2021/04/14

5.22 KNOCK OUT 2021 vol.3|対戦カード発表会見レポート

 

 

 

5月22日(土)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2021 vol.3』の記者会見が4月14日(火)都内にて行われ、3つの追加対戦カードが発表された。

 

 

 

 

KNOCK OUT-REDスーパーフライ級 3分3R・延長1R
白幡裕星(橋本道場)vs悠斗(町田金子ジム)

 

 

 

 

白幡は2月28日のREBELS-REDスーパーフライ級タイトルマッチで王者・老沼隆斗に判定勝利し、タイトル奪取。3月1日付けでKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者に認定され、今回がチャンピオンとしての初戦となる。

 

対する悠斗は2011年国学院大学に在籍中は学生キックのフライ級タイトルを獲得し、プロデビュー後はNJKFのフライ級で上位ランカー入り。その後、プロボクシングに転向し、2019年10月にプロボクシング日本ライトフライ級王者に輝いた実績を持つ。プロボクシング戦績は15戦11勝(5KO)4敗。昨年4月に引退を表明し、今回がキック復帰第一戦となった。

 

宮田充プロデューサーは「会見に出てきた時から(悠斗は)違う雰囲気を持っているなと。チャンピオンになったばかりの白幡選手とどんな戦いになるのか。今回はスーパーファイトのワンマッチですが、白幡選手はチャンピオンとしての強さを見せるべき戦いになります」と両選手に期待を寄せた。

 

REBELS初参戦の悠斗は「復帰初戦から強いチャンピオンといきなり対戦するチャンスをいただけて、とても感謝しています。キックは久々ですが、潜り抜けてきた修羅場、海外で試合をしてきたり、世界ランキングを取り合ったりとか、僕がやってきたことはキックボクシングもボクシングも全部変わらないと思います。僕の覚悟を見てほしい。ボクシング、総合と色々とやっていますが、しがらみなどの常識もぶっ壊していきたい」と意気込みを語る。

 

キックに戻った理由については「ボクシングを引退して飲食店、自分のジムをオープンしていましたが、コロナでダメになりそうで、金を稼いでいかないといけなくなりました。色々と考えた結果、自分には格闘技しかないなと。一生懸命練習する中で、改めてやはりこれしかない、試合をしたいと思っていたら、こういうチャンスをいただきました」と参戦に至った経緯を語る。

 

ボクシングをやっていただけにBLACKルールの方が適応しやすそうだが、今回のREDルールに関しては「ヒジ打ちもMMAでありますし、元々キックでもヒジ打ちありでやったり、タイでも試合をしていたので」と特に問題ないという。

 

白幡については「試合を観たら凄く強くて才能もあってイケメン。自分にないものをいっぱい持っている。強くて相手が見つからないと思うので、僕が盛り上げられたらと思います」とした。

 

キックに再挑戦への手応えを聞かれると「本気で身体を動かしているのはまだ2~3週間なんですけど、TRY HARD GYM、新興ムエタイジムに行かせてもらっていて、最初は動けなかったのですが、今は動けるようになって、スパーリングでも強い相手とやっていける自信はあります」と自信を見せる。「僕は格闘技をずっとやってきて、試合ではその人の生き様、覚悟が出てくると思っています。僕が戦う時はハズレの試合はないと思うので、それに見合った仕事をもらえれば、しっかり役割を果たしたい」とやる気を見せた。

 

一方、白幡は「スーパーフライ級で相手が見つからない中、元ボクシング王者との対戦が決まって凄くワクワクしています。スーパーフライ級は他団体でも盛り上がっていて、より一層気合いが入っているので試合を楽しみにしてもらいたい」とあいさつ。

 

悠斗のパンチ対策については「試合の時に橋本師範の指示を聞いて対応します。試合が決まるまでの3週間は退屈でしたが、追い込み練習ではやれないパンチの強化、蹴りの打ち方ができて以前よりも強くなっています」と成長に自信を見せる。

 

元ボクシングチャンピオンとの打ち合うかと質問されると「打ち合いは嫌いなのでもらわない戦いをします」と打ち合わずに勝ちたいという。「KNOCK OUTチャンピオンとして気負うことなく、KO狙いで倒しにいきたい。悠斗選手はお金が好きそうで、僕もお金とベルトが好きで生活を懸けてやっています」と一戦に向けての想いを語った。

 

 

 

 

スーパーファイト KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R・延長1R
安本晴翔(橋本道場)vs竹内賢一(TenCloverGym世田谷)

 

 

 

 

3月13日の『KNOCK OUT』でタイのペットシラーに2RKO勝ちし現在9連勝中のKNOCK OUT-REDフェザー級王者・安本は、Bigbangフェザー級王者・竹内と王者対決を行う。竹内は現在23歳(試合時は24歳)と若いが、37戦25勝(8KO)10敗2分の豊富な戦績を誇り、今年3月にBigbangタイトルを獲得した。

