2024/04/26
4.27 MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.2|公式計量・会見レポート
2024年4月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.2』の前日計量・会見が26日(金)都内にて行われた。
■メインイベント(第11試合) スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R・延長1R
メインイベントのスーパーファイト、KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg)で対戦するKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)は最初の計量で57.55kgだったが、再計量で57.5kgのジャストでクリアー。SB日本フェザー級1位・川上叶(龍生塾)は57.4kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
会見に臨んだ龍聖は「50グラムちょっと計量オーバーしちゃったんですけど、全然問題ない。ちょっと誤差があったなという感じで体は全然元気です」と減量は問題なかったといい、「明日は本当に必ず倒します。絶対に勝つので楽しみにしていてほしいです」と勝利に自信を見せる。
対する川上は「明日はしっかり面白い試合をしてメインイベントらしい試合をしっかり見せます」と意気込みを語る。
どういう勝ち方をしたいかと聞かれると、川上は「しっかり全局面で圧倒します。KOを狙ってもそんな簡単に取れることはないので、そんなにこだわらずにしっかり勝ちたいと思います」と圧倒を予告すれば、龍聖は「何で倒すかは決めていないですけど、30秒ぐらいで瞬殺したい。それが龍聖だと思うので。何でKOするかは分かりません」と秒殺予告。
これを受けて川上は「減量がきつかったからじゃないですか」というと、厳しい表情に変わった龍聖は「それはどういうこと? 減量がきついから、長い時間戦うには無理ってことか。そんなことはないんですけど、単純にコスパよく瞬殺したいなという感じ。12月の試合(ファク・スアレス戦)以上の試合をして、会場を爆発させたい」とニヤリ。
川上はSB代表として、KNOCK OUTのリングに乗り込む形となり、「SBとKNOCK OUTのどっちが強いか、しっかりはっきりさせる試合をします」とシュートボクサーの強さを見せたいとする。
なお、今回の一戦ではKOボーナスとしてメインスポンサーの“MAROOMS”より賞金50万円、“D.ダイバー”より賞金50万円が出ることを受け、その賞金の使い道を聞かれると、龍聖は「飯を食いに行ったり、服でも買いに行こうかな」といえば、川上は「何も考えていない」とした。
最後に、この一戦後のプランについては、龍聖は「いろいろな展開が考えられると思いますが、まずは目の前の試合にしっかり勝ってから、いろいろ考えていきたい」といえば、川上は「もしチャンスがもらえればKNOCK OUTのタイトルにも挑戦したい」と龍聖との再戦にも意欲を見せた。
■セミファイナル(第10試合) KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(55.0kg)タイトルマッチ 3分5R・延長1R
王者・古村光(FURUMURA-GYM)は最初の計量で55.25kgの0.25kgオーバーだったために再計量へ。挑戦者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)は54.9kgでクリアーした。
会見に出席した壱は「明日は古村君と3度目の戦いになります。毎回立場が変わっていて、今回初めて僕は挑戦者という感じになりました。僕はもう準備ができていますが、古村君がしっかり体重を落としてくれることを信じています」と減量のために会見を欠席した古村にメッセージを送った(古村は会見後に54.8kgで計量パス)。
どういう勝ち方をしたいかと聞かれた壱は「せっかくREDルールとBLACKルールで分かれているのでREDルールらしく、首相撲からのKOとか、日本人で見せられる選手は少ないと思うので、そういうムエタイらしい展開を見せていけたら」とムエタイの攻防でKOを狙うとする。
龍聖の30秒での秒殺KO宣言を受け、壱は「コスパで考えたら確かに30秒でKOするのが一番いいと思いますけど、チケットを買ってくれているお客さんのことを考えると、せっかく5Rあるので15分間楽しませるのもありかなと。僕は4Rあたりでロマンティックに倒します」とロマンティックな長期決着を予告した。
また、メインスポンサーの“MAROOMS”より賞金50万円のKOボーナスの使い道を聞かれると「この50万は自分で使おうと思っていません。普段ミットを持ってくれているコーチだったり、周りのみんなに恩返しできたらいいなと思っています」とした。
■第9試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-RED -62.0kg契約 3分3R・延長1R
重森陽太(クロスポイント吉祥寺)vsセーンダオレック・Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM)
重森陽太=61.9kg
「クロスポイント吉祥寺に移籍して一発目のKNOCK OUTになります。クロスポイントにはすごい選手たちがいっぱいいるので、その選手たちに負けないような試合をしていければと思います。
(相手を見ての印象)タイ人選手は独特で、表情は普段と変わらないのでよく分かりません。今回は色んなことが変わって、色んなことができているので、相手というよりは自分自身にしっかり自信を持って戦いたいと思います。
(どういう勝ち方をしたいか)もちろん私もKOで決着をつけたいと思っています。今回、KOボーナスも出ているので、しっかりと熱い試合をしていこうと思っています。
(KOボーナス30万円を何に使うか)トヨタのランクル250が抽選販売に通るんですよね。すごい金額なので、そこを早く確実に取っていかないときつくなってくるので、死に物狂いで取ろうと思っています」
