2022/03/09

3.12 KNOCK OUT 2022 vol.2|隼斗 インタビュー公開!

 

 

 

「高校卒業前の最後の思い出に、相手を圧倒して倒したい!」

 

3・12『KNOCK OUT 2022 vol.2』の「KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R・延長1R」で、乙津 陸と対戦する隼斗。昨年11月にデビューして1勝1敗の隼斗は、試合の5日後に卒業を控える高校生。乙津との高校生対決では早い時間でのKOも想定しているという。そこで狙っているフィニッシュとは?

 

 

 

-- 隼斗選手は今回が『KNOCK OUT』初参戦ですが、今回の試合が3戦目になるんですよね?

 

隼斗 はい。去年の11月にデビュー戦で勝って、12月の第2戦では負けてしまったんですけど、これが3戦目です。この試合の話を聞いた時はビックリしました。『KNOCK OUT』に出れるんや!と思って。

 

-- 『KNOCK OUT』には出たかった?

 

隼斗 出たかったです。小っちゃい頃から大会とか生で見に行っていたので、いい舞台だなと思ってました。

 

-- 名古屋から見に来てたんですか。

 

隼斗 そうですね。父がキックボクシング好きだったのもあって、そのために東京に連れて行ってもらって観戦しました。

 

-- では、格闘技を始めるのも早かった?

 

隼斗 小3の時に友達に誘われて、ジムに体験入門に行ったら楽しくて、そこから始めました。試合に出始めたのは小4ぐらいからで、ジュニアとアマチュアでは80戦ぐらいしました。

 

-- おお、経験豊富ですね。そのうち勝ったのは?

 

隼斗 半分ちょいぐらいだと思います。タイトルとかは特にないんですけど、トーナメントで優勝したりはしました。

 

-- 「プロになりたい」という気持ちは早い段階からあったんですか?

 

隼斗 小5~6の頃からありました。K-1 MAXの63kgで久保優太選手や大和哲也選手の試合とかを見ていて、憧れるようになりました。

 

-- そこから昨年、高3でプロデビューに至ったわけですが、それだけの試合をこなしてきて、プロとなると違いは感じましたか?

 

隼斗 違いましたね。お客さんに応援してもらえて、歓声もすごかったので、プロの試合は楽しかったです。

 

-- 楽しめたんですね。ここまで2戦しての手応えは?

 

隼斗 デビュー戦は思うようにやれたんですけど、2戦目は首相撲とかでやられちゃって、ちょっとダメダメでした。そこからは首相撲で不利な体勢にならないようにとか、ガンガン前に出てローを蹴るとか、そういう練習をしています。

 

-- その中で、同じくジュニアからデビューしてきた乙津選手との対戦になりますが、相手の印象は?

 

隼斗 パンチが強い選手というだけですね。そこだけは警戒したいと思います。自分から前に出て全部攻撃を仕掛けて、圧倒したいです。早い時間で終わらせる自信もあります。

 

-- 最後は何で倒す、というイメージはありますか?

 

隼斗 ヒザ蹴りかハイキックで決めたいと思っています。その練習をしていて、イメージもできています。乙津選手はデビューから2連勝で期待されているみたいなので、オイシイです。ここで勝って、『KNOCK OUT』のベルトを狙っていきたいです。

 

 

 

 

-- この試合のテーマというと?

 

隼斗 「完封」ですね。圧倒して、1Rに倒せたら一番いいなと思っていて。まあ2R、3Rになったとしても、とにかく倒したいです。

 

-- 現在高3ということは、この春で卒業ですよね。

 

隼斗 はい。試合が終わった後の17日に卒業式があります。

 

-- では、これが高校生として最後の試合になりますね。

 

隼斗 そうですね。卒業したら就職が決まっているんですけど、キックは続ける予定なので、高校最後の試合ということでバッチリ決めたいと思います。

 

-- ちなみに高校生活は楽しかったですか?

 

隼斗 はい。コロナで修学旅行とかなくなったとかはあったんですけど、楽しく過ごせたかなと思います。

 

-- この試合が最後のいい思い出になるといいですね。では最後に、この試合で一番注目してもらいたいポイントは?

 

隼斗 「根性」ですね。とにかく前に出るので、根性で勝つ姿を見てほしいです。

 

 

 

 

プロフィール

隼斗(はやと)
所属:西田キックボクシングジム
生年月日:2004年3月2日
出身:愛知県名古屋市
身長:173cm
戦績:2戦1勝1敗