2022/02/21

3.12KNOCK OUT 2022 vol.2|対戦カード発表記者会見レポート

 

 

 

3月12日(土)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2021 vol.5』の記者会見が都内にて行われ、対戦カードが発表された。

 

 

■初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦 3分3R・延長1R
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs喜多村美紀(テツジム)

 

 

 

 

 

当初、このカードは1月22日の『KNOCK OUT 2022 vol.1』で決定していたが、ぱんちゃんがコロナに感染したために欠場となり、今大会にスライドとなった。

 

 

 

 

 会見に出席したぱんちゃんは「私のためにたくさんの方が動いてくださったのに、私がコロナに感染したことで大事な試合が流れてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪コメント。

 

 その後の練習に関しては「2週間練習ができず、プロになってこんなに練習をしなかったのは初めてです」といい、「モチベーションが下がったのですが、こんなにリングに上がっていないので成長を見せられることが良いこと。めちゃくちゃ強くなっているので、早くリングに上がりたい気持ちしかありません」と早く試合をしたいという。

 

 喜多村戦での対策については「毎試合で対策をしていますが、8~9戦目からは相手のことをそこまで気にせず、自分の方がスピードと距離があるので、相手をしっかり先に当てることが出来ます。いい動きが出来れば負ける気はしません」と自分の戦いを貫くことで問題ない相手だという。

 

 喜多村はタフな選手だが「毎回のことですが、KOはめちゃめちゃしたいです。パワーじゃなくて当て勘が重要だと思っているので、パワーで練習せずに相手の動きを見てカウンターを取ったり、当てた時のインパクトを気にしています。私の対戦相手はタフで前に出てきてガチャガチャする選手が多く、私はそういう相手に勝ってきているので向こうのペースにはなりません」と自信を見せる。

 

「鈴木会長からもいい動きが出来ているのでいい結果になると言われているので、自信を持ってリングに上がります。パンチとキックのKOのどっちも狙っています。対峙してみないと相手が何を出すかとか、相手も前と変わっている部分もあるので試合中に隙を見つけたいと思います」

 

 

 

 

 2019年2月17日にプロデビューし、4年目となる2022年の目標を聞かれると「3年目は挑戦の年だったので、4年目は群を抜いて綺麗な試合をして圧倒するのが目標です。勝つのが目標ではなく、ダウンやKO出来る選手になることが最終目標なので、それを今年はしたいです。とにかく強い相手とやって日本の女子40kg代で私が一番強いというのを証明したい。来年は海外へ挑戦できるように、今年は日本人女性をぶっ飛ばしたい」と海外進出を目標に掲げた。

 

 なお、会見を欠席した喜多村からは「この度はタイトルマッチの機会をいただき、非常に光栄に思っています。延期になりましたが準備期間が増えたことで調子も上がって運が向いていると思います。綺麗な試合をするつもりはないので泥臭く戦います。無敗の選手が勝つよりも苦労人が一花咲かせるドラマの方が面白いと思うので応援よろしくお願いします」とメッセージしている。

 

 

 

 

 

■スーパーファイト KNOCK OUT-RED -57.0kg契約 3分3R・延長1R
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)vs大田拓真(新興ムエタイジム)

 

 

 

 

 

当初、このカードは昨年7月大会で対戦する予定だったが、大田は感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため欠場となっていた。

 

 2022年初戦となる小笠原は「ジムで年下が増えていく中で、日菜太選手が復帰して、自分はまだ25歳で油が乗って食べ頃の調子のいい年齢だと思うので、いい試合が見せられると思います」と絶好調をアピール。

 

 対するWBCムエタイ日本統一フェザー級王者・大田は「去年決まっていた試合でしたが申し訳ございませんでした。2月のNJKFも試合が決まっていましたが、コロナの影響で試合がなくなりました。ちょうど追い込みもして身体もいい状態だった時にオファーもいただいたので出場するとにしました」と参戦に至った経緯を説明する。

 

 お互いの印象について、小笠原は「試合映像を見て安定しているムエタイのできる選手。KNOCK OUT-REDで僕の相手として面白い試合のできる、実力のある選手」と高評価すれば、大田も「パンチ、蹴り、ヒザ、首相撲と何でもできて、スピードもあって全部を警戒していきたい」と警戒心を強める。

 

 

 

 

