2022/09/15

10.16 KNOCK OUT 2022 vol.6|対戦カード発表記者会見レポート

 

 

 

 

10月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.6』の記者会見が9月13日(火)都内にて行われ、第一弾対戦カードが発表された。

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACK-64.0kg契約 3分3R・延長1R
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)vs西岡蓮太(龍生塾)

 

 

 

 

 元REBELS-BLACK -60kg王者・鈴木は20歳でプロデビューし、20年2月のREBELSでの試合を最後に、13戦13勝(8KO)無敗だったが、プロボクシングに転向。昨年12月のプロデビュー戦で勝利したが、キックへの想いを断つことができずキックボクシングの復帰戦が決まった。これまで60kgで戦ってきたが、65kgでの復帰を希望。対する西岡は大月晴明、不可思をシュートボクシングのリングで下してきた元SB日本ライト級王者。2020年には『KNOCK OUT』の無法島GPにエントリー。小川翔、鈴木千裕、バズーカ巧樹を下して優勝を果たし、再び『KNOCK OUT』のリングに上がる。

 

 会見に出席した鈴木は「今回、西岡選手との試合が決まって色々と思うことがあります。3年前に弟(=鈴木千裕)が西岡選手に負けて『西岡選手と試合をしたい』とつぶやいて、それが叶ったので燃えています。練習も凄く気合いが入っています」と弟の敵討ちとしてやりたかった相手だけに燃えているという。

 

 キックを離れボクシングを経験したことで「キックボクサーにはないパンチの回転力を1年半ぐらい練習をしたので身に付きましたし、キックボクサーにはない動きをお見せできるかと思います。ボクシングの技術を使ってキックでどれだけ通用するのか確認したいのでこのリングに戻ってきました」とパンチに自信。「西岡選手はカウンターが巧く凄くテクニシャン。カウンターにカウンターを合わせて対抗できれば」と西岡攻略の糸口を話す。

 

 今後はライト級(-62.5kg)とスーパーライト級(-65.0kg)のどちらの階級を主戦場にしていくか悩んでおり、「『KNOCK OUT』のベルトをしっかり獲りたいのですが、弟からスーパーライト級のベルトを奪い取るか、62.5kgでバズーカ巧樹選手から奪い獲るのか模索して獲りたいと思います。(兄弟対決も問題ない?)弟をもちろん蹴落とします。今、弟と同居しているのですが、毎回ベルトをチラつかせてくる。弟からベルトを奪い取りたい気持ちも実はあります。千裕が『KNOCK OUT』のチャンピオンになってRIZINに出てどこに行っても僕は“千裕のお兄ちゃん”と言われていて悔しい想いをしていて、弟が唯一負けている西岡選手に勝つことで“宙樹の弟”と呼ばせるようにしたい」と弟に敵対心を燃やす。

 

 

 

 

 一方、西岡は「『KNOCK OUT』ファンの皆様、お久しぶりです。手首の手術を二回して今年4月の復帰戦で負けました。一回復帰戦をして、感覚を取り戻したと思い、そこで無敗の美味しい鈴木選手とやらせてもらえるので感謝してます。『KNOCK OUT』ファン、格闘技を初めて見る人も面白いと思える試合をして自分が勝ちます」と意気込みを語る。

 

 鈴木については「同じ階級じゃなかったので対戦相手として見ていませんでした。試合が決まってから動画を見て、パンチがシャープで巧い。ボクシングに行ってもっと巧くなっていると思うので、しっかり警戒しながら自分の得意なカウンターを狙って当てて倒したい。手術した左手でダウンを取ってフィニッシュできれば一番いいなと思います」と自信を見せた。

 

 西岡も『KNOCK OUT』のベルトに興味を見せ「僕は今のチャンピオンのバズーカ巧樹選手に勝っていて負ける気はしないので、もう一回獲りにいくのも面白いかなと思います」とバズーカとのリマッチでKNOCK OUT-BLACKライト級王座獲りを狙う。

 

 最後に、10月1日(土)より、地上波のTOKYO MXにて『KNOCK OUT STYLE』のレギュラー放送が決定したことについて聞かれた両者。鈴木は「今の業界は天心選手、武尊選手とスター選手がいない状況なので、僕だけじゃなくてこの階級が盛り上げられるようにアピールしていていきたいです。昔の魔裟斗さん、小比類巻貴之さんのような存在になれるようにアピールしていきたい」といえば、西岡は「大阪は見られないのは残念ですが(苦笑)、いい勝ち方をして自分がカッコいいところを見せられるようにしたい」とした。

