2024/12/29
12.30 K.O CLIMAX 2024|公式計量・会見レポート
2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館で開催される『K.O CLIMAX 2024』の前日計量が29日(日)13:30~東京都内にて行われた。
メインイベント、KNOCK OUT-BLACK ウェルタ一級(67.5kg)王座決定トーナメント決勝戦で対戦する渡部太基(TEAM TEPPEN)は67.2kg、中島玲(フリー)は67.45kgで計量を一発クリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
ラストマッチを迎える渡部は「このような素晴らしい花道を用意してくださってありがとうございます。明日はラストなので、渡部太基全開で行くので、期待してもらえたらと思います」といえば、中島は「明日は会場1番のKOを打ち上げてKNOCK OUTのチャンピオンとして僕はKNOCK OUTの顔になります」とそれぞれが意気込みを語る。
何RにKOしたいかと聞かれると、渡部は「3R以内に必ず仕留めます」といい、中島は「延長にはならないとずっと言っているんですけど、1R目から倒しに行きます」と、どちらも延長戦までいかず本戦でKOすると宣言。
本戦15試合のメインイベントに抜擢され、渡部は「すごいメンバーの中でメインに選んでいただいて、本当に嬉しく思います。試合順通りの一番激しくていい試合をお見せできると思います」というと、中島も「僕だけの力だけではなく、渡部選手の準決勝の激闘があってメインに抜擢されたので、この大会のメインにふさわしい試合で締めます」と共に好試合になると予想する。
ラストマッチに向けて渡部は「準備している段階で『これもラストだ。あれもラストだ』といろいろ考えたんですけど、今、相手を目の前にしてスイッチが入ったので、あんまり後先のことは考えてないです。今に集中してます」と特に意識していないとする。
その渡部を相手にする心境を聞かれた中島は「渡部選手はラストマッチという気持ちで向かってくるんですけど、自分自身も毎試合次があると思って試合はしていないので、全力で命を懸けて倒しに行きます。これは僕の格闘技人生ですごく分岐点となる試合なので、しっかり記憶に残る試合をしたい」と全力で渡部を倒しにいくという。
最後に、「KNOCK OUTの顔になる」と発言したことを受け、KNOCK OUTへの思い入れを聞かれた中島は「ファンの皆さん、スタッフの皆さんがすごく温かいですし、僕はこのKNOCK OUTの舞台で良いスタートを切れたので、KNOCK OUTを僕の力で日本一の立ち技格闘技の団体にしたいです」と熱い想いを語った。
▼第6試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント/3分3R・延長1R
下地奏人(RIOT GYM)=59.95kg
「明日は仕上げてきたことを見せるだけだと思っているので楽しみにしてください。
(優勝するために重要なこと)みんなそれぞれ準備してきているものはあると思うので、何が必要というよりは、純粋に楽しむ努力をするものに勝てないとは思っているので、楽しむことと、一回戦を1RでKOすることの2つがすごく必要だなと思います。
(ベルトへの思い)明日は準備してきたものを全て出し切って、赤いベルトを腰に巻いて沖縄に帰ります」
ロムイーサン・TIGER REON(タイ)=59.70kg
「明日は試合頑張ります。皆さん、応援よろしくお願いします。
(優勝するために重要なこと)1試合目をKOで勝って次の試合に臨むということが大事だと思っています。試合に関しては、2分じっくりと戦ってから試合を進めていきたいと思います。
(ベルトへの思い)ベルトを獲るためにいい練習をしてきたので、絶対にベルトを獲りたいと思います」
▼第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント 3分3R・延長1R
久井大夢(TEAM TAIMU)=60.0kg
「このトーナメントで優勝して年末を締めくくります。期待してください。
(優勝するために重要なこと)僕はこのトーナメントで2つ勝って絶対優勝するんで、その覚悟とか気持ちというのを見てほしいですね。
(ピッチとロムイーサンの2選手に対してリベンジする思いは強いか)みんな仕上げてきていると思うんですけど、僕はそれ以上に仕上げてきているので、絶対に勝ちます。
(ベルトへの思い)2人負けた選手がおって、このトーナメントは僕のためのトーナメントだと思っているので優勝します。
(顔にアザがあるのは?)広島のキックボクシングジムTRASHに首相撲の練習をさせてもらった時に、首相撲を抜けるやり方や対策の中でアザになりました。フィジカルとか首相撲にもめっちゃ勉強になったし、バッチリです。
(来年何試合したいか)怪我もないのでどんどん試合したいですね」