 どういう決着を臨むかとの問いには、小笠原が「大田選手は安定した戦いで倒れるイメージがないので今回は倒し切りたい」とKO決着を予告すれば、大田は「小笠原選手は凄くテクニックがあり、僕も頭を使うタイプなのでそこで圧倒して巧く自分のペースにしたい」と圧倒を予告した。

 

 最後に小笠原は今回の57kg契約の試合に関して「僕は55kgのベルトを持っていて、55kgでは自分の強さを証明できていると思います。今年はフェザー級に上げて挑戦していきたいと思います。上の階級のフェザー級チャンピオンには安本晴翔、龍聖もいますが、僕がそういう選手とやると『KNOCK OUT』も盛り上がるし、ファンも見たいカードだと思います。57kg級でどこまで通用するかもテーマになる」とコメント。“小笠原瑛作、フェザー級挑戦の第一歩”に注目が集まる。

 

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACK -72.0kg契約 3分3R・延長1R
日菜太(クロスポイント吉祥寺)vsサッシス(カンボジア)

 

 

 

 

 

2021年2月のREBELS-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチで海人に敗れ、約1年ぶりの復帰戦となる日菜太は「お久しぶりです。まさか戻ってくるとは思いませんでした。去年の試合が終わって、山口会長と二人で話をした時に『お疲れ様。しばらくゆっくり休んで』と言われ、自分の意思でもありますが、第三者から『お疲れ様』と言われたら、もう辞めた方がいいと思い、8カ月間、近所のジムでランニングしたり、筋トレしたりして格闘技から離れていました。10月の終わりに山口会長から『話をしよう』と言われて引退イベントの話かなと思って行ったら、『来年、1年間頑張って見たら?』と言われ、1年もやれるかわからないし、1回でもできるか分からないので『11月から練習に行きます』と練習を始めました。8カ月も休んだことがなかったので、ブランクで身体を戻すのと、以前より強くなっていなかったら戻る意味はないと思って、今凄くいい練習をしています。皆さんの前で裸になりたいぐらいフィジカルが仕上がっているので、3月はいい試合をしたいと思います。自分が動けるかどうかリングに立ってみないとわかりません。お客さんからお金をもう貰えないと思ったら辞めるし、ちょっとできるのかなと思ったら、今年1年でどこまで行けるか頑張ってみようと。2022年はラストイヤーだと思うので、たくさんの人に残りの試合を見てもらいたいと思います」と復帰に至った想いを語る。

 

 そして「今こういうことを言うのは良くないかもしれませんが、もう一回凄く強いやつと悔いなく戦ってボロボロにしたい・されたいと思います。そこができないとキックをもう一回やりたいと思いません。18歳でデビューして、今年の夏に36歳になります。僕は大事なところでチャンスを逃してきた選手ですが、世界のトップと10年間やってきた自信はあります。ONEのアンディ・サワーとグレゴリアンの試合を観て、俺もそれぐらいの凄い選手と最後にもう一回やりたいと。サワーがああいう負け方をして、そういう終わり方もカッコいいと思ったので俺もそういうストーリーにしたいと思います。今回の試合がしょぼかったら宮田さんに『やっぱり辞めます』と言うかもしれません。僕は毎回色んな人にチケットを買っていただき、人からお金をもらう大切さを分かっているので、そこでお金を出す人に満足したものを見せられなかったらプロじゃないと思うので、そこに少しでも行けるように努力しています」と最後に世界の強豪との一戦まで辿り着きたいという。

 

 現在の練習での感触については「波が凄くあります。それが年齢のせいなのかは分かりませんが、凄くいい日もあれば悪い日もあります。ドラゴンボールでピッコロが『若さくれ!』と言っていた意味が分かってきた気がします」と苦笑い。

 

 

 

 

 復帰に対して家族の反応については「奥さんからは『好きにやればいいんじゃない?』と。1歳3カ月の子供がいて、どうにかお父さんが頑張っている姿を見て欲しいなと。色んな人に自分の集大成を見てもらいたいと思います」という。

 

 3月以降については「理想としては3、6、9、12月の4試合をやれれば。用意された試合をクリアーし、最後にもう一回勝負論のある試合をやりたいですね」と今年は5試合を希望。

 

 3月大会でもし凄く動けたら現役続行はあるのかとの問いには「今トレーニングで嫌な練習を始めたので、リフレッシュできています。この1年間、クロスポイントに残るということは、こういうことをやってきた方がいいということを、ジムの後輩たちに伝えていけたら。うちのジムから強い選手が出ないと『KNOCK OUT』は盛り上がらないので、僕が持っているものに全てを教えていきたい」と後輩に今までやってきたことを継承していきたいとした。

