2021/07/17

7.18 KNOCK OUT 2021 vol.3|前日会見レポート

 

 

 2021年7月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2021 vol.3』の前日計量が17日(金)12:00~都内にて行われた。

 

 

 

 

 

 

 第8試合、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント・決勝戦で対戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)は共に64.8kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 明日の意気込みを聞かれた鈴木は「神興行にします。楽しみにしていて下さい」と鼻息荒くコメントすると、宮越は「明日はオオトリにふさわしい試合をしたいと思います」と気合い十分のコメント。

 会見の席には明日、勝者のみが巻くことになるベルトが置かれ、宮越は「このトーナメントが決まってからこのベルトを巻く姿をずっと想像してきたので、明日それが実現できるように精一杯頑張ります」といえば、鈴木は「めちゃくちゃ渋いベルトですが、今はベルトを見ていないんですよ、実は。ベルトよりも宮越選手に勝つことが頭の中でいっぱいいっぱいなので、ベルトは後から付いてくると思っています」と今は打倒宮越に集中しているという。

『KNOCK OUT』の各階級のチャンピオンが揃う豪華カードの中でオオトリに選ばれたことについて、鈴木は「一番面白い試合ができるのは自分らですし、神興行にできるのも自分ら。確かに神興行にできる選手なんていっぱいいると思うのですが、その中でも一番できるのは自分ら。最後まで見ていて下さい」とオオトリを務めるのは自分たちしかいなかったと胸を張る。宮越も「メインという位置づけではないみたいですが、実質的にはメインイベント。僕らがアピールしてきた結果、こうなって良かったなと。この豪華なメンバーの中で最後を締めくくる責任感があり、内容が問われる試合になるのでメインらしくやっていきたい」と好勝負を約束した。

 また、自分にとって『KNOCK OUT』のベルトの意味を聞かれると
、宮越は「旧KNOCK OUTの時の初戦がトーナメント(KING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント)で一回戦でしたが、負けてしまいました。こうやって階級は違うけど、またベルトを巻くチャンスが来たのは必然だったのかなと思う。しっかり獲ります。鈴木選手とは以前からずっとやると思っていて、ずっとシミュレーションしてきた答えを爆発させようと思います」とコメント。

 対する鈴木は「『KNOCK OUT』を盛り上げるのは選手として当たり前。僕はベルトを獲ってこの『KNOCK OUT』と格闘技業界を変えようと思っているので、そのためになくてはならないもの。ベルトは発言権です。ベルトを持っていることで団体を背負えているし、看板選手の意味もある。そのために彼が必要なんです」と目の前のベルト見つめながら王座奪取を宣言した。

 初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級のベルトはどちらの腰に巻かれるか。

 

 

 

 

 

 第7試合 初代KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座決定トーナメント・決勝戦で対戦する松倉信太郎(TRY HARD GYM)は75.0kg、田村聖(拳心館)74.8kgで計量をパスした。

 昨年から自身の75kgで階級を作りたいとアピールしてきた松倉がようやく明日ベルトに挑戦する。「僕がチャンピオンになることはそうですが、本気で『KNOCK OUT』を変えていきたいと思っているので負けられない一戦になると思っています。明日は二人で重量級らしい緊張感ある試合を見せていきたいと思っています」と気合い十分のコメント。

 ベルトを見ての感想を聞かれると「色んな団体のベルトを見てきて、その中でもズバ抜けてカッコいいと思います。物理的にも凄く重いベルトだし、このベルトにしっかり価値を付けていくのはこのベルトを巻いた方の仕事だと思うので、この重さを色んな意味で重いベルトにしていきたいと思っています」と自分がベルトの価値を高めていきたいと語る。

「僕がしっかりベルトを獲って『KNOCK OUT』の中心選手になって『KNOCK OUT』の中心になって色々と変えていきたい。僕の勝手なイメージですが、『KNOCK OUT』には巧くて強い選手はいますが、他団体に比べて派手さ、知名度が足りない。こういう計量の時もたくさんの人に見てほしいし、命を懸けて戦っているので多くの人に見てもらいたい。僕は今年30になります。格闘技人生の終盤に入って来て、ホームリングといえるのはチャンピオンだけ。僕はまだ死に場所はないのでしっかりベルトを獲るという想いもあります。。明日はしっかり自分の言葉に嘘がないよう、やるべきことをリング上でやります」と熱くベルトへの想い、意気込みを語った。

 一方、元NKBミドル級王者・田村は記者の質問に対し、「(意気込みを聞かれ)明日は応援よろしくお願いします。」「(ベルトを見ての感想は)カッコいいと思います」と淡々と答えていくのみ。

 これまでミドル級(~72.5kg)を主戦場にしていた田村にとって75kgの階級の意味を聞かれると「ミドル級の時は減量を意識するが、75kgだと、体重を気にせず勝つための練習をしていれば体重も勝手に付いてきます。勝つことだけに意識していればいい階級なので、気持ち的には楽。明日は本当の姿が見せられると思います。絶対に勝ちます」と自信を見せた。

 

 

 