ピッチ・ソムパッツ(カンボジア)=59.60kg
「今回KNOCK OUTに2度目の出場できることを感謝しています。今回はベルトが懸かった試合なのですごくワクワクしているので明日は頑張りたいと思います。
(優勝するために重要なこと)明日勝つためにたくさん応援していただいて、明日は応援の力で勝ちたいと思います。
(前回来日した8月の試合(小森玲哉戦)から10試合やっていると聞いたが最近の試合は?)すみません、あまり覚えてないですね。
(どのくらいの間隔で試合をしているか)KOしたら1カ月に3回。KOしなかったら1カ月に2回です。
(ベルトへの思い)明日、ベルトを持ち帰りたいと思います」
▼第3試合 KICKBOXING JAPAN CUPスーパーバンタム級トーナメント準決勝 3分3R・延長1R
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)=54.95kg
「年末って、みんな仕事が休みになって家族団らんが増えて、僕も格闘技を見ていた世代だったので、そういうイベントに今こうしてこの歳になって出るということに光栄です。
(優勝する根拠)今最近の格闘技は殴り合いばっかりで、僕がちょっとここで流行りとはちょっと違うジャパニーズムエタイを見せます。僕もKOしないわけではないんで、テクニックの中でKOを目指せればKOもできるし、それも格闘技ということをこの大会で僕が証明したいと思っています。
(KNOCK OUT現役王者としてトーナメントに臨むことについて)もともとは5団体が集結してのトーナメントで、結局KNOCK OUTのメンバーが残ってしまったということなので、それで僕がそのチャンピオンなので、優勝は絶対だと思います。僕は大尊選手以外は何度も手を交えているので、結構イメージはできています。
(賞金の使い道)僕は今、新しい家族がいるので家族旅行に行きたいなと思っています。
(明日2試合何ラウンド戦う予定か)判定で終わるから面白くないとか、そういうことではないと思いますが、森岡と古村がKOで盛り上げてくれると思うので、僕はテクニックだったり、そういう格闘技もあるということを明日で証明したいと思います」
前田大尊(マイウェイジム)=55.0kg
「ここにいるみんなが誰一人欠場することなく、明日を迎えられることが、何よりも嬉しいです。それから、挑戦することが僕らこの格闘技をする意味だと思っているので、明日挑戦できることにすごくワクワクしています。
(優勝する根拠)絶対優勝します、というのは誰もが言える言葉だと思うんですけど、どれだけの信念があるかじゃないかなと思っています。少しでも抜かりがあれば、どこかでボロが出ると思うし、俺はその信念がしっかりとあるので絶対優勝できます。
(賞金の使い道)本当に綺麗ごとじゃなくて、今の僕がいるのはたくさんの人が関わってくれて支えてくれたことだと思うので、少しでも恩返しできるようなことで使えたらいいなと思います。
(明日2試合何ラウンド戦う予定か)何Rかは考えていないですけど、どっちの試合もKOで終わらせることを考えています。
(髪の色のイメージ)親父が美容師なので色々相談しながらやったんですけど、染め終わった後見たら、総合の選手(ショーン・オマリー)のような感じになりましたが、特に意識はしていないです」
▼第4試合 KICKBOXING JAPAN CUPスーパーバンタム級トーナメント準決勝 3分3R・延長1R
古村 光(FURUMURA-GYM)=54.70kg
「明日、初めてプロでワンデートーナメントをやるんですけど、特に問題なく、2回倒して勝ってしっかり稼いで帰ろうかなというふうに思っています。
(優勝する根拠)俺だから優勝は間違いないと思うし、全部パワーもテクニックも気持ちも全部作り上げてきたので、俺しかないなというか、すごい自信はあります。
(賞金の使い道)とりあえず300万稼いだら、いつも練習に付き合ってくれる仲間だったり、家族とかに使ってやりたいなというのはすごくあります。また300万稼げる試合があると思うんで、またそこでどんどん稼いで、そこで自分の欲が出てくればそこで使い道を探そうかなと思っています。
(明日2試合何ラウンド戦う予定か)俺はもう1Rと1Rの計2Rですが、もう2分もいらないです」
森岡悠樹(北流会君津ジム)=55.0kg
「JAPAN CUPトーナメントを開催させてもらって1回戦で自分をしっかり出せなかったので、明日1Rから自分を出して、トーナメントを盛り上げられるように頑張りたいと思います。
(優勝する根拠)自分は1Rから倒しにいけると思っているので、それがはまれば準決勝、決勝とKOで勝って自分が優勝できると思っています。
(賞金の使い道)何に使おうか考えていたのですが、今でも思いつかなかったので、自分が優勝してジムのメンバーやお世話になった人にお返しできればなと思っています。
(明日2試合何ラウンド戦う予定か)自分はもちろん、2Rで終わらせてトーナメントを盛り上げて優勝しようと思っています」