 

 最後に「凄く久しぶりに毎日練習しています。毎朝起きるのが辛いのですが、36歳になりますが、そういう年代の人に勇気、元気を与える試合をするので後楽園ホールに観に来て下さい」とメッセージを送った。

 

 対するサッシスは7月大会で中島弘貴に敗れて以来の『KNOCK OUT』参戦となり(会見は欠席)、「前回は悔しい試合でしたが、またオファーをして頂きありがとうございました今回のチャンスをしっかり自分の手で掴んで、応援してくれている方たちに喜んでほしいと思います! ガンバリマス!」とメッセージを送っている。

 

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R・延長1R
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)vs角田泰盛(CRAZY WOLF)

 

 

 

 

 

栗秋は昨年9月、地元・福岡(出身は大分県)で開催された九州プロキックボクシングのメインで銀次に2RKO負けして以来、半年ぶりの試合。角田は昨年11月の『KNOCK OUT』で初参戦。KNOCK OUT-REDフェザー級王者・安本晴翔と対戦し、2度のダウンを奪われ判定負けしたが、驚異的な粘りを見せて最終ラウンドに盛り返している。戦績は20戦9勝(6KO)10敗1分。

 

 

 

 

・栗秋祥梧

「今、しっかり練習ができているのでKOが見せられる試合になると思います。

(結果が出ていないことで考えたことは?)9月に銀次選手に敗れて正直、格闘技を辞めようと思いましたが、辞めた時に自分に何が残るかを考えたら、何も残らなかったので今年一生懸命、練習してベルトを巻いて辞めようと思います。

(練習で手応えのある部分は?)ウエイトトレーニングだったり、先輩方が意見を出してくれるので凄く助かっています。

(相手の印象)全体的にスタミナもあって気持ちも強い選手ですが、穴がありすぎるかなと。

(どういう勝ち方をしたいか)短時間で勝ちたいですが、一瞬で終わると思います。

(どういうタイミングで練習再開したか)銀次戦で敗れてからは練習してきましたが、練習すればするほど自信が付いてくるものだなと思い、練習が凄く楽しくなっています。

(練習嫌いでしたが何割増しで練習を?)嫌いは嫌いですが、毎日やりたくないけど、やらなきゃ勝てないなと。全力でやっています。

(角田はタフな印象があるが倒し切れる?)相手選手の穴もそうですが、自分の引き出しを作ってきたのでそこで当たれば倒れると思います。

(ファンにメッセージ)また『KNOCK OUT』で新しい自分を作って、フェザー級をしっかり盛り上げていきたいと思うのでよろしくお願いします」

 

 

 

・角田泰盛

「まず、初めに今回オファーを掛けてくださった『KNOCK OUT』関係者の皆様、誠にありがとうございます。前回、『KNOCK OUT』に初参戦させて頂いたときには、過去最強の自分を作り上げて挑んだものの安本選手に一歩及ばず、悔しい結果となってしまいました。今回は結果として、確実な勝ちを残すべく前回以上に気合いが入っています。負けはしたものの前回の試合ではかなり自信が付いたので、今回はさらに強くなった“角田泰盛”を見せられると思います。期待していて下さい! 応援よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

■KNOCK OUT-REDスーパーフライ級 3分3R・延長1R
松﨑公則(STRUGGLE)vs阿部晴翔(チーム・タイガーホーク)

 

 

 

 

 

 当初、このカードは1月大会で決定していたが、松﨑は、感染症拡大防止のために一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため
今大会にスライドとなった。松﨑は49戦20勝(11KO)25敗4分の戦績があり、今回の試合をラストマッチとしている。対する阿部は18戦6勝(5KO)12敗の22歳。

 

 

 

 

・松﨑公則

「今回1月大会に出場予定でしたがコロナの影響で延期になり、申し訳ございませんでした。今大会にスライドしていただき、ありがとうございます。今回の試合で最後の試合にしたいと思います。全てを出し切って勝って終わりたいと思います。

(この試合を最後の試合に決めた理由は?)50戦目ということで年齢的にもキリよく辞めようと思いました。僕はデビュー戦あ全日本キックのリングで宮田さんにお世話になりました。最後も宮田さんで終わりたいと思いました。