第6試合 KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ 3分5R

 

 

 

・スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿/王者)sua 62.1kg

「明日もいい試合にするので応援よろしくお願いします。
(計量時の相手を見ての印象)重森選手も準備してくれていい身体をしていると思いました。
(どういう勝ち方をしたいか)重森と試合をやっているで同じスタイルでやります。
(KOボーナスでモチベーションは)KOボーナス取って勝ちます。
(前回の勝因)自分のムエタイスタイルを見せて、日本のテクニックと合わせて楽しい試合を見せます。
(ファンへのメッセージ)明日は自分のスタイルを皆さんに見せるので、ガンガン楽しい試合を見せます。よろしくお願いします」

 

・重森陽太(伊原道場稲城支部/挑戦者)62.0kg

「明日は豪華なカードが組まれていて、かなり豪華な一日になるかなと思うのでツイキャスでぜひ購入していただいて、ライブで応援していただければと思います。
(計量時の相手を見ての印象)私も他人のことは言えないのですが、スアレックさんは落とし過ぎましたよね? 結構余裕があるのかなと。明日は調子よく来るのかなと感じました。
(どういう勝ち方をしたいか)前回試合をしてからあんまり時間が経っていないので、お互いに感覚が残った状態のまま試合が始まると思うので、5Rってかなりハイペースな5Rになって、かなり盛り上がった試合ができるし、そういう試合をしたいと思います。
(KOボーナスでモチベーションは)勝つことは一番ですが、一回負けていて1勝1敗だと格好が付かないのでKOで勝てれば。
(前回の敗因は)トータル的にスアレックさんは強かったです。自分のどこが悪かったということよりはシンプルに自分の力が足りなかったと思うので、総合力を上げること。点の取り方をしっかり取りにいく練習をしてきました。あと、負けてからしっかりと勉強してきたので、スアレックさんが嫌だなと思うような試合展開を繰り広げられたら、自然と点数が付いて勝てると思います。
(ファンへのメッセージ)私は試合に出る時に、あんまり負けることに怖くはないんです。これだけ練習してこれだけやってきて負けるんだったらしょうがないと思っていて、次また頑張ろうというテンションで試合に臨んでいます。今回の試合に関しては負けたら後悔すると事前に分かっているので、後悔しないように熱い試合をしたいと思います」

 

 

 

第5試合 スーパーファイト KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R・延長1R

 

 

 

・安本晴翔(橋本道場)57.4kg

「明日は面白い試合をして勝ちます。
(計量時の相手を見ての印象)スタイルがいいなと思いました。
(どういう勝ち方をしたいか)どの試合に負けないいい試合ができたらいいなと思います。
(どんなインパクトを残したいか)変わった技で倒せたらインパクトを残せる試合になると思いますが、そこは考えずにやれればインパクトある試合になると思います。
(ファンへのメッセージ)明日は凄い試合がいっぱいあって盛り上がると思いますが、僕が一番面白い試合ができるように頑張ります。ぱんちゃん選手に負けないキラキラ晴翔を見せたいと思います」

 

・竹内賢一(Ten Clover Gym世田谷)57.2kg

「明日に向けてしっかり仕上げてきたので、行けるかなと思います。
(計量時の相手を見ての印象)身長が高くて肩幅があるなというぐらい。
(どういう勝ち方をしたいか)イメージはできていて言いたくはありません。明日の試合を楽しみにしていて下さい。
(どんな展開で穴を突くか)言えないです。明日楽しみにして下さい。
(山場は何ラウンド?)安本選手がどんな感じで来るのか分からないですし、1Rになるのか、2Rになるのか、分かりません。
(ファンへのメッセージ)第1試合から8試合まで凄い試合が並んでいると思いますが、みんな安本選手のKO勝ちを見る感じで観に来て下さい」

 

 

 

第4試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK女子-48.4kg契約 3分3R・延長1R

 

 

 

・ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)48.3kg

「明日は楽しみにしていた試合なので、やっと遂に来たかという感じで凄く嬉しいです。打たれ強い選手だと思うので、心が折れるぐらい痛めつけられたら、と思います。
(計量時の相手を見ての印象)sasori選手は身体が隠れていたので全然分からなかったのですが、思ったよりも小柄だなと思いました。
(どういう勝ち方をしたいか)ダウンを取られることは絶対にないと思います。sasori選手は巻き込む力が強いのですが、巻き込ませずに絶不調中畑清にさせたいです。
(以前お母さんから『ノースリーブが似合わない』と言われたが、今日は?)会場だけノースリーブで、外ではちゃんと隠しているので大丈夫です。
(いつもと比べて緊張しているように見えるが)10カ月ぐらい前から戦いたかった相手だったので、楽しみという意味で緊張してますし、相手のことを考えてなくて自分のパフォーマンスを出すことに今は集中したいと思っています。
(前回のような勝ち方は見せられるか)前回は狙っていなかったのですが綺麗に当たって倒せました。倒そうと思うと力むので、一切そこは考えずに今回も綺麗に当てることを意識していると、気付いたら相手は倒れていると思います。自分のやりたい動きをやれれば、相手もやりにくいと思っています。
(ファンへのメッセージ)明日は私が輝くためだけの舞台にできるように頑張りますので、キラキラぱんちゃんを見てもらえたらと思います」

