「俺のスタイルは予測不可能。息もつかせぬ試合になる!」



6・22「THE KNOCK OUT」の[KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R]で古木誠也と対戦するカルロス・モタ。昨年12月の横浜武道館大会に初参戦し、UNLIMITED戦で栗秋祥梧に勝利したモタが熱望しての再来日。今度はBLACKルールで古木誠也と激突する。2人の異次元対決はどんな展開になるか予想もつかない。果たしてモタ本人はどう思っているのか?

──12月30日、横浜武道館での栗秋祥梧戦を今振り返ると?

モタ 大会も素晴らしく、とても良い経験ができたと思う。



──初めてのUNLIMITEDルールでしたが