(どういう試合を見せたい?)最後の試合なので、とにかく全てを出し切って絶対後悔しないよう、盛り上げる試合をしたいと思います。

(相手の印象)試合を観たことがないので知らなかった相手なんですが、全般的にテクニックがあって、パンチが結構強いのでそこを気をつけたいと思います。

(ラストマッチに向けての練習はいつもの練習の違うか)毎回試合に向けては全力でやるので、いつもの練習と特に大きく変わることはありません。

(最後に見せたいものは?)とにかく勝ちたい。最近は勝ってないので、今まで出していなかったものを出していきたいと思います。

(引退後は?)すぐではないのですが、整体をずっと勉強していたので整体院を開いていきたいと思います。しばらくはジムでトレーナーをやろうと思います。

(合唱部?)合唱はとりあえず体力はそれほど必要ないので、70歳でも80歳でも合唱は続けていきたいと思います。

(ファンにメッセージ)今回最後の試合なので全力を出して最高の試合で終わりたいと思います。全国の中年の皆さん、最後までよろしくお願いいたします」

 

 

 

・阿部晴翔

「今回、このような時期に試合を組んで頂きありがとうございます。自分を知らない人が大半だと思いますが、皆さんの記憶に残るような試合をして勝ちますのでよろしくお願いします」

 

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級 3分3R・延長1R
クボ マサヤ(PHOENIX)vsApollo中山(GOD SIDE GYM)

 

 

 

 中山は2021年KNOCK OUTアマチュア・アダルト65kgトーナメントで優勝し、6月にプロデビュー。今年1月までの7カ月で5試合のハイペースでキャリアを積んでいるファイター(戦績は5戦2勝1敗2分)。対するクボは昨年3月のKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント準決勝で鈴木千裕に1RKO負けして以来の参戦。12月には他団体のリングで再起戦を行い勝利している。

 

 

 

 

・クボマサヤ

「『KNOCK OUT』の舞台でいい結果が出ていなくて試合内容も良くなくて、2回とも負けているので焦っています。宮田さんの薄っすらプレッシャーを感じ、ファンからもこんなものなの? と思われている節があるので、そこを今回払拭したいと思います。

(相手の印象)気持ちも強くて、試合では独特な感じですが、センスはいいのかなと。戦績ほど油断していい相手じゃないという印象ですが、僕のキャリア的にここらへんの選手に負けるようでは、もう伸びしろはないのかなと思うのでしっかり差を見せ付けます。パンチも全部見せて勝っていきます。

(強化していることは)試合にたびにスタイルを変えることもないですし、精神的に自分の弱さに負けていい試合ができないことがあります。もっと楽しんでいきたいと思います。

(中山は『打ち合いたい』と言っているが)全然打ち合ってもいいのですが、僕の持ち味はそういうところではありません。パンチも打つし、蹴りも使って全部を見せて勝ちます。打ち合いでもしっかり差を付けていきたいと思います。

(前回大会からリングネーム表記がカタカナになったのは?)カタカナの方が画数がいいとジムオーナーの前村さんからアドバイスがあり、気付いたらカタカナになっていました。

(中山のことはなめている?)僕のキックのキャリアの中でそれなりに酸いも甘いも経験して、キャリアの浅い選手に負けているようではダメだと。どの試合でも油断はできず、むしろ警戒しています。以前に同門のカミシロとドローだったので、ジムのい立場的にもしっかり勝たないといけないと思います。

(ファンにメッセージ)また1年ぶりに『KNOCK OUT』のリングに上れるので楽しみです。今回はいい結果を出して全部を出し切って中山選手といい試合をして会場を盛り上げたいと思います」

 

 

 

・Apollo中山

「世界と戦ってきたトップファイターとやらしてもらえるところまで来たので、楽しみでしょうがないので質が違うところを見せれればなと思います。

(相手の印象)どこからどう見ても超正統派のムエタイファイターなので、俺も試されているので楽しみですね。左の蹴りが得意で何でもできるんでしょう。そんな感じで鵜す。

(一番見せたいものは?)普通のキックボクサーとは違って、バチバチに殴り合えます。戦績を見てなめられているので、足を止めて当日殴り合える試合をしたいと思います。

(以前に対戦した般若HASHIMOTOが「中山選手は試合中に鼻歌を歌っていた」と言っていたが)そうですね。試合が嫌になりかけた時に鼻歌でも歌いながら気分転換して、こっちのペースに持っていってやろうと思いましたが、般若選手は気持ちが強かったですね。ぶっ飛んで歌っていました。即興だったのでメロディーは覚えていません(笑)。