セーンダオレック・Y’ZD=61.7kg
「明日の試合は凄く自信持っているので、早く試合をしたいです。
(相手を見ての印象)すぐ戦いたい相手だと思いました。自分もチャンピオンになりたいと思いました。
(どういう勝ち方をしたいか)自分のパワーで自信がすごくありますので、できればKOで勝ちたいと思います。
(KOボーナス30万円を何に使うか)貯金をして旅行したいと思います」
■第8試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 3分3R・延長1R
古木誠也(G-1 TEAM TAKAGI)vs内田晶(チーム・タイガーホーク)
古木誠也=55.85kg
「4カ月ぐらい試合間隔が空いてしまったのですが、進化した姿で打ち合いに行くのでよろしくお願いします。
(相手を見ての印象)自分も向き合ってみて、気持ちが強い選手だと思ったのでワクワクしています。
(どういう勝ち方をしたいか)みんながKOを求めていると思うので自分も倒します。
(KOボーナス30万円を何に使うか)自分はガチャガチャが好きなので、ガチャガチャを集めたいです」
内田晶=55.95kg
「K-1グループから来ました。去年8月にこのリングでやられた借りを返すチャンスをもらったので、しっかりと明日は借りを返したいと思います。
(相手を見ての印象)チャンピオンですし、目を見て気持ちの強い選手だなと思ったので、明日が楽しみになりました。
(どういう勝ち方をしたいか)去年8月はKOで負けているので、やり返すにはKOかなと思っています。倒します。
(KOボーナス30万円を何に使うか)最近自分の試合だったり仲間の試合だったりであまり遊べていないので、旅行に行きたいなと思います」
■第7試合 KNOCK OUT-BLACK -71.5kg 3分3R・延長1R
渡部太基(TEAM TEPPEN)vs CAZ JANJIRA(Team JANJIRA)
渡部太基=71.45kg
「代打出場ありがとうございます。感謝するのはここまでで、明日は全力で潰しに行きます。
(一番強化してきたこと)いつも通り、殴り倒す練習をしてきました。
(キャリアで一番重い契約体重について)ラストの一絞り二絞りがなかったので、減量の意味では楽だったと思います。でも、いつも通りではないというか、ピリッとしない部分はありますが、コンディションはいいので爆発力はめちゃくちゃいいと思います」
CAZ JANJIRA=70.75kg
「今回は緊急出場となったんですけど、自分は勝つつもりで出場を決意したので、シンプルに分かりやすい試合をして勝とうと思います。
(どういう準備をしてきたか)ちょうど先週の土曜日に試合をしたばかりなので、今回の試合に向けてというわけではありませんが、試合が終わって試合のオファーが来たときにポテチを買っていたのですが、それを返却しました」
■第6試合 KNOCK OUT-BLACK女子 -57.0kg 3分3R・延長1R
鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)vsNA☆NA(エスジム)
鈴木万李弥=56.85kg
「今回は相手が変わってしまったんですけど、結構パワフルな選手が代打で来てくれたので、いい試合になると思います。
(一番強化してきたこと)試合の組み立て方の作戦だったり、いつも頭が熱くなってそれを忘れてしまうので、そういう組み立て方をしっかり練習してきました」
NA☆NA=56.75kg
「今回は同じミネルヴァの浅井さんのことが大好きなんで、代打で出ます。浅井さん以上にパワフルには戦えるかな……とちょっと不安なんですけど、一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします。
(どういう準備をしてきたか)試合のために準備してきたことは、体調を整えることです。前回の試合から1週間空いていなく、追い込みに関しては去年の夏からずっと追い込んできたので、何も問題ないと思います」
■第5試合 KNOCK OUT-RED -66.0kg契約 3分3R・延長1R
ペッカデイ・クンクメール(カンボジア)vs柴田真吾(フリー)
ペッカデイ・クンクメール=65.2kg
「日本に初めて来たので、とても嬉しく思っています。
(どういう準備をしてきたか)日本に来る前にたくさん練習して全力で頑張ってきたので、大丈夫と思います。
(どういう試合を見てもらいたいか)明日は特にヒジ、ヒザを見てもらえればうれしいです」
柴田真吾=65.95kg
「こんにちは、初めまして、今回初参戦させていただく柴田真吾です。試合を見ていただくお客様の気持ちを熱くさせる試合をしたいと思いますので、明日は応援お願いします。
(一番強化してきたこと)いつも通り体調を整えることと、追い込みでスタミナを付けること。相手はクンクメールの選手でヒジが強く、僕もヒジが得意なのでヒジに磨きをかけました」
■第4試合 KNOCK OUT-BLACKバンタム級(53.5kg) 3分3R・延長1R
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)=53.5kg
星野航大(TORNADO)53.2kg
■第3試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級(60.0kg) 3分3R・延長1R
小森玲哉(ONE’S GOAL)=59.8kg
河崎鎧輝(真樹ジムオキナワ)=59.6kg
■第2試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg) 3分3R・延長1R
利根川仁(Realiser STUDIO)=57.45kg
祐輝(OU-BU GYM)=57.45kg
■第1試合 KNOCK OUT-BLACK女子 -45.0kg契約 3分3R
Kiho(KNOCK OUT GYM調布)=45.0kg
KAI(フリー)=44.9kg
■プレリミナリーファイト KNOCK OUT-BLACK -54.0kg契約 3分3R
川野龍輝(クロスポイント吉祥寺)=53.8kg
蒔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)=53.95kg