最後には左右ミドル連打を披露し好調をアピールした。

 

 

 

 

 今回初のOFGでの試合となる鷹大は「普通のガードだと隙間を通ってパンチをもらってしまうので、ディフェンスの練習をメインにやっています」と防御面を重視した練習をしているという。

 今回対戦する優翔はタイを主戦場に活躍し37戦27勝(5KO)10敗の戦績を持つ21歳で、今回『KNOCK OUT』初参戦となる。鷹大は「タイでやっていると思いますが、総合的な経験だと自分の方が上ですし、自分の先生もタイ人なのでそんなに意識していないです。相手は高身長(180㎝)なので、凄くやりづらく僕の良さは消されるかもしれませんが、身長の高い選手とスパーをして対策しています」と身長差を警戒するが、特に問題ない様子。

 

 

 

 

 試合展開については「僕はパンチが得意なのでガムシャラに打ち合って一か八かの戦いも見せたいのですが、ヒジもあるし、OFGで危ないのですが、お客さんにはどっちの攻撃が先に当たるかを楽しみながら、相手の攻めをかい潜って自分が攻撃を当てて倒すところを見てもらいたい」とした。

 今大会の本戦全試合には30万円の「KOボーナス」が懸けられているだけに「ありがたいことです(笑)。モチベーションも上がるし、練習のやる気も変わります。ボーナスが入ったら家族旅行に行きたいので、そういう計画も楽しみに考えながら練習しています」といいモチベーションで練習ができているという。

 

 

 

 

 優翔戦後の目標を聞かれると「現在空位の『KNOCK OUT』のスーパーフェザー級のベルトを狙いたいです。そこを来年中には獲りたい」と王座奪取を目標に掲げた鷹大。ムエタイ仕込みの鋭い蹴り技とシャープなパンチが新鋭・優翔に爆発となるか。

 

 

 

 

 また、不可思(クロスポイント吉祥寺)と対戦するデンサヤームは「体調はバッチリです。相手はパンチが重い印象がありますが、KOを狙います」とKO決着を予告している。

 

 

 

 

なお、MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.5』では、本戦全試合対象の「KOボーナス」が贈られます。(メイン100万円・それ以外の試合は30万円)