2023/12/05

12.9 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.6|利根川仁 インタビュー公開!

 

 

 

 

「スーパースターになって見返したい相手がいます。そして僕の注目ポイントは……」

 

 

 

12・9『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.6』の「KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R」で雅治と対戦する利根川仁。カード変更によって『KNOCK OUT』初参戦となった利根川は、雅治と同じく高校野球経験者で、キックを始めたきっかけも野球が関係しているという。このチャンスに抑えきれない彼の野望とは?

 

 

 

 

 

── 対戦カードの変更で、今回『KNOCK OUT』に初参戦となりました。オファーが来た時はどう思いましたか?

 

利根川 もともと『KNOCK OUT』に出たいなとずっと思っていたので、率直にうれしいなという気持ちと、チャンスだなと思ったので、二つ返事で受けさせてもらいました。

 

── 今年の6月にデビューして、10月で連勝。キックを始めたのはいつだったんですか?

 

利根川 高校3年生の冬ですね。だからもうすぐ、始めてから3年ですね。その前は小学1年生から高校3年生までずっと野球をやっていました。

 

── 野球に打ち込んでいたんですね。

 

利根川 ピッチャーやってて、高校は強豪校に入ったんですけど、ずっとベンチ外でした。小中はそこそこだったんですけど、高校に入ったら強豪校ということもあってベンチにも入れなくて、先輩とか同級生とか、先生にもバカにされて。そういう挫折も味わって、「この人たちを見返したい」という思いから、何かでプロになろうと。もともと格闘技が好きだったので、キックボクシングでプロになって有名になって、みんなを見返そうと思って始めました。

 

── そうなんですか。キックは自分に合ってると思いましたか?

 

利根川 合ってますね。個人競技なので、自分のペースで練習できるところと、やるもやらないも、勝つも負けるも自己責任というところがいいなと思いました。

 

── アマチュアからプロになって2連勝。ここまでは順調ですか?

 

利根川 そうですね。正直、アマチュアでは順調とは言えなかったんですけど、プロデビューしてからは順調なのかなと思います。今回も本来なら3戦目で出られる試合じゃないし、チャンスが来たのでここで食っちゃおうかなと思いますね。

 

── プロでの2勝は、どういうところがよかったですか?

 

利根川 練習ではメッチャ弱いんですよ。でも試合では120%の力が出せたから、全体的によかったのかなと思います。本番に強いタイプなのと、自分でも分からないんですけど、リングに立ったら人格が変わるみたいで。けっこう試合に入りやすいタイプらしいです。

 

── ほう。では試合で緊張したりもしない?

 

利根川 リングに入るまではメッチャ吐きそうになるんですけど、リングに入ったらスパッと気持ちが入る感じがします。

 

── というところで、今回の相手・雅治選手の印象は?

 

利根川 最初、名前の漢字が難しいなと思いました(笑)。「まさじ」って読めなかったので、リングネームをひらがなにしてほしいです。

 

── いや、人の名前ですからね(笑)。リング上の印象は?

 

利根川 パンチ力はあると思うんですけど、隙もあるし、ここをこう攻めたらいけるなというのは見えてきたので、勝たせていただこうかなと思います。

 

── どういう試合をして、どう勝ちたいですか?

 

利根川 圧倒しちゃおうかなと思います。で、場面でいきます。

 

── 所属が「Realiser STUDIO」ですね。最初からここに?

 

利根川 いえ、最初はPHOENIXに入って、そこから移籍しました。PHOENIXには今も練習には行ってるんですけど、プロとしてはRealiser STUDIO所属としてデビューすることになりました。

 

── それはどういう事情ですか?

 

利根川 今、Realiser STUDIOで教えている片島聡志さんがPHOENIXでも働いているんですけど、自分が一番お世話になっている方が「もうデビューして環境変えてみたら?」と言ってくださって、その方のつながりで移籍してデビューすることになりました。僕はジムでプロ第3号なんですけど、1人がいったん休みになっているので、今活動しているのは2人です。

 

── プロとしての目標は?

 

利根川 スーパースターになりたいです。平本蓮がメッチャ好きなんですよ。あんな感じで、人に何かしらの影響を与えられるような選手になりたいです。というのも見返したい人たちに自分から「プロになったよ」とか言うんじゃなくて、メディアに出たりした時に「あ、コイツこんなになったんだ」と思わせたいんです。だから影響力のあるスーパースターになりたいんです。

 

── その「見返したい」という思いはかなりの原動力なんですね。

 

利根川 そうですね、その反骨心が大きいし、今言ったように人に影響を与えられるようになりたいという気持ちも強いですね。だからこの試合はかなり重要だと思うので、勝ちたいです。

 

── 気合いもかなり入っている?

 

利根川 そこは、リングに立った自分がやってくれると思います。

 

── なるほど。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントは?

 

利根川 顔ですね。顔とスタイルは自信があるので。顔のカッコよさもですけど、試合に入る前と試合中の表情の違いとかにも注目してほしいです。それも含めて「顔」ですね。

 

── 『KNOCK OUT』にはもう1人、「顔」に注目してほしいと言う選手がいます。

 

利根川 壱・センチャイジム選手ですよね。僕は彼とは違うタイプのイケメンだと思ってます。もちろん壱選手もカッコいいですけど、タイプが違うので、比べる相手ではないのかなと。僕的には、栗秋選手が一番カッコいいと思うんですよ。それぞれ、みんな違ってみんないいと思います。僕はカッコよくてかわいいタイプなので、新しいイケメンとしてそこに入っていきたいです。

 

── かなりのナルシストですか?

 

利根川 いや、そんなことないですよ。メチャクチャ謙虚です。

 

── そういうことにしておきましょう(笑)。ありがとうございました!

 

 

 

プロフィール

利根川仁
所属:Realiser STUDIO
生年月日:2003年1月24日
出身:東京都千代田区
身長:176cm
戦績:2戦2勝