2024/04/21
MAROOMS presents『KNOCK OUT 2024 vol.2 』|龍聖 公開練習レポート
2024年4月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.2』に出場するKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖の公開練習が、18日(木)クロスポイント吉祥寺にて行われた。
龍聖と栗秋祥梧の兄・栗秋和輝を相手にミット打ちを、重森と小笠原瑛作がスパー、鈴木はクロスポイント吉祥寺・山口元気会長の持つミットにパンチを打ち込み、それぞれが好調をアピールした。
メインイベントの龍聖とSB日本フェザー級1位・川上叶(龍生塾)の一戦は当初、2月25日の大会で行われる予定だったが、龍聖がインフルエンザ発症に伴うドクターストップのために今大会にスライドとなった。試合が2カ月延びたことを受け、龍聖は「ここまで来るのに長かったなと。自分が一回飛ばしてしまったのですが、しっかりと作ってこれたので早く終わらせたい」と試合が待ち遠しい様子。
試合が延びたことで「2月の時点で自分が絶対に勝てると思っていたし、そこに向けて仕上げてきたので、特に変わることはないですが、さらに精度を高めてきました」とさらに自信を深めたようだ。
今回は他団体の選手が乗り込んでくる形となるが、「あんまり意識はしてないです。別に対抗戦という感じもしないですし気にしてない」と特に意識なく試合に臨むつもり。
対戦する川上については「地味な選手でやりづらいんだろうなという印象はありますが、僕よりスピードがあって攻撃力がある選手とやったことがないと思うし、僕の攻撃が当たれば倒れると思います。チュームーシーフーよりも打たれ弱いでしょう。外国人選手と比べたら身体が柔らかいと思います。何ラウンドにKOしたいというのは特になく、最後の最後まで絶対にKOを狙っていきますし、12分間全開で行きたい」とKO決着に自信満々。
かつて龍聖と比べられた安本晴翔に川上は勝利しているが、「参考程度に試合は見たのですが、あの試合は安本が練習しないで(川上を)なめていた試合。同階級には色んな選手がいますけど、自分の中では総合的に何でもできる安本が一番強いんじゃないかなと思います」と特に過去の戦績は気にしていないという。
4月13日には今回の前哨戦ともいえるSBの山田彪太朗とKNOCK OUT・栗秋祥梧が対戦し、山田が勝利を収めていることについては「火がついたか? 別に何とも思いません。僕は僕なんで」と特に左右されることはない。
今後については「もう他団体に喧嘩を売っているので、誰でもやってやるよという感じです」と誰が相手でも倒すだけだとする。
昨年6月の『KNOCK OUT』で対戦しダウンを奪いながらも逆転で敗れたチュームーシーフーがタイトルを懸けて龍聖にリベンジしたいとアピールしていることを受け、「いつまでたっても俺のことを倒したと言っていて、煽り映像に使われているのも腹立つ。もう一回やって次はぶっ飛ばしてやりたい。次は心を折って倒したい」と再戦は受けて立つ構えを見せた。
龍聖
所属:MAJESTIC/Team KNOCK OUT
生年月日:2001年4月11日生
出身:神奈川県相模原市出身
身長:175㎝
戦績:16戦16勝(11KO)