2022/10/15

10.16 KNOCK OUT 2022 vol.6|公式計量・会見レポート

 

 

2022年10月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.6』の前日計量が15日(土)12時~都内にて行われた。

 

 

 

 

 

■メインイベント KNOCK OUT-BLACK -64.0kg契約 3分3R延長1R

 

鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)は63.7kg、西岡蓮太(龍生塾)は64.0kgジャストで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 

 ボクシングに転向し、今回がキック復帰初戦となる鈴木は「試合が近づくに連れて、今は試合をするのは凄く楽しみです。ボクシングからキックボクシングに戻ってきたので、パンチの技術もそうですが、1カ月半でどれぐらい蹴りが蹴られるようになったかというところだったり、どっちもできるところを見てもらいたいです」とボクシングで磨かれたパンチだけでなく、蹴りにも自信を見せる。

 

 キックを離れている間の『KNOCK OUT』の印象を聞かれると「僕がボクシングにいっている間、弟(=鈴木千裕)や自分と同じ階級の選手の試合を見ていて、自分が戦いたい選手がたくさんいて西岡選手もその一人でした。『KNOCK OUT』のトップ選手とどんどん試合をして、西岡選手を倒してトップ戦線に上がっていけるように頑張ります」とその先の目標も見据えているという。

 

 これまで -60kg級戦線の鈴木は今回、階級を上げての試合となり、「身体の成長が止まって凄く動きやすくなりましたし、大人の身体になってきました。今まではパワーをうまく誤魔化しながら戦ってきましたが、今回はパワーも見せられると思うので60kgでやってきた時とは違うところを見せたいと思います」と上の階級での試合も問題ない様子を見せた。

 

 対する西岡は2020年10月の原口健飛戦に敗れて以降は長年痛めていた左手首の2度に亘る手術、リハビリのために戦線離脱。約1年5カ月ぶりの復帰戦となった今年4月の笠原弘希戦では2RKO負けを喫し、今回再起戦となる。会見で西岡は「手首の手術を終え、現在二連敗中の自分に、最高の場所と最高の相手に復活の場を設けてもらったことに凄く感謝し、絶対に自分が復活したいと思います。自分はパンチも蹴りも何でもできると思うので、見ている人に穴がないと思われる戦いをしたい」と意気込みを語った。

 

 前戦でキャリア初のKO負けを喫したことについては「だいぶ落ち込んでしまい、精神的にどん底でしたが、試合が決まってから練習では気合いが入りまくって絶対に負けられない気持ちで練習してきました。KO勝ちが何年もないのでKO勝ちにこだわっていきたい」とKO決着での復活を狙う。

 

 また、海人、笠原弘希のシュートボクサー勢の活躍を受けて、西岡は「シュートボクサーが他団体に出て活躍していることは刺激になっています。自分もこういう形で『KNOCK OUT』で試合ができることは当たり前じゃないと思いますし、しっかり『KNOCK OUT』さん、シュートボクシングにも感謝を込めていい試合ができたら」と気合いを入れる。

 

 今回の試合に向けて用意したものを聞かれると、西岡は「鈴木選手は前回の試合を一番見てると思うので、その自分をイメージしていたらビックリすると思います」と進化に自信を見せれば、鈴木は「前回の西岡選手の試合をむちゃくちゃ見て対策してきて今の発言を聞いて、対策をまた考えようかなと思います(苦笑)。またそれを考えて動こうと思うので、皆さんがビックリするような戦い方をしたいと思います」と相手の上を行く戦いをしたいという。

 

 メインに抜擢されたことに聞かれると、鈴木は「メインということで盛り上げることが一番大切ですが、僕は西岡選手と対戦できることがシンプルにワクワクしています。皆さんにも凄く楽しんでもらえるような試合をしていきます」と好試合を予告。西岡は「判定ではダメだなと思うので、最終的には僕が倒してKO決着で終わらせたい」と完全決着で終わらせるといい、「今晩9時からTOKYO MX『KNOCK OUT STYLE』で僕と鈴木選手の試合前の煽りが特集されるので、見てもらえると、この試合が楽しみに見てもらえると思います。西岡蓮太という強い選手がいると思ってもらえる試合をしたい」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

■セミファイナル KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R

 