 

・sasori(テツジム/PRIMA GOLD)48.3kg

「明日はばあっと行ってガンガンとやって、ドキュンと倒したいと思います。
(計量時の相手を見ての印象)足が長っ!
(どういう勝ち方をしたいか)うわー今のダウン、悪魔的だ~と思わせるような刺激を喰らわせて倒したいと思います。
(ぱんちゃんのムキムキボディを見ての印象)手長っ、足長っ!
(どんな戦いを仕掛けたいか)いつも通り、地獄の風車戦法でボコボコにしたいと思います。
(ファンへのメッセージ)よろしくお願いします、すみません……(sasoriの発言は全てテツジムドラゴン会長・飛竜支部長が全て代読)」

 

 

 

第3試合 スーパーファイト KNOCK OUT-RED -57.0kg契約 3分3R・延長1R

 

 

 

・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)56.9kg

「明日はメインでタイトルマッチが2つありますが、そこをしっかり盛り上げられるよう、僕の試合で火を付けて温めたいと思います。
(計量時の相手を見ての印象)階級が上の試合になるので、身長があるなと思いました。
(どういう勝ち方をしたいか)しっかり倒して勝ちたいと思います。
(横野は炎出丸に勝っているので敵討ちの意味はあるか)本来ならやる相手ではなかったのですが、一週間前のオファーを受けてくれて感謝しています。先輩の炎出丸さんがやられているので、しっかり仇を討ちたいなと。急遽のオファーでしたが、しっかり僕もやることはやってきたので、感謝の気持ちで倒しにいきたいと思います。
(ファンへのメッセージ)ずっと言っていることですが、来年頭に『KNOCK OUT』でビッグマッチをやりたいと思うので、そこに向けていい試合をして、いい大会になるような火付け役になりたいと思います」

 

・横野洋(キックボクシングジム3K)56.9kg

「明日は急遽代打で決まったのですが、倒して勝ちます。
(計量時の相手を見ての印象)めっちゃマッチョやなと思いました。
(どういう勝ち方をしたいか)当たれば倒れると思うので、当てて倒します。
(今回小笠原との試合が急に決まっての感想)この話が来た時はマジか! と。ちょっと嫌やなと思いましたが、ここで逃げたらもったいないなと。次待つのももったいない、と思って受けました。
(ファンへのメッセージ)明日は初めての後楽園ホールでの試合で楽しみです。伸び伸びと戦うので見ていて下さい」

 

 

 

第2試合 KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約/3分3R・延長1R

 

 

 

・バズーカ巧樹(菅原道場)63.0kg

「明日は倒して勝ちます。
(計量時の相手を見ての印象)特に感じる部分はありません。
(どういう勝ち方をしたいか)痛めつけて勝ちます。
(新必殺技スコーピオンキックは何Rに見られるか)1Rから当てていくので、全ラウンド耐えてくれるかは分かりませんが、しっかり痛めつけてやります。
(ファンへのメッセージ)ぶっ倒します」

 

・康弘(ゴリラジム)62.8kg

「電車の運転手なんですが、“戦う車掌さん”でお馴染みの康弘です。福岡から参戦させてもらっております。
(計量時の相手を見ての印象)さすがチャンピオンだなと。しっかり身体を作ってきてくれて大変光栄です。
(どういう勝ち方をしたいか)プロレスではないのですが、相手の攻撃をしっかり受け切ってKOしたいと思います。僕はKOを狙っていますし、前回(鈴木)千裕君からしっかり教えていただきました。今回それを証明したいと思います。
(バズーカの新必殺技について)スコーピオンキック、怖いっすね。どんな蹴りが来るのか楽しみにしてます。
(ファンへのメッセージ)僕の試合は良くも悪くもほとんどKO決着です。『KNOCK OUT』序盤からバズーカ選手を東京ドームまでぶっ飛ばしてやろうと思います」

 

 

 

第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R

 

 

 

・中島弘貴(LARA TOKYO)69.8kg

「久しぶりの試合、初参戦のリングなのでお客さんを納得させるような試合を見せたいと思います。
(計量時の相手を見ての印象)普通に頑丈そうだなという感じはしました。
(どういう勝ち方をしたいか)自分が今できるベストな状態に仕上がったので、気合いの入った試合をして、それがお客さんに伝わるような試合をしたいと思います。
(ファンへのメッセージ)久しぶりの試合ですが、ベストな状態に仕上がったのでよろしくお願いいたします」

 

・サッシス(カンボジア)67.5kg

「コンニチハ、皆さん、僕はサッシスです。日本語で話せるのはチョットですね。とても緊張しますね。明日試合で頑張ります。アイーン!
(計量時の相手を見ての印象)強そうですね。以上です。
(どういう勝ち方をしたいか)明日はパンチをやりたいです。
(ファンへのメッセージ)皆さんで応援よろしくお願いします。(全て日本語で)」