2023/12/11

12.9 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.6|一夜明け会見レポート

 

 

 

2023年12月9日(土)東京・後楽園ホールで開催された、MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.6』の一夜明け会見が10日(日)都内にて行われ、勝利した8選手が出席した。※マルコス・リオスは帰国、壱・センチャイジムは眼窩底骨折、三上ヘンリー大智は新婚旅行のために欠席。

 

 

 

会見では、今大会に出場した選手を対象とした【MAROOMS賞(三賞)】が発表され、MAROOMS BEST FIGHTER賞とMAROOMS BEST KO賞は龍聖(Team KNOCK OUT)が選ばれ、各賞の賞金10万円の計20万円が贈呈。MAROOMS BEST BOUT賞は第9試合の古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が選ばれ、両者には5万円が贈呈される。

 

 

 

■第12試合 龍聖(Team KNOCK OUT)※ファク・スアレスに3RKO勝ち

う会見に出席した龍聖は「昨日は初めて試合をするのが怖くて緊張していたのですが、やることをやってきたので自分を信じていました。試合中も力んでしまいきつかったのですが、倒し切ることができました。自分が結果を残さないと、チームでやってきたことが間違っていたと言われることが凄く怖かったのですが、間違いではなかったことが証明できたし、俺はできるというところを再確認できました」と試合を振り返る。

 スアレスの序盤の攻撃については「何発かもらったのですが、全然重くなくて、これをもらっても全然倒れないなと思いました」と予想外に攻撃力は軽かったという。

「(スアレスは)思いっきり振ってきたのでガードの上から殴らせて疲れさせようとも思ったのですが、そこは僕の見せ方のよくない悪い癖であり、改善したいところです。でもやっている時は冷静でした」

 カーフキック、三日月蹴り、ボディブローと多彩な攻撃を見せていたが「手応えがあったのはやはりカーフキック、三日月蹴りで全部綺麗に入ってました」といい、最後の飛びヒザに関しては「今まではこの技で倒したいというのはありましたが、ランダムで倒していて、今回は左の飛びヒザで倒すことだけは決めていました。相手はパンチが重いのでカーフで足を殺して、効いて来たら、奥足を蹴って腹を殴って飛びヒザという流れは、ずっと練習していたパターンでした。ちょうど、何かが効いていたので、セコンドから『飛べ!』と言われてそのタイミングで飛びヒザを出したら相手が倒れていました」と狙っていた技だったと明かした。

 なお、“D.ダイバー” から贈呈されるKOボーナス50万円を合わせた合計70万円の使い道に関しては「チームのメンバーに渡したいのですが、受け取ってくれるか分かりませんが、そういうことに使いたい」とする。

 試合後のマイクアピールでの『KNOCK OUT』とK-1の合同大会について聞かれると「今、キック界は盛り上がっていても柱がなく、スターの選手がいません。緩和している状態の中で、合同大会のような新しい発想の大会ができたら面白いし損はないのかなと思います。そこで全試合を対抗戦で組むのではなく、K-1ルール、KNOCK OUTの2つのルールとそれぞれの魅力があるので、大会でそれぞれのルールの試合を組んでいけば、お互いのファンが楽しめるようなカードが組めてキック界は凄く盛り上がるんじゃないかなと思いました」とオールスター戦のような大会をやりたいと提案。

 また、軍司泰斗に判定で負けているスアレスを完全KOで下したことについては「何で(軍司よりも)俺の方が下に見られてるの? という感じなので何とも思わないです。やりたい気持ちもありますが、体重の面で、今は身体が大きくなっていて時間がありません」と早い段階で軍司とやりたいとする。

 来年については「『KNOCK OUT』の代表としてもっと広げていくことが僕の使命だと思うし、『KNOCK OUT』のチャンピオンとしてやるべきことをやっていきたい」とした。

 

 

 

■第10試合 ぱんちゃん璃奈(フリー)※ケイスリィ・ヴァンスに3RKO勝ち

 公言通りKO勝ちを収めたぱんちゃんは「正直、ホッとしています。KOすること以外はこの数カ月間は頭になかったので、色んなトレーナーにいい報告をしたら褒めてもらえて、色んな言葉をファンから掛けてもらえて幸せだと思います。今回の試合が一番お褒めの言葉をもらえたのが何よりも嬉しいです。母からも『今回強かったね』と16戦目で初めて褒めてもらえました」と笑顔。

 試合前には、タイ、東京、大阪での練習でパンチを強化しており、「コンビネーションはまだまだでしたが、自分が一番課題にしていた、力を抜いて打つ部分に関しては凄く実感してスピードが1.25倍ぐらい上がったことと、どれだけ打っても疲れないぐらいだったので良かったです。(フィニッシュの右ストレートに関しては)軽く打ったパンチが効くと聞いていたので、こういうので倒れるんだなと学びました。タイでは『攻撃が99%、ディフェンスが1%。ディフェンスをもっと3割から4割増やさないとこの先勝てない』と言われていて、ディフェンスからの攻撃をずっと練習していて、それが無意識に出せたことが良かったと思います」と練習してきたことがよくできたという。

