2021/09/12

9.25 KNOCK OUT 2021 vol.4|空龍 インタビュー公開!

 

 

 

「練習量では誰にも負けません。年齢も戦績も下ですがひっくり返します!」

 

 

9・25『KNOCK OUT 2021 vol.4』の「初代KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級王座決定トーナメント準決勝/3分3R・延長1R」で、花岡竜と対戦する空龍。今回、『KNOCK OUT』初参戦でいきなり王座決定トーナメントに抜擢された空龍。地元・広島を拠点に西日本のジュニアで活躍し、プロでも8戦7勝(3KO)1分と無敗の戦績を誇る17歳は、どんな戦いを見せてくれるのか?

 

 

 

-- 空龍選手は今回『KNOCK OUT』に初参戦ということで、まずは基本的なところからお聞きしたいと思います。キックボクシングは何歳の時に、どういうきっかけで始められたんですか?

 

空龍 小学校1年生の時に、姉の友達がやっていて、それに憧れて始めました。

 

-- 今は高校生ですよね。小学校1年生からということは……。

 

空龍 今、高校2年なので、ちょうど10年ぐらいです。最初はグローブ空手から始めて、今キックボクシングをやってます。

 

-- ジュニアでのタイトル歴は?

 

空龍 NEXT★LEVELでは中四国と日本統一、あとWBCムエタイでタイトルを獲りました。

 

-- それも含めて、プロデビュー以前の戦績は? また、勝ち方はどういうものが多かったですか?

 

空龍 だいたい50戦ぐらいやっていて、45勝ぐらいだと思います。キックで倒したのが多かったです。

 

-- ではやっぱり、得意なのは蹴りですか。今年3月の試合がYouTubeに上がっていましたが、そこでは首相撲からのヒザを多用されていましたが。

 

空龍 得意なのは蹴りです。首相撲からのヒザも使いますけど、やっぱり蹴りが一番得意です。

 

-- ジュニアで活躍して、プロデビューしたのが……。

 

空龍 15歳の時です。一昨年でした。

 

-- ジュニアで試合数を重ねて、タイトルも取った上だったわけですが、プロデビューとなると、気持ち的に違いましたか?

 

空龍 やっぱりプロになったことによって、プロの自覚というのが芽生えました。周りの、見てくれている人に楽しんでもらえるような、いい試合をしようと思ってやっています。

 

-- それが結果にもつながっていると思うんですが、ここまで負けなしで来れている理由というのは、ご自分では何だと思っていますか?

 

空龍 やっぱり練習だと思います。やっぱりジムの荒川館長の指導と練習量だと思います。

 

-- 練習量ということでは、例えば1週間の練習スケジュールはどんな感じですか?

 

空龍 日曜日以外は普段から毎日やってます。学校が終わったらジムに行って、毎日だいたい5~6時間はやってます。練習を続けることで、体力もついてきたと思います。

 

-- というところで、今回『KNOCK OUT』の王座決定トーナメントにエントリーが決まったわけですが、その話が来たときというのはどう思いましたか?

 

空龍 本当に大きな、ありがたいチャンスをいただけたので、そのチャンスを活かせるようにしっかり頑張ろうと思いました。

 

-- ジュニアではすでにベルトを巻いていますが、プロでのベルトは目標でしたか?

 

空龍 はい。プロでチャンピオンになることを目標にやってきたので、今回そのチャンスを活かせるように頑張りたいです。

 

-- 準決勝は花岡選手との試合です。印象は?

 

空龍 スピードも速く、多彩な技を出してくる選手だと思うんですけど、自分の動きをしっかり出したいと思います。後ろ蹴りなどの大技をたくさん出してくると思うので、そこは警戒しています。

 

-- 「自分の動き」と話が出ましたが、どう戦いたいですか?

 

空龍 試合にならないと分からないんですけど、相手の技にカウンターを合わせて、試合の流れでやっていきたいと思います。2戦ともKOを狙ってます。

 

-- ワンデー・トーナメントという点については?

 

空龍 プロでは初めてですけど、体力的には問題ないと思っているので、あとは、ケガをしないような戦い方を考えてやっていきたいと思います。

 

-- 決勝に進出した場合、反対ブロックの2選手については?

 

空龍 濱田選手はパンチでガツガツ出てくるタイプだと思っていて、心直選手は同じサウスポーなので、そこに気をつけていければと思います。どちらが勝ち上がってくるかというのは全く予想できないんですけど、どちらでも勝つつもりでいきます。一応、どんな選手がきても戦える練習はしているので。

 

 

 

 

-- 今回、後楽園ホールで初めての試合ですが、これまでは大阪や岡山での試合が多いんですよね。

 

空龍 はい。今まで東京では新宿FACEとGENスポーツパレスでやらせていただいて、あとはタイでやったことがあります。後楽園ホールのリングには以前から上がりたいと思っていたので、うれしいです。

 

-- 東京での試合は、気持ちが違う部分はありますか?

 

空龍 試合は全部一緒の気持ちで臨んでいるので、変わりはないです。

 

-- 今回のトーナメントにあたって、空修会館の荒川館長からはどのようなアドバイスをもらっていますか?

 

空龍 館長からは、「挑戦する気持ちで頑張るように」と言われました。僕はずっと空修会館でやってきているので、ここまで来たのは全て館長のおかげだと思っています。

 

-- 今回ベルトを巻けば、恩返しになりますね。優勝への自信は?

 

空龍 押忍、あります!

 

-- 17歳でとなると、かなり早い段階でチャンピオンという目標が達成されることになりますが、そうなったらその先は?

 

空龍 その先もしっかり一戦一戦勝って、もっと上に行けるように頑張ります。

 

-- では最後に、空龍選手の場合は今回『KNOCK OUT』初参戦ということもあり、空龍選手の試合を初めて見るというお客さんもいると思います。どういうところに一番注目してほしいですか?

 

空龍 年も戦績も一番下だと思うんですけど、それをひっくり返すので、そこを楽しみにしてもらえればと思います。自分も楽しみです。押忍!

 

 

 

 

 

プロフィール
空龍(くうりゅう)
所属:空修会館
生年月日:2004年9月10日
出身:広島県尾道市出身
身長:163cm
戦績:8戦7勝(3KO)1分