中島弘貴(LARA TOKYO)69.9kg
「最近はコンスタントに試合を組んでいただき調子もいいので、明日は全力を出し切る試合をしようと思います。
(どういう試合をしてどう勝ちたいか)明日はもちろんKOで終わらせます。
(一番強化してきたこと)試合間隔がちょうどいいので、調子が良いまま試合に臨めます。
(計量で相手を見ての印象)計量で見て調子良さそうなのでいい試合になるなという感じがしました。
(次に見据えているもの)組んでいただいた試合を一つ一つクリアーすれば(タイトルマッチが)見えてくるかなという感じです。
(ファンにメッセージ)明日は見に来てくれるお客さん、自分も納得できる試合をしたいと思います」

 

クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)69.6kg
「(どういう試合をしてどう勝ちたいか)明日はムエタイスタイルを出して、できればKOしたいです。
(一番強化してきたこと)自分はスパーリングをしたりといっぱい練習してきました。久しぶりの試合ですが、自信はあります。
(12年前にスパーをしたことは覚えているか)覚えていません。強いと思ったけど、明日は負けないので楽しみにして下さい。
(次に見据えているもの)明日勝って、次はまた『KNOCK OUT』に出たいので頑張ります。勝ちます」
(ファンにメッセージ)いい試合を見せて頑張ります」

 

 

 

 

 

 

■第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R

 

工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)54.9kg
「明日は倒します。
(相手を見て感じたこと)特に印象はないのですが、一番いい試合をしましょう。
(アピールしたいところ)明日は工藤“red”強くなったなというところをみんなに見せます。
(ファンにメッセージ)明日は一番いい試合をするので注目して下さい」

 

ダイナマイト柿崎(DRAGON GYM秋田)55.0kg
「明日は勝てるようにしっかり頑張って、盛り上げてお客さんを楽しませられるような戦いをしたいと思います。
(計量で相手を見て感じたこと)前から思ってましたが、明日はしっかりと戦って盛り上げるという、その気持ちは変わりません。
(アピールしたいところ)試合展開がどうなろうと最後まで倒す気持ち、諦めない気持ちを前面に頑張りたいと思います。
(ファンにメッセージ)泥臭くても最後まで攻める気持ちで頑張ります」

 

 

 

 

 

 

 

■第6試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級/3分3R・延長1R

 

新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)59.3kg
「明日は自分のやりたいようにやって、とりあえず勝って終わらせます。
(計量で相手を見て感じたこと)自分も特にないです。
(アピールしたいところ)明日はREDルールの試合は少なく、ムエタイっぽく試合をしてもいいのですが面白みがないので、あまり組まれないように戦います。
(ファンにメッセージ)久しぶりの後楽園ホールでの試合なので、楽しんで勝ちにいきます」

 

カミ シロ(PHOENIX)60.0kg
「明日は面白い試合をしてしっかり勝ちたいと思います。
(相手を見て感じたこと)背が高いなという感じです。
(アピールしたいところ)数少ないREDルールの試合なので、REDルールらしい試合を見せられたらと思います。
(ファンにメッセージ)明日は面白い試合をしてしっかり勝ちたいと思います」

 

 

 

 

 

 

■第5試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R・延長1R

 

乙津陸(クロスポイント大泉)51.9kg
「明日は俺の技のお披露目会をするので、応援よろしくお願いします。
(計量で相手を見て感じたこと)やはり小さいなという感じです。
(アピールしたいところ)明日は俺の成長ぶりと、圧倒して勝つ姿を見てほしいです。
(計量時のダルマのパンツの意味)ダルマはかわいいなと思って履きました(笑)。
(ファンにメッセージ)明日、6戦6勝4KOにします。ベルトが早く欲しいので、とっととぶっ倒したいと思います」

 

酒井柚樹(TEAM TEPPEN)52.0kg
「無敗の高校生の相手に選ばれたこと、青コーナーということ、自分が選ばれたことをよく分かっているつもりなので、明日はそれを見せます。
(計量で相手を見て感じたこと)特にないっす。
(アピールしたいところ)小さくても大きいやつに勝てるところを見てもらいたいです。
(ファンにメッセージ)今晩の『KNOCK OUT』のテレビでは、自分と乙津選手の特集相手が放送されますが、相手がいることで注目されているので、そこはシンプルにありがとうという感じです。(乙津は)ベルトが欲しいとか、6戦6勝4KOにするとか、技のお披露目とか、そう言うことばかり言っているので、明日は格闘技、人生はそんなにうまく行かないというのを見せます」

 

 

 

 

 

 

■第4試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R

 