 そして、「打撃を変えたので、リング上で自信を持って戦えました。今回3R目になっても焦らなくて必ず倒せると思っていたので、1秒たりとも判定決着になるとは思わなかったですし、必ずKOできると自分を信じていたので、焦らず何回も落ち着いてチャンスを狙いにいけました。自信がないとそういう落ち着きはできないので、自信を持てるぐらい練習できたので自分を少し褒めたいと思います」と練習の積み重ねで自信が付いたとも話す。

 また、KOにこだわっていたことに関しては「KOしないと海外に乗り込む資格はないと思ってました。タイでトレーナーから『勝つことは誰にでもできることだけど、魅せる試合、倒す試合というのはその中の一握りの人間にしかできないことなので、そこを目指さないと世界で活躍する選手になれないし、ファイトマネーをしっかりもらえる選手になれない』と言われたことに凄く納得して、自分もそういう選手になりたいと思って意識を変えて練習できたことが良かったと思います」と意識を変えて試合に臨んだとのこと。

 対戦したヴァンスについては「フィジカルでガンガン連打を打ってくるタイプでした。結構被弾してましたが、効いたパンチは一度もありませんでした」といい、「ちょっとリスクはありましたが、打ち合いの勝負をしたかったです。ヴァンス選手が手を出した後に私が打っているのですが、練習してきたカウンターで先に当てることも意識していました」。

 

 

 

“PURE BIOKEYZ”提供のKOボーナス30万円を入手してことで「基本、オーストラリアは休みがなくずっと練習できるので年末年始も練習しにいこうと思うのでその飛行機代にします。オーストラリアには女子選手のチャンピオンがたくさんいました。海外だとまだタイでしか練習したことはなく、オフシーズンの時にタイ以外のところに行って、現地でどういう練習をしているのか、タイだとテクニックが凄く、オーストラリアだとフィジカルが凄いと思うのでその国によって何が強いのかを色んな世界を見て来たい」とする。

 他にも行きたい国について聞かれると「ほかは全部遠くて……。1日休んだら私は次の日は絶対に練習しないといけないとダメなので、フライト時間が1日半だと練習できず嫌なので遠い国に行けません。オーストラリアには7時間で行けるのでオーストラリアにしました」と次の練習地がオーストラリアになった理由を語った。

 最後にファンへのメッセージを聞かれると「KOで勝ててホッとしてますが、まだまだ課題はあるのでもっと確実にKOできる選手になれるようにもっと強くなって、来年は全て倒せる選手になれるように練習を頑張ります」とした。

 

 

 

■第8試合 久井大夢(TEAM TAIMU)※トンミーチャイ・FELLOW GYMに判定勝ち
「今回も課題の残る試合になりました。自分は勝つことはできるので、あとは魅せ方が必要だと思います。
(初のタイ人対決について)もっとガンガン来てくれると思っていたのですが、勝負してくれなかったのでやりずらかったです。
(作戦について)下から削っていってガードが空いたらパンチで倒すこととか色々と考えていたのですが、勝負してくれなかったと思います。
(試合中に焦りは?)試合前から色んなパターンを考えていたので、そこに関しての焦りはなかったです。
(試合中に一番考えていたことは?)勝つことを一番考えていました。
(一番改善すべきことは?)自分から無理矢理入っていって倒しにいかないといけないと思います。
(ガンガンくる相手とやりたいか)来てくれた方が自分はやりやすいと思います。
(来年の目標)色んなことに挑戦して強い選手を倒したいです。
(まずは何をしたいか)中国で負けているのでリベンジしたいです。
(ファンにメッセージ)今回倒して勝ったら言いたいことがあったのですが、昨日の試合では何も言えないので言わないでおきます。応援ありがとうございました」

 

 

 

■第5試合 森岡悠樹(北流会君津ジム)※鈴木貫太に判定勝ち
「昨日の試合は倒さなきゃいけない試合でしたし、今後ベルトに絡んでいくためにもKOしたかったです。結局、パンチを当ててもダウンを取れないし、そこは反省点になったので次に活かさないといけないと思います。
(壱が古木誠也に勝利したことについて)BLACKルールなので古木選手が勝つと思っていましたが、壱選手は一発目で古木選手を攻略していたので流石だなと。試合内容でも二人に負けていたので、そこでも差があるなと思いました。
(KOできなかった理由は)右ストレートは自信持って打てるので、いかにそれ以外の部分を出すかを目標にしていたのですが、多少は出せていても意識を飛ばすためには上下散らすことなので、それができていなかったと思います。当てたパンチに関しては感触がありました。
(鈴木のカーフキックについて)多少痛さはありましたが、3Rまでしかないので全然倒れるようなダメージはなかったです。下を蹴ってくれたらパンチを合わせられるので、とにかく倒すことしか頭にありませんでした。パンチを最後まで出せたので、ダメージは試合中は全然大丈夫でした。ちなみに朝起きたらめちゃく痛かったです(苦笑)。
(3連続でBLACKの試合だったが、今後は?)BLACKルールに変えて攻撃力が増した感じはするのですが、またREDルールにも挑戦したいと思いました。これでヒジも加われば面白いものが見せられると思います。
(王座を目指すならどちらのルールか)現王者の古村光君、古木君のどっちの王者にも負けていて、リベンジしか考えていないので、どちらでもいいです。
(ファンにメッセージ)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。来年はベルトに絡んでいけるように、スーパーバンタム級の上の選手を引きずり下ろして上に上がれるように更に頑張ります」

