
2025/02/07
2.9 MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.1|2 月7日(金)リード・ミラー 公開練習レポート
2025年2月9日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2025 vol.1』のメインイベント[KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約/3分3R・延長1R]で大谷翔司(スクランブル渋谷)と対戦するリード・ミラー(ニュージーランド)が来日、2月7日(金)東京・三ノ輪にあるウィラサクレックムエタイジムにて公開練習を行った。
ミラーは16戦11勝(5KO)5敗の戦績があり、ニュージーランド南島ISKA、ニュージーランドカンタベリー地域ISKAのタイトル獲得歴やカンタベリー4MAMトーナメント優勝といったキャリアがあり、今回が初来日。
「自分は強くてパワフルで、そしてとてもエキサイティングな選手だと思います。ニュージーランドで自分はトップの実力があります。他にもいろいろなエリート選手はいますが、ニュージーランドはまだキックボクシングにおいては成長過程で、みんな世界に向けて目指しているところです。今やっとISKAやWBCといったベルトを懸けた試合をニュージーランドでもできるようになってきました」と自己アピールしたミラー。
日本に来た感想を聞かれると、「最高に幸せです。今回このチャンスを掴めたことをワクワクしています。タイで4、5週間前に試合をして、ずっとトレーニングを続けているのでコンディションも最高です」と好調をアピールしたミラーは、この日の公開練習で2分1Rのミット打ちを行い、伸びのあるパンチと重みのあるミドルを打ち快音を響かせた。
以前にもウィラサクレックジムで練習したことがあるというミラーは「1年前にタイのウィラサクレックジムの選手と出会って、日本でもぜひトレーニングしたいと思いました。ウィラサクレックジムは世界でも有名ですし、ここで練習すると日本のスタイルにプラス、ムエタイスタイルを掛け合わせたスタイルで成長できるんじゃないかなと思ってここに来ました」という。
対戦する大谷の印象を聞かれると「彼は強い選手だと思います。気持ちも強いし、パンチのパワーも凄いと思います」と評するが、「スピードに関しては僕よりも劣っていると思います。僕はスピード、テクニックとタイミングで勝ちます」と自信を見せる。
大谷は“ナパーム・ストレート”とネーミングした必殺の右ストレートがあることを伝え聞くと、「面白いと思いますが、みんなそれなりにパワーがありますし、爆弾というほどのパワーはないでしょう」と笑う。「私は左のボディフックを“レバーキラー”と名付けています。左がレバーに当たれば、1発で終わると思うけど、KOは自然に生まれるものだと思っているので僕は狙っていない」と必殺技はあるものの、KO決着は流れに任せたいとする。
キックボクサーとしての今後の目標については「世界のチャンピオンになることです。大谷が今持っているベルトもほしい。絶対に今回勝ったら、ダイレクトリマッチでタイトルを懸けてもう一回やらせてほしい」と大谷が保持するKNOCK OUT-BLACKライト級王座に挑戦したいとアピール。
ニュージーランドのキックボクサーといえば、日本ではマーク・ハントとレイ・セフォーのK-1ファイターが有名であり、「ニュージーランドではジムのポスターの中で見られるぐらいその二人は有名で、ニュージーランドのキックボクサーが誰もが憧れるレジェンドです。今回、彼ら以上にインパクトを残す戦いも意識しています」と自信を見せたミラー。KNOCK OUT初参戦でどんなインパクトを残すか。
プロフィール
リード・ミラー
所属:ニュージーランド
生年月日:2003年2月7日生
出身:ニュージーランド
身長:175cm
戦績:16戦11勝(5KO)5敗
タイトル:ニュージーランド南島ISKAチャンピオン 2X、ニュージーランドカンタベリー地域ISKAチャンピオン、カンタベリー4MAMトーナメントチャンピオン