2024/04/18

4.27 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.2|星野航大 インタビュー公開!

 

 

 

 

「デビュー戦以来の『KNOCK OUT』。倒してチャンス掴みます!」

 

 

 

4・27『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.2』の「KNOCK OUT-BLACKバンタム級/3分3R・延長1R」で工藤“red”玲央と対戦する星野航大。デビュー戦が『KNOCK OUT』だったという星野は、今回がそれ以来の参戦で、それ以来の後楽園ホール。久々の参戦に、どんな意気込みを持っているのか?

 

 

 

── 星野選手は4年以上前、デビュー戦が『KNOCK OUT』だったんですね。その試合を今振り返ると、どうですか?

 

星野 あんまり自分のやりたいことができなかったなっていう感じでしたね。今回はもう倒しに行くっていう感じでやろうと思ってます。

 

── やはりプロ初戦、しかも後楽園というところで、固くなった部分もありましたか。

 

星野 力が入りすぎて全然スタミナが持たなかったっていうのもあるし2Rの途中でヒジで頭を切られてTKOで負けちゃったんで、不完全燃焼だったなと思います。

 

── ちなみに後楽園ホールでの試合は……。

 

星野 あれ以来なかったんですよ。この次が2回目です。

 

── では、その思い出にリベンジしたい一戦?

 

星野 まあそれもあるし、ここまで12戦やってきて、あの時とは全然違うところを見せられたらなという気持ちですね。

 

── 前回の試合の頃とは、『KNOCK OUT』自体がいろいろ変わったと思うんですが、そこはどう見ていますか?

 

星野 いや、根本のところは変わらないんじゃないですかね。『KNOCK OUT』という名前だけあって、全員が倒しに行くというか、KO第一に考えてるいる感じで。自分もここまで5勝して5KOなので、それに恥じないように倒しに行こうかなと思ってますね。

 

── 今回、相手が工藤“red”玲央選手ですが、どういう印象ですか?

 

星野 ガンガン前に出て倒しにくる、すごく気持ちの強いファイターですよね。だからものすごく楽しみだし、噛み合うんじゃないかなと思ってますね。

 

── トリッキーな動きもしてくる選手だと思うんですが、そういうところはどうですか?

 

星野 あんまり気にしないようにしてるというか……実際、あまり気にはしてないですね。自分のやるべきことをやるというところで、相手が何かしてきても動じず、倒しにいこうかなと思ってます。

 

── 工藤選手は今4連敗中で、昨年は勝ち星がなかったので、目の色変えてくると思うんですが、そこは?

 

星野 まあ、自分も今2連敗なんで。お互い連敗で負けられないところがあると思うんですけど、連敗してようが連勝してようが、「絶対に勝つ」という気持ちは変わらないんで。そこは気にせず、目の前の試合、絶対に勝つという気持ちでいきます。

 

── では連敗の中で考えたところ、改善した点というのは?

 

星野 連敗した中でファイトスタイルをちょっと見直したんですよ。それまではただ前に突っ込んでパンチを振り回すという戦い方をずっとしてたんすけど、それを変えていろいろ、足を使ってみたりとかっていうのをやったんですけど、結局それが結果に繋がらなかったし、見てくれる人も面白くないらしいんですよ。だからもう原点に戻るというか、自分の強みのパンチ、倒しにいくっていうところを、今回は前面に出していくつもりですね。

 

── では、工藤選手とは真っ向からのぶつかり合いになりそうな予感がしますね。

 

星野 自分はもう、そのつもりですね。殴り合い蹴り合い倒し合いでいきたいなと思ってます。

 

── そして最後は倒すと。

 

星野 はい、もちろん倒しにいきます。向こうもそう思ってると思うんで、判定決着はないんじゃないかなと思ってます。

 

── 前回から間が空いたので、今回の大会で星野選手のことを初めて見るという人も多いと思うんですが、そういう人に対して、自分はどういうファイターだと説明しますか?

 

星野 気持ちで倒しにいく選手だと思ってます。やっぱり格闘技である以上、KOが一番見てても分かりやすいですし、誰が見ても面白い試合ができるような選手になりたいんで、そういう姿勢を見せられたなと思ってます。

 

── これまで5KOですが、どういう倒し方が一番好きですか?

 

星野 パンチ一発で意識を飛ばすような倒し方が、やっぱり気持ちいいですよね。しっかり詰めてパンチを当てて意識を飛ばすっていう倒し方をしたいです。

 

── そのために、練習で心がけているのは?

 

星野 普段のミットやサンドバッグから倒す気持ちで練習してますし、あとはパンチだけに頼らずに下を蹴ったりとか、「倒すために何を当てるか」ということにも、頭を使って練習してますね。

 

── ここ最近の練習で、特に何か意識していることはありますか?

 

星野 練習内容は今までずっと変えてきてないんですけど、やっぱりスパーとかでも下を効かせて、相手が弱ってきたところでしっかりと詰めてパンチを当てるという練習をずーっとしてるので、今回もそういう感じですね。自分はそういう試合ばかりだから、相手もそれは分かってるとは思うんですけど、ただそれが分かっていても当てられるように、そこを突き詰めてやってます。

 

── 所属のTORNADO GYMでの練習環境はどんな感じですか?

 

星野 プロ選手は今、11月の『KNOCK OUT』のプレリミナリーファイトに出た塚本勝彦と僕の2人なんですけど、会長が本当に親身になって選手のことを考えてくれるので、もうこの人と一緒にやっていきたいと思ってますね。本当に不満もないし、このジム辞めるときは、自分が格闘技を辞めるときだと思ってるので。

 

── そのジムからデビューして、それ以来の『KNOCK OUT』参戦ということになりますが、デビューの頃に比べて一番自分が変わった、成長できたと思える部分とは?

 

星野 例えば精神力ですかね。普段の練習から食生活から何から、格闘技に向けて向ける姿勢というのがすごく変わりましたね。やっぱり気持ちが変わると行動が変わるので。

 

── この先、たどり着きたいところは?

 

星野 当然、やるからにはチャンピオンベルトを獲りたいですけど、そんな先のことを考えてもしょうがないんで、プロとして一戦一戦、倒して勝つっていうのを見せたその結果、ずっと勝ってれば当然ベルトがあると思ってます。本当に一つ一つの試合を全力で戦って、毎回KOで勝ちたいっていう気持ちですね。勝ってればチャンスは来るはずなんで、そこでもらったチャンスをまた掴んでいきたいという気持ちです。バンタム級はまだチャンピオンがいないと思うので、正直ここはチャンスだなと思ってます。

 

── なるほど。

 

星野 ここでいい勝ち方をして、バンタム級のベルトをもし作ってくれるのであれば、そこに絡んでいきたいという気持ちはあるんので、今回の参戦チャンスを生かしたいですね。

 

── では最後に、今回の試合で一番ここに注目してほしいというポイントはどこでしょう?

 

星野 相手を倒しにいく姿勢ですね。うん。これが格闘技だ、『KNOCK OUT』だという試合を見せますんで!

 

── 分かりました。ありがとうございました!

 

 

プロフィール  

星野航大
所属:TORNADO
生年月日:1997年2月21日生

出身:群馬県出身
身長:165cm 
戦績:12戦5勝(5KO)6敗1分