クボ マサヤ(PHOENIX)66.4kg
「全局面で倒せるように仕上げてきたので、明日は絶対KOで勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします。
(試合に向けて一番強化してきたこと)特に変わったことはやっていません。いつも通りやって、しっかりフィニッシュにつなげたいと思います。
(アピールしたいところ)前回もKOで勝ちましたが、『KNOCK OUT』に出る度に自然と順番が序盤にずれていて悲しくもありますが、それが自分の評価なんだなと思います。前半の試合ですが、後半に負けない良い試合をしてレベルも高いし、見所もある試合をして自分の評価をしっかり上げたいと思います。
(ファンにメッセージ)またクボ マサヤは強くなって勝ってきたと皆さんにお披露目できるように頑張るので応援よろしくお願いします」

 

CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM)66.4kg
「明日は久しぶりというか、初参加の『KNOCK OUT』を楽しみたいと思います。
(試合に向けて一番強化してきたこと)倒すためというのは特にないのですが、久しぶりに怪我もなく試合を迎えられるので凄く楽しみにしています。
(アピールしたいところ)自然と盛り上がると思うので、最終的に前半戦の方が面白かったと思われる試合になると勝手に思っています。
(ファンにメッセージ)明日の試合をきっかけに、『KNOCK OUT』のウェルター級の台風の目になりたいと思っているので、その言葉通りの試合をしたいと思います」

 

 

 

 

 

 

 

■第3試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級/3分3R・延長1R

 

YUYA(クロスポイント吉祥寺)64.7kg
「明日は必ずKOで決着付けたいと思います。
(試合に向けて一番強化してきたこと)相手は普通のキックボクサーとは違うので、今回の試合用に色々とやってきました。それを発揮できればと思います。
(アピールしたいところ)もちろん派手なKO決着を臨んでいますが、試合の流れは普通のキックボクシングの試合とは違うような過程を踏んでいくと思うので、そこを注目してもらいながら見てもらいたいと思います。
(ファンにメッセージ)明日はいつ終わるか分からないような試合展開にしたいと思っているので、目を離さないで見て下さい」

 

Apollo中山(GOD SIDE GYM)63.9kg
「遅刻してすみませんでした。明日は自分らしく楽しんで戦えたらと思います。
(試合に向けて一番強化してきたこと)基本的に平日の練習、喫煙を週末だけにしたりとか、そういった節制を正して、だいぶ一般の方に近づいたと思います。
(アピールしたいところ)今年に入ってから全試合で勝つか負けるか、倒すか倒されるかの試合をしてきたので、『KNOCK OUT』の名前に恥じないような戦いを見せられると思うので、今回も殺るか殺られるか。そんな感じです。
(ファンにメッセージ)『KNOCK OUT』のこういう試合の機会をくれてありがとうございます。試合がなかったら多分、遊んで今日も二日酔いで寝てて、という日になっていますが、試合があることで真面目にやっています。それを試合で出せれればと思います。いつも練習に付き合ってくれる仲間、地元の横浜の仲間にいい戦いを見せられるように頑張ります。押忍!」

 

 

 

 

 

 

 

■第2試合 KNOCK OUT-REDバンタム級/3分3R・延長1R

 

大﨑草志(STRUGGLE)53.5kg
「明日は必ずいい試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします。
(試合に向けて一番強化してきたこと)会長の指導の下、いつも通りしっかり練習をしてきたのでいい試合を見せられると思います。
(アピールしたいところ)試合順は関係なしにいい試合を見せられれば、印象に残してもらえると思いますので希望を見過ぎずに普通に頑張りたいと思います。
(ファンにメッセージ)必ずいい試合を見せますのでたのしんでいただけたらと思います」

 

ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)53.4kg
「明日はサクッと勝ちます。
(試合に向けて一番強化してきたこと)倒すためにちょこっと練習してきました。
(アピールしたいところ)派手に勝ってそこを見てもらいたいと思います。
(ファンにメッセージ)ナカムランチャイワールド全開で勝つのでよろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

▼第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級/3分3R
智己(LARA TOKYO/スピリットジム仙台)59.8kg
vs
佐藤拓也(クロスポイント吉祥寺)59.7kg

 

 

 

 

 

 

▼プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R
竹田哲紳(クレイン)51.7kg
vs
剛大(Y’s glow)51.5kg

 

 

 

 

 

 

▼プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R
福田拓海(クロスポイント大泉)57.3kg
vs
大岩竜世(KANALOA-GYM)57.2kg