「全勝対決なので絶対負けられない！　勝って上位陣に食い込みます！」

 

 

12・30「K.O CLIMAX 2024」の［プレリミナリーファイト/KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R］で辰次郎と対戦する横山太一朗。現在プロ3戦3勝で、11月には（プロ非公式戦ながら）UNLIMITEDルールにも初挑戦した横山。今回は辰次郎と3戦3勝対決となったが、その意気込みは？

 

 

 

 

 

──一番直近のリングは11月2日、『THE KNOCK OUT FIGHTER』での試合ですね。番組での放送前なので結果などは話せませんが、初のUNLIMITEDルールはどうでしたか？

 

横山　キックボクシングとは違う、MMA的な戦い方はできたかなと思っています。リズムがまた違う戦い方ができて、そこは強みになってくるんじゃないかと思います。

 

──確かに、これまでのキックルールでの試合とは違う一面が出ていましたよね。この経験から、キックでの試合に生かせそうな部分はありますか？

 

横山　フィニッシュを意識する気持ちは、より強くなったかなと思います。

 

──今回はプレリミナリーファイトで辰次郎戦ですが、3戦3勝同士の対戦になりますね。印象は？

 

横山　全体的にうまくて、やりづらそうだなという印象ですね。ムエタイと空手が組み合わされたような戦い方でうまいなとは思うんですけど、戦績的に、絶対負けられないなと思います。

 

──では、どう攻めていこうと思っていますか？

 

横山　できるだけ自分から攻撃を出していって自分から終わる試合を作っていけるようにしたいです。

 

 

──先ほど、フィニッシュへの意識が高まっているという話がありましたが、こう倒そうというイメージはできていますか？

 

横山　これだったら入るんじゃないかというのがいくつかあるので、それを3分3Rの中で出せればいいなと思っています。

 

──今回は横浜武道館でのビッグマッチですが、そこについては？

 

横山　ビッグマッチですけど、プレリミナリーなので、そこは自分の中で主役になりきれないというところがあって。今回はビッグマッチのプレリミナリーで名前をしっかり覚えてもらって、来年は本戦で活躍できるようにつなげていきたいですね。

 

──先ほども戦績の話が出ましたが、この全勝対決で勝つか負けるかは大きいですよね。

 

横山　ですね。どう勝つかでけっこう変わってくると思うので、絶対に倒したいです。

 

──この試合、自分の中でのテーマは何かありますか？

 

横山　今回特にというものはなくて、いつも通りなんですけど、やっぱり倒して勝つ気持ちを見せたいですね。

 

──ここで勝って、2025年は、どうしたいですか？

 

横山　今回勝って、スーパーフェザー級の上位陣に食い込めるようになっていきたいですね。

 

──BLACKスーパーフェザー級は今年チャンピオンも決まって、具体的な目標にもなっていると思いますが。

 

横山　今はまだやっぱり差があると思うので、埋めていきたいです。あとそこだけじゃなくて、BLACK、RED、UNLIMITEDと、全部のルールで戦っていきたいなという気持ちもあります。お客さんが楽しみにしてもらえるルールで戦っていきたいですね。

 

──今、「差」という言葉が出ましたが、現時点でチャンピオンと自分の差はすごく大きいと思いますか？

 

横山　そうですね。試合を見ていて、ここは勝てるかなと思う時もありますけど……。

 

──例えば今年6月の代々木第二では、同門の福田拓海選手が現チャンピオンの古木誠也選手と対戦しましたよね。そういうチャンスはいつ来るか分からないわけで、例えば今、「次はチャンピオンとのオファーが来てるよ」と言われたら、どうしますか？

 

横山　いやあ……今だったら、ちょっと考えちゃうかもしれません（笑）。でもそこで「やります」って言えるように、試合を重ねて自信をつけていきたいと思います。

 

──では最後に、今回の試合でここに注目してほしいというポイントはどこでしょうか？

 

横山　今までの自分の試合にはなかったアグレッシブさを見せたいと思っているので、そこを見てもらえれば。

 

──分かりました。ありがとうございました！

 

 

プロフィール　　

横山 太一朗

所属：クロスポイント大泉

生年月日：2002年12月1日生

出身：東京都練馬区出身

身長：174cm

戦績：3戦3勝(1KO)

KNOCK OUTアマチュア -62.5kgトーナメント優勝(2023年5月)
第92回全日本学生キックボクシング選手権大会 UKFチャンピオントーナメント2023　ライト級トーナメント優勝