 

 

 

■第4試合 前田翔太(WSRフェアテックス三ノ輪)※工藤“red”玲央に判定勝ち
「昨日の試合では自分としては無難な試合をしてしまったので、面白くない試合になったかなと思いますが、最低限に勝てたことは良かったと思います。
(作戦は遂行できたか)元々、終始蹴り続けて圧倒しようかなと思っていたので、それができたのは良かったのですが、効いている部分はあったのでもうちょっと倒しにいけたのですが、そこで面白くない試合になってしまいました。
(工藤のトリッキーな動きについて)特別な動きに関しての怖さは特になく、自分が蹴っていたことであまりガンガン来なかったのであまり警戒もしていませんでした。
(一番良かったポイント)勝つことが最低限の目標だったので、そこはクリアーできたことが良かったと思います。
(今後について)もっと倒せる選手にならないといけないですし、『KNOCK OUT』ではREDルールをやったことがなく、昔はムエタイルールもやっていたのでREDルールの試合もしたいなと思います。
(REDとBLACKのどちらに自信があるか)得意技はヒジ、ヒザなのでREDルールが得意です。BLACKでも大丈夫です。
(ファンにメッセージ)しっかり倒せる選手になって来年はもっと飛躍できるかなと思います」

 

 

 

■第3試合 柿﨑 瑠(クロスポイント大泉)※井ノ本航希に判定勝ち
「「昨日の試合が終わって本当だったらKOしたかったので、反省点ばかり残る試合でした。
(試合を振り返って)前回は酒井(柚樹)選手がタフすぎてバテたので、今回は井ノ本選手からダウンを取って気持ちに少し余裕ができたのでバテはしなかったです。
(今までにない技を出せたか)特に今まで通りの技を出しました。
(ダウンを取ったハイキックの手応えは?)まさかハイキックでダウンを取れるとは思っていなかったので、アナウンスの『ダウン!』という声で自分でもビックリしました。
(井ノ本の攻撃について)打ち合った時のパンチ力は強かったのですが、それ以外は大丈夫でした。
(試合内容の課題は?)3R目は詰め切れなかったことが一番の反省点です。
(今後について)早くタイトルマッチをやりたいので山口代表お願いします。※山口代表は2024年に空位のタイトルマッチをやっていきたいのでタイトルマッチにふさわしい選手を集めたい。スーパーフライ級は柿崎が中心になるとのこと。
(山口代表のコメントを受けて)できるだけトーナメントはやりたくないです。ワンデートーナメントだと嫌です(苦笑)。
(ファンにメッセージ)来年はベルトが欲しいので一戦一戦を大事に戦っていきたいです」

 

 

 

■第2試合 利根川仁(Realiser STUDIO)※雅治に判定勝ち

「(一番のアピールポイントは?)もちろん顔です。壱君はイケメンで格好いいと売っているので、僕は壱君とはちょっと違う路線の可愛い系のイケメンで行こうかなと思っています。
(前日計量の時から髪型もかなり気を使っていたことについて)見た目が一番大事かなと思うので、髪の毛もしっかりと気を遣っています。
(前日計量の時に平本蓮のポーズをしていたことについて)気持ちが高ぶっちゃって、気づいたら出ちゃいました。
(悪いイメージで売っていきたいのか)全然そんなことはないです。かわいい系でお願いします」

 

 

 

■第1試合 小森玲哉(ONE`S GOAL)※アックス斧田に2RKO勝ち
「昨日はありがとうございました。10年ぶりの試合で凄く緊張したのですが、たくさんの方が応援してくださったんですけど、応援のおかげ、練習のおかげで勝利することができて、復帰戦としては良い試合になったと思います。ありがとうございました。
(蹴り主体で戦うと言われていたが、REDルールの方が合っているのでは?)どちらでもできるように練習しています。
(ブランクは感じたか)1R目は少し固くなってしまったのですが、2R目以降は普通の動きができたと思います。
(相手のアックス斧田は最初からガンガン前に出てきたことについて)最近の試合映像を見て相手がこう来るだろうと想定していたので、想定通りに対処できたと思います。
(対策通りにできたのは何が良かったか)周りの方々が一緒に分析してくれて、こう戦ったらいいんじゃないかと練習通りに出せたと思います。
(今後について)ただ復活しただけではなく、もちろんタイトルを狙っているので来年はもっとどんどん試合に出させてもらって、いい試合ができればなと思っています。
(REDとBLACKのスーパーフェザー級の王座が空位について)どちらも狙っています」