2023/12/01

MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.6 』|公開練習レポート②

 

 

 

 

2023年12月9日(土)東京・後楽園ホールにて開催される、MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.6』に出場する龍聖(Team KNOCK OUT)、壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)、栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の公開練習が都内にて行われた。

 3選手は栗秋の兄でKNOCK OUT GYM 高幡不動の会長を務める栗秋和輝氏を相手に2分1Rのミット打ちを披露し、ジム内に快音を響かせた。

 

 

 

 

[【株式会社風間印房 Presents】スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約 3分3R・延長1R]でファク・スアレス(アルゼンチン)と対戦する龍聖は「瞬発力とフック、ローキックが重い選手」と相手の印象を語り、勝ち方を聞かれると「勝つのは当たり前で、絶対にKOします。復帰してから倒すための練習をずっとしているので、いつ倒すかは分かりませんが最後まで倒しにいきます」と絶対KOを予告する。

 

 

 

 

 現在は栗秋和輝氏とマンツーマンの指導を受けており、「栗秋さんは格闘技に対する想い、熱量が自分とマッチしています。調子も上がっていいので復活を楽しみにしてほしい」と順調な仕上がりをアピール。今回は6月のチュームーシーフー戦以来の試合となることから「めちゃくちゃ気合いが入っていて、今まで以上に懸けている想いがあります。この1年間、ジムで色々とあってきつい状況でしたが、次の試合で全てを締めくくる終着点にして、来年に向けていいスタートにしたい。僕のことを負けてほしいと思っている人はいっぱいいると思いますが、そういう人を見返したいし、もっと強くなった姿を見せたい」と気合い充分のコメントを残した。

 

 

 

 

 また、[スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 3分3R・延長1R]でKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者・古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)と対戦する壱は、今回初のヒジ打ちなしのBLACKルールに挑むこととなり「相手はめちゃくちゃ強いと思います。センチャイ会長からは『REDルールでやるんだったらわかるけど、なぜBLACKルールでやる必要があるの?』と言われたのですが、初めてのルールに挑戦してBLACKルールで強くない選手とやるんだったらチャンピオンとやった方がいいという気持ちがあったからこそ、今回の試合を受けました」とチャレンジの意味を込めてオファーを受けたと明かす。

 理想とする勝ち方について聞かれると「誰がどう見ても古木選手の方がパワーがあるし、力があるし、強いんですが、誰がどう見ても僕の方がテクニックとスピードがあって華があるんです。分かりやすい試合になると思うので、お互いの良さで勝負しようと思ってます。古木選手は威張らないキャラが華になってるので凄くいいなと思うんですけど、僕は華を出していくスタイルで圧倒します。BLACKルールでも美しい試合ができるんだよっていうことを証明できたら」と圧倒を予告。

 

 

 

 
 現チャンピオンに勝てばタイトルマッチを要求できる流れになるが、「それも視野に入れてますし、日本ではBLACKルールが主流なので戦いたい気持ちもありますが、『KNOCK OUT』からONEに出ている選手もいて僕の最終目標は世界なので、BLACKルールを中心にやっていくことはなく、ヒジありを中心にやっていきます。でもBLACKルールだと他の団体との交流戦にも絡んでいけるので今回受けた形になり、僕の格闘技キャリアは中盤になってきて、どうせなら強い奴とやりたいし、色んなことに挑戦して悔いが残らないようにしたいですね」とREDルールにこだわりつつ、色んな選択肢を考えているとする。

 この日の公開練習では、オープンフィンガーグローブ(以下OFG)でミット打ちを行っていたことに関しては、「KNOCK OUT-UNLIMITEDルールも行けるぞ、というメッセージです(笑)。ぜひ興味があります。首相撲でこかしてそこから攻撃ができるルールということで、僕は首相撲では負けたことないので自分に向いているルールなのかなと思うので興味はあります」とした。

 

 

 

 

 そして、[KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約 3分3R・延長 1R]で下地奏人(RIOT GYM)と対戦する栗秋は、「今日やってみて体が重かったんですけど、全然問題ない感じです。今、他の選手は追い込み期間みたいですよね? 僕はあまり追い込みはやらないです。今は、この試合に向けて週1の2時間くらいしか練習してなく、これもいつもくらい。前回の玖村(修平)戦の時よりかはしてないです。全然気持ちが入らないので別にいいかなと」と、本当かどうか定かではないが、格下相手だけに試合に対するモチベーションが上がらない様子。

 相手の印象を聞かれると「お相撲さんみたいな感じ(笑)。見た目はお坊ちゃんみたいな感じで試合の印象は特にないです。映像を見たのですが、いつも下がってカウンター狙いばかりなので、よくあれで今まで勝ってきたなと。逆になんで俺が相手に選ばれたの? という感じです」と眼中にない相手だとする。

 そして「『KNOCK OUT』に上がるんだったら、ぶっ飛ばすぐらいの闘志を見せてほしい。油断はしてないけど、冷静に見てもKO勝ちするにしろ、判定勝ちにしろ、圧倒して僕が勝つのが見えてます」と余裕のコメント。

 

 

 

 ここで勝ってアピールしたいことを聞かれると「次は玖村選手より強い相手を連れてきてほしい。一番対抗戦という形式が燃えるし、注目を集めるので、そういう戦いに呼んでくれたら誰でもぶっ倒します。それが要求できる勝ち方をしたい」と玖村戦に以上に強くて燃える相手との対戦をアピールした。