 

 

 

■KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R・延長1R
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)vsカミ シロ(PHOENIX)

 

 

 

 カミ シロはこれまでライト級戦線で戦ってきたが、今回からスーパーフェザー級に階級を下げて参戦。前回8月の新宿大会では庄司啓馬に判定勝ちし好調を維持する。対する新田は4月にINNOVATIONスーパーフェザー級王者に輝き、前戦となった4月2日のRIZIN沖縄大会では大雅と対戦し、惜しくも敗れた。現在、REDルールのスーパーフェザー級の王座は空位であり、宮田Pは「この階級に火を付けるような戦いを期待したい」と期待を込めた。

 

 

 

 

新田宗一朗

「久しぶりの『KNOCK OUT』なので、楽しんで試合をしたいのですが、この階級はそんなに盛り上がっていないので自分が盛り上げていきます。

(対戦相手の印象)印象は特にないのですが、フィジカル面は向こうが上ですが、それはテクニックで何とかなるので気にしてないです。

(王座への想い)今回はKOでも判定でも何でもいいので勝ちます。今回の試合は1つ課題があって、ミドルをバンバン蹴って相手の腕を蹴りたいなと。試合であまり腕を折られるのを見たことがないので、楽しみにして下さい。

(イノベーションでチャンピオンになり、RIZINの大舞台を経験しての感想)RIZINで色々と経験できて、試合で緊張するのは変わらないので、やることをやるだけです」

 

 

カミ シロ

「新田選手はこの階級でトップクラスの選手だと思います。ここでしっかり倒して僕もトップ戦線に名乗りを上げていきたいです。

(対戦相手の印象)基本的に何でもできてヒジ、パンチ、蹴りを打っている選手。この階級では背の高い選手なので凄くいい武器かなと思います。

(王座への想い)この階級を盛り上げるチャンスかなと。ここでしっかり勝って王座に近づきたいと思います。

(新田のミドルで腕を折る発言について)まあ、気を付けます。

(カミ シロのリンスネームに半角の空白があるのは?)リングネームを付けてもらって姓名判断で語呂が良い名前にするのですが、名字がカミで名前がシロだといいというのでそうなりました。半角が空いていて印象に残る試合をしたいです」

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R・延長1R
乙津陸(クロスポイント大泉)vs酒井柚樹(TEAM TEPPEN)

 

 

 

 乙津は前回8月の新宿大会のメインでNJKFフライ級1位・谷津晴之に3RKOで下し5戦5勝(3KO)の無敗を誇る高校3年生。対する酒井は昨年5月以来の『KNOCK OUT』参戦。宮田Pは「勝ち星から遠ざかっていますが、安定した試合運びのできる実力者」と評価している。スピード感溢れる戦いとなるか。

 

 

 

 

乙津陸

「前回の試合でプロ5戦目で5戦5勝3KOという戦績になり、今回もしっかり仕留めて6戦6勝4KOになるように頑張ります。

(対戦相手の印象)パンチの回転、上下の打ち分けの巧い選手だと思います。

(前回メインを経験して変わったこと)とりあえずベルトが欲しいので、もっと大舞台に立って目立ちたいと思いました。

(どういう試合をしたいか)BLACKルールなのでパンチや蹴りで派手にぶっ倒したいです。

(ファンにメッセージ)10月からテレビ放送が決まっているので色んな人に見られると思うので、全部で圧勝して早くベルトが欲しいです」

 

 

酒井柚樹

「勝ち星から遠ざかっているにも関わらず自分を使っていただきありがとうございます。相手はまだ負けてないし、高校3年生で若いということで『KNOCK OUT』で期待されている選手ですが、それをひっくり返して絶対にぶっ倒します。

(対戦相手の印象)全体的に巧い選手だなと感じます。

(『KNOCK OUT』の再復帰について)今注目されている乙津選手の噛ませ犬だと捉えている方も多いと思い、めちゃくちゃ悔しいのでそれを試合に全部ぶつけます。

(どう勝つか)ここで具体的なことは言えませんが、すでにTEPPENGYM会長と作戦を練ってすでに作り上げているので、まだ1カ月あるので楽しみにして下さい。

(ファンにメッセージ)テレビ放送も決まって、前回以上の試合をして必ず勝つので応援よろしくお願いします」

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級 3分3R・延長1R
YUYA(クロスポイント吉祥寺)vs Apollo中山(GOD SIDE GYM)