▼第12試合 ISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王者決定戦 3分5R
龍聖(TEAM KNOCK OUT)=59.0kg
「明日は半年ぶりの復帰戦なんですけど、2024年は初めて負けもありましたし、いろいろ新しい1年でしたけど、明日はベルトを獲っていろんなことを経験に変えてさらに強くなったところを見せたいと思います。
(相手を計量で見た感想)いい匂いがしましたね(笑)。体を見たところ、腹が効きそうな気がしました。
(ベルトへの思い)ISKAの世界ベルトというのは、魔裟斗さん、小比類巻貴之さん、武尊選手と日本の本当に有名なトップの人たちが持っているベルトなので、自分が欲しいなと思いますし、すごく興味があったので、明日は必ずこのチャンスをモノにしたいと思います」
ブライアン・ガビオ(アルゼンチン)=58.80kg
「この3カ月しっかりと大会に向けて準備をしてきたので、この戦いに全てを注ぎ込むつもりで戦います。
(相手を計量で見た感想)龍聖選手はとても素晴らしいキャリアを持っており、私も実際に彼を見て、とてもいいフィジカルコンディションだと感じているので、しっかりと明日のために準備をして、彼の大きな戦いをしっかりと受け止める気持ちでいます。
(ベルトへの思い)世界レベルの大きなタイトルだと思うので、しっかりベルトの重みを噛みしめて戦って勝ちたいと思います。僕の気持ちはとても強いので覚悟してください」
▼第11試合 KNOCK OUT-UNLIMITED 58.0kg契約/3分3R・延長1R
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)=58.0kg
「今年2月、4月、6月、10月と突っ走ってきたので、最後に12月にしっかり会場を爆発させて盛り上げようと思います。今回はあくまで通過点なので、来年、しっかりトーナメントを組んでもらえるような試合をしっかりします。
(計量会場で相手を見た印象)黒い。
(6月のUNLIMITEDルールの試合を超える自信は?)6月からずっとMMAの練習ばかりしていたので、それ以上のものを見せたいと思っていますし、それを見せないと来年トーナメントをやってくださいとも言えないし。4人トーナメントだろうが、6人だろうが8人だろうが、全員外国人で日本人は僕1人でいいと思っていて、それぐらいぶっち切りで勝てる自信がありますし、明日はそれを見せようと思います」
カルロス・モタ(ブラジル)=57.55kg
「祥梧選手はすごくいい選手で、ポテンシャルもあって非常に楽しみです。明日すごくいい試合をしますので、応援よろしくお願いします。
(計量会場で相手を見た印象)私は彼をSNSで見たことがあり、実際に会って同じ印象を受けました。自分を見直してやってきたので、栗秋選手がやってくることを二倍にして返したいと思います。
(UNLIMITEDルールに向けてどういう練習をしてきたか)今までやってきたルールとは違うんですけれども、今までやってきたルールに似ているところもあるので微調整は確かに必要でした。ただ試合が楽しみでしょうがないという部分で、非常に楽しく、いい試合が出きたらなと考えています」
▼第10試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -61.5kg契約 3分3R・延長1R
重森陽太(クロスポイント吉祥寺)=61.5kg
「年末にこういった大会に出場できることを非常に嬉しく思っています。12月30日はKNOCK OUTの立ち技の大きいイベントとして定着するように、一発目をしっかりと盛り上げられるように頑張ろうと思います。
(どう勝ちたいか)理想の勝ち方は一回も投げられないことです」
倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)=61.4kg
「明日は言っている通り、KOして勝とうと思っています。一番面白い試合をするつもりでいるので、楽しみに応援してください。
(どう勝ちたいか)展開が読めないというか、もう単純に読みやすいと思うんですけど、重森選手の一発が当たったら負けますし、自分が決めれば勝ちますし、単純で全然わかりやすいと思いますね。あんまり判定とかにはならないように思いますし、どっちみちKOで終わるかなと思います。
(白川がSBのリングで負けたことについて)ちょっとあの負け方は最悪だと思うんですけど、まあああはならないですね。KNOCK OUTさんに乗り込ませてもらってるほうなんですけど、全然緊張感とか特になくて、いい感じでいい気持ちで挑めるかなという感じですね。
(何回投げるイメージか)もし思っていることがちゃんとはまれば、一発で終わりますけど、そんな簡単なことじゃないのはもちろんです。それが出ればいいな、という感じですね」