(クボが『ここらへんの選手に負けるようでは……』と発言したことについて)めちゃくちゃなめられていることに腹立っていますし、俺は地下格闘技でやってきているので気持ちの面でもなめんなよと。逆になめてくれているからラッキーだなと。打ち合いをしてくれるかなと思ったら、そうでもないみたいでまだ掴めてないですね。

(ファンにメッセージ)自分は変わらずに喧嘩しにいくつもりで試合をするので、楽しんでください」

 

 

 

 

 

■KNOCK OUT-RED -61.0kg契約 3分3R・延長1R
力也(WSRフェアテックス湖北)vsカミシロ(PHOENIX)


 

 

力也は7戦6勝(2KO)の19歳でWSRのホープ選手。前回昨年10月の『KNOCK OUT』では、当時無敗だった新田宗一朗から判定勝ちして以来の『KNOCK OUT』参戦となる。対するカミシロは4戦2勝(1KO)1敗1分の戦績を持ち、過去には2017年と2018年には北斗旗全日本空道体力別選手権大会‐240クラスで優勝。『KNOCK OUT』では昨年8月にApollo中山とドロー。力也はスーパーフェザー級(60.0kgh)、カミシロはライト級(62.5kg級)でそれぞれ試合をしているが、中間の契約ウエイトでの試合となる。

 

 

 

 

・力也

「今回はしっかりいい勝ち方をしてタイトルに絡めるようにしたいので、勝ち方にこだわっていきたいです。

(相手の印象)パンチが強いので油断はできないと思います。フィジカルも強く、打たれ強いと思うので、しっかり倒せるように練習していきたいです。

(どういう勝ち方をしたいか)何で倒すかは、流れの中で決まりますが、僕自身は判定勝ちが多いのでもうそろそろタイトルマッチの時も胸を張ってできないので倒して勝ちたいです。

(ファンにメッセージ)今回はしっかり倒して会場にいる皆さんが僕のことを応援してくれるような試合をしたいので注目して下さい」

 

 

 

・カミシロ

「前回、『KNOCK OUT』ではドローだったので今回しっかり勝てるように頑張ります。

(相手の印象)映像を見た限りでは、テクニックももちろんあってフィジカルも強いのかなと。若さ、スタミナもあって、これからどんどん伸びていく選手だと思いましたが、僕はそこを止められたら面白いのかなと思います。

(『KNOCK OUT』後楽園大会初出場について)別団体で11月に後楽園で試合をしていて、後楽園だからといって特に変わりはありませんでした。

(どういう勝ち方をしたいか)KOかTKOで倒せればいいのですが、勝ちにこだわってテクニカルな試合をしたいと思います。

(ハードな仕事から転職して練習環境を変えたそうだが)夜間の肉体労働の仕事をしていて、練習する前に疲れていたことが多かったのですが、年末に肉体を酷使しない仕事に転職をしたので今までで一番いい状態かなと思います。

(ファンにメッセージ)僕も力也選手もテクニックがあるので、非常に高レベルな試合を見せられると思います」

 

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R・延長1R
乙津 陸(クロスポイント大泉)vsTBA

 

 

今年1月の『KNOCK OUT 2022 vol.1』で ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)に1RKO勝ちした乙津のプロ3戦目。対戦相手は現在調整中のため、会見には乙津のみの出席となった。

 

 

 

 

 

・乙津 陸

「相手が決まってないのですが、僕は毎日、ちゃんと追い込み練習をしているので、相手が決まり次第、すぐにでも試合をしたいぐらいです。

(試合テーマは)前回はいい勝ち方ができたので、このままいい勝ち方をしたいので次もKOを狙いにいきたいと思います。

(対戦相手がなかなか見つからない状況について)コロナの時期で色々とあるかもしれませんが、僕自身はいつもで試合に出られる準備はできています。

(高校2年生ということで学年末の試合に向けての勉強は?)自分は勉強苦手なのでそこはほっときます。3年生に上がれるように頑張ります。進学するために一番難関なのは、テストと提出物です(苦笑)。

(ファンへのメッセージ)次の試合も絶対に面白い試合を見せるので応援よろしくお願いします」

 

 

 

<その他、決定対戦カード>

■KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R
YUYA(クロスポイント吉祥寺)vs 小林丈晃(練誠塾)

 

 

 

 

■KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R
井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)vs 明夢(新興ムエタイジム)