 

なお、安本は現在大学3年生で本日はどうしても欠かせない授業があるために会見は欠席。主催者には安本からコメントが届いており、「相手の竹内選手は蹴りがうまいと思うので気を付けたい。圧倒して勝つことを目指します。初めて(白幡)裕星と同じ大会に出るので裕星に負けない試合をします」とメッセージが読み上げられた。

 

会見に出席した竹内は「『KNOCK OUT』初参戦でいきなりチャンピオンとやらせていただくのでやる気があり、めちゃくちゃ楽しみです」と試合が待ち遠しい様子。

 

安本の印象については「ヒジ、パンチ、蹴りでも倒していて、国内ではナンバー1の選手だと思います。安本選手はバックキックで2回KO勝ちしていて、3回目で負けるのはやばい。もちろんもらわないですし、作戦を練ればいけると思います」と自信を見せる。

 

安本に対抗するものを聞かれると「試合を見てもらえればわかると思います」と多くは語らず。「僕はBigbangのベルトを獲らせてもらって一発目。ここで負けたらBigbangのベルトの価値が下がると思います。KNOCK OUTのベルトはめちゃくちゃ欲しい。安本選手と龍聖選手がKNOCK OUTフェザー級でずば抜けていて年内にやる流れになっているのであれば、僕が勝ったらKNOCK OUT的にはまずい流れになるのかな」と『KNOCK OUT』のストーリーをぶち壊したいとニヤリ。

 

『KNOCK OUT』初参戦でアピールしたいところを聞かれると「僕のスタイルは周りにはないもの。どんなスタイルでもできますし、相手によってスタイルを変えたりできるので、テクニックなども見てもらいたい」とした。

 

 

 

 

KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
中島弘貴(LARA TOKYO)vsTBA

 

 

 

 

41戦25勝(14KO)16敗の戦績を誇り、第3代Krushスーパー・ウェルター級タイトル獲得歴のある中島が『KNOCK OUT』初参戦を果たす。宮田Pは「僕が以前に立ち上げたKrushというイベントで中島選手は戦ってくれていた選手。2009年3月のKrushの二回目大会から試合を組ませていただいて、2015年にKrushのチャンピオンに輝き、新生K-1のリングでも戦っていました。その後、シュートボクシングのリングや中国遠征もありました。試合からは離れていましたが、今回『KNOCK OUT』初参戦が決まりました」と中島とのこれまでの接点を振り返る。

 

続けて「中島選手はKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者の海人選手がターゲットになっていくと思いますが、確実に中島選手はKNOCK OUT-BLACKの中量級に刺激を与える選手。『KNOCK OUT』に上がった選手、上がっていない選手を含めて、中島選手と戦ってみたいと思う選手が出てくる流れを期待したい」とした。

 

会見に出席した中島は「『KNOCK OUT』で試合ができることを嬉しく思います。自分は久々の試合が『KNOCK OUT』のリングなので熱い試合を見せたいと思います」と意気込みを語る。

 

2019年6月23日シュートボクシングでの海人戦、2019年の11月30日中国でのソンシャオチュー戦を経て、約1年半ぶりの試合となり、「練習していない期間もありましたが、まだ自分はファイターだという自覚を持っていて、自己確認で試合をしたいなというのを気付いた時に、今回ベストなタイミングで試合のお話をいただいたのでそういう流れなのかなと思いました」と『KNOCK OUT』参戦の理由を語る。

 

『KNOCK OUT』での目標を聞かれると「試合をまだしていないので試合をしてから言いたい」という。

 

海人については「意識はしています。今の日本の70kg級で強い印象。僕は前回負けているので、まずは試合をしないと言えないと思っています」と意識はしている様子。

 

現在32歳ということもあり、一般的にキャリア終盤と思われる年齢となったが「自分的にはまだ年齢の衰えは感じていません。コンディションはいいですし、エネルギーはだいぶ溜め込んだので、そろそろ爆発させたい」と気合い十分のコメント。

 

対戦相手は現在調整中のため、戦いたい相手を聞かれると「誰が来てもいいのでかかってこいという感じです」と誰が相手でも問題ないとのこと。

 

最後に「初めてのKNOCK OUTのリングなので最終的にKOを見せるのがベストだと思います」とKO勝ちを予告した。

 

なお、4月4日に行われたバンタム級王座決定リーグ戦の結果を受けて、リーグ戦の1位・安達浩平(team AKATSUKI)と2位の響波(Y’s glow)で争われる王座決定戦を今大会で行う予定だったが、安達が試合後にダメージがあったために響波サイドとも協議した結果、7月18日(日)後楽園大会で行うことが決定した。今大会では全7~8カードを予定しており、残り2~3カードは近日中に発表される。