▼第9試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -63.0kg契約/3分3R・延長1R
バズーカ巧樹(菅原道場)=62.9kg
「殺ります。
(大沢のコメントを受けて)何もなし」
大沢文也(ザウルスプロモーション)=62.9kg
「K-1から来た大沢です。今ちょっとイライラしたり、今日だけじゃなくて僕が出られなかったリモートで出た会見から、ずっとイライラすることはすごいあるんですけど、明日は怒りを捨てて、いつも通り冷静にクールに戦いたいと思います。明日しっかり勝ちます。応援よろしくお願いします。
(バチバチに向かい合った理由)何かイライラしたんで。リスペクトを持っていない奴だなと思ってイライラしました。練習中もそうっすけど、イライラしている時、怒っている時、自分は本当に弱いんですよね。クールな時や冷静にやっている時は本当に強いので。イライラしている時は周りにも言われるんですけど、全然自分がやりたいことができないことがわかっているので、それはしっかりしようかなと思います。
(試合前にここまでイラついていることは今までにあったか)あんまりないですね。対戦相手にムカついたりとか、イラついたりはないので。ムカついてはいますけど、嫌いとかそういうのはないですよ。ちゃんとバズーカ選手のことは選手としてリスペクトしてるし、だからムカつくとかは別にないです。ただイライラとはなりました」
▼第8試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-RED -58.0kg 契約/3分3R・延長1R
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)=57.90kg
「明日はKNOCK OUTのお祭りで年末にこうやって試合ができることを本当に嬉しく思います。自分自身もめちゃめちゃ楽しんで、そして2025年最後のKNOCK OUTにふさわしい試合で勝ちます。応援よろしくお願いします。
(相手を見た印象)試合映像を見た感じだと、体が大きい想定で身長ももっと大きいのかなと思いましたが、実際に見たら大きさはそんなに高くなかったです」
チョムラウン・クンクメール(カンボジア)=57.30kg
「準備してきたことがあるので、明日の試合に向けてすでに整ってきました。
(相手を計量で見た感想)相手は凄くいい選手ですが、明日は2Rで倒すことを頑張るので楽しみにしてください」
▼第7試合 ISKAインターコンチネンタルバンタム級(K-1ルール)王者決定戦 3分5R
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)=56.95kg→再計量
※会見欠席
ドスティン・オルティス(スペイン)=54.50kg
「明日に向けてしっかりと準備をしてきたので、とにかく体調管理、そしてしっかりとしたコンディションを整えて、明日のタイトルマッチに全力で挑みたいと思います。
(古木の会見欠席について)ここに現れないということはとても残念ですけれど、私はここにしっかりと現れるということでしっかり戦う準備ができています。明日はしっかりと自分の戦いを見せます。
(ベルトへの思い)ベルトはもちろんとても大きなものですが、まずは相手がいないということで、しっかりと自分の戦いをすることを考えているので、ベルトに関しては大きな気持ちを持っていますが、全く気負いしているようなことではありません」
▼第2試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)=69.65kg
蛇鬼将矢(team阿修羅道/TOPGUNGYM)=70.0kg
▼第1試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメントリザーブマッチ 3分3R・延長1R
小森玲哉(ONE`S GOAL)=59.95kg
優翔(team NOVA)=59.50kg
▼プレリミナリーファイト第3試合 KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーライト級 3分2R
木村亮彦(クロスポイント大泉)=64.80kg
平石公介(センチャイムエタイジム)=64.70kg
▼プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R
横山太一朗(クロスポイント吉祥寺)=59.90kg
辰次郎(sports 24)=59.75kg
▼プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-RED-54.5kg契約 3分3R
前田翔太(WSRフェアテックス三ノ輪)=54.15kg
蒔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)=54.40kg