「すごい勝ち方を見せます。それで自分のポテンシャルが分かると思う」



5・18「MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.3」の[KNOCK OUT-UNLIMITED -61.0kg契約/1R3分・2R2分・3R1分]で松本飛雅と対戦する江森優惺。松本と同じくこれがプロデビューとなる江森だが、「早ければ1Rで勝てる」と豪語。「日本格闘技界のスーパースターになる」という目標を掲げている彼のプロ第一歩、そこでどんな試合を見せようとしているのか?

──江森選手は今回の試合がプロデビュー戦となりますが、これまでもUNLIMITEDの試合は何試合か経験されていますね。

江森 はい。昨年9月にアマチュアでUNLIMITEDのトーナメントに出ていて、あと「THE KNOCK OUT FIGHTER」の対抗戦にKNOCK OUTチームの一員として出場したので、3試合やっています。

──対抗戦では、先日トーナメントにも優勝した山野邉嵐選手との対戦でした。その試合を今、振り返ると?

江森 あの頃は、今と比べるとフィジカル的にもメンタル的にも、あまり強い自分じゃなかったなと思います。

──クロスポイント吉祥寺の所属ですが、基本的にやっているのは立ち技なんですか?

江森 いえ、基本的にはMMAです。これからもMMAでやっていけたらと思っています。

──その中でUNLIMITEDはまた違うと思うんですが、やってみてどうですか?

江森 自分は、ほぼMMAと変わらないなと思っています。寝技がないですけど、テイクダウンされても抱きつけばブレイクになるし、自分の感覚としては、ほぼMMAと変わらないですね。その中で打撃の割合をちょっと増やしてますけど。

──今までの格闘技歴というと?

江森 3歳から小学2年生まで空手をやっていて、そこから高校3年生までは空手をやめてサッカーをやっていました。また格闘技を真剣にやり始めたのがちょうど2年前ですね。

──ネットではサッカー時代の写真も出てきました。

江森 高校の時のですよね。本気でやってはいたんですけど、プロになれるところまでは行けませんでした。サッカーをやっている頃にRIZINをTVで見て刺激を受けて、「高校でサッカーをやり切ったらまた格闘技をやろう」と思ったんです。

──なるほど。それでMMAを練習して、今回はUNLIMITEDでプロデビューまで来たわけですが、プロになるということについてはどう感じていますか?

江森 ただ今回はMMAではないので、ガッツリプロになるという感覚でもないんですけど、今はプロでもやっていける自信はあります。

──今回対戦する松本飛雅選手に関してはどういう印象ですか?

江森 試合映像は見てますけど、印象はそんなにないですね。何か気をつけなきゃというところも特にはないです。

──では、自分としてはどう攻めてどう勝ちたいと思っていますか?

江森 早ければ1Rで終わると思っています。ボディを効かせてでもいいし、パンチで失神させてもいいしという感じで。

──それだけ自信があると。後楽園ホールでの試合も初めてだと思いますが。

江森 そうですね。後楽園のリングには上がりたかったので、そこでしっかり勝ちたいですね。

──KNOCK OUTの大会という点ではどうですか?

江森 自分の中で夢の舞台というか、目標にしているのはRIZINに上がることなんですけど、ここで注目を集めて名前を上げて、RIZINに乗り込んでいきたいと思っています。

──UNLIMITEDを足がかりにしたいという気持ちもある?

江森 山口会長から提示された試合は全力でやりますけど、自分はあくまでもMMAでトップになりたいので、MMAでどんどん実績を上げていきたいという気持ちはありますね。UNLIMITEDでの試合はMMAをやるにも経験になると思うので、いい勝ち方をしたいと思っています。

──プロでの目標というと?

江森 日本格闘技界のスーパースターになりたいというのが目標です。唯一無二の存在になりたいです。

──そうなるために、ここから必要なものは何だと思っていますか?

江森 今やっている練習を続けていくことだと思います。このジムでやっていけば、確実に上に行けると思っているので。今やっていることはそこに向かっていると思うので、今回もそれを見せられればと思います。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

江森 自分の勝ち方ですね。すごい勝ち方を見せる自信があるので。この試合で自分のポテンシャルが分かると思います。

──分かりました。ありがとうございました!

プロフィール
江森 優惺
所属:クロスポイント吉祥寺
生年月日:2005年2月9日生
出身:茨城県 身長:178cm 戦績:2025.5.18プロデビュー戦