 

 

 

昨年10月29日の『KNOCK OUT』で対戦し引き分けている両者。それぞれキャリアを重ねての再戦となった。中山は前戦で9月にMMAの大会『GRACHAN』に参戦し、4点ポジションからのヒザ蹴りをするルールで認められていない行為で反則負けとなったが、MMAルールに適した戦いをしており、宮田Pは「MMAの世界に行ってほしくないので速攻オファーを掛けて今回出てもらうことになりました」とオファーに至った経緯を説明した。対するYUYAは4月の新日本キックで試合が決まっていたが、対戦相手が負傷欠場となり不戦勝となった。

 

 

 

 

YUYA

「今回の相手はMMAで凄く調子が良さそうです。Apollo選手は『ちょこちょこローキックとか、そういうのはいらない』と言われていて、今決めました。もうバッチバチに蹴って行こうと思います。決着はできればKOを狙っていきますが、仮にKOでなくてもメンタル、テクニック、フィジカルと全部において完全に勝ったなと思われる試合をするので、ぜひ見逃さないで下さい。

(前回の試合での相手の印象)間合いがキックボクシングの選手とは違うのでかなりやりにくいところはあったのですが、2、3Rと間合いを詰めながら戦い方が見えてきたところがありました。今回の試合で白黒付けられると思うのでKOで決めたいと思います。

(中山から試合スタイルの注文を受けて)前回の試合の内容もでそうですが、パンチで打ち合うところがあると思うので受けて立ちたいなと。蹴り、パンチの配分を考えながら、詰めるところはしっかり詰めて、同じようにパンチで倒したいと思います。

(ファンにメッセージ)前回引き分けで終わっていて、自分の中でこの1年は残っているものがありました。今回は絶対に逃がさないで、相手も打ち合ってKO狙いで来てくれると思うので、観ているファンには目が離せないハラハラする試合になると思います。自分の知名度はまだないので、『KNOCK OUT』で独特な存在である中山選手をしっかり叩き潰して全部奪って次につなげたいと思います」

 

 

Apollo中山

「また『KNOCK OUT』に呼んでいただきありがとうございます。去年にデビューして7戦し育ててもらっていますが、自分は二刀流でやっていくので。去年10月からちょうど1年ぐらい経って別人なので、丸っきり違う自分を見せられればと。前蹴り、ちょこちょこローキックとか、そういうのはいらないので、最初からバチバチの試合をして倒し切る試合をしに来ました。

(前回の試合での相手の印象)たくさん蹴ってくる嫌な選手。やり辛いなと。ただそれだけですね。決着を付けたいので、それで判定とかでどうのこうの勝ったと思われてもしゃくだし、今回はマジで決着付けます。前回は俺が勝っていた、という感じです。

(前回から変わったという手応えはどういうところ?)クボ選手にKOされてそこからももっと変わりました。基本的に舐めていて、酒をバンバン飲んでいたし、タバコもバカバカ吸って練習していたのですが、ちゃんと見直してちゃんとキックボクサー、格闘家になれたかなと。飯も変えて、自分に自信を持ってやっています。別人なところを見せられればと思います。

(GRACHANでの反則行為とは?)まず頭突きを入れて目に指を入れて……すみません(笑)。4点ポジションからヒザ蹴りを入れてしまいました。RIZINではOKのルールなんですが、自分はヒザ蹴りが得意なんです。もう行っちゃえと思ったのがダメでした。咄嗟に出てしまい、相手には申し訳なかったのですが、試合としては力を出し切れたし、まだまだやりたかったので、手応えとしては自分がやっていることに間違っていないと思ったのでこのままのスタイルでキックボクシングでどこまで行けるのか。今回、また同じ相手を用意してくれたので楽しみです。

(ファンにメッセージ)この試合ではKOを狙ってるっす。名前を売りたいし、MMAとキックで61kg~70kgまで行けるので騒がせられればと思って格闘技をやっています。デカい相手に飛び込んでいくのでチェックして下さい」

 

その他、会見最後には、中島弘貴(LARA TOKYO)、工藤“red”玲央(TEPPEN GYM)、クボ マサヤ(PHOENIX)が参戦予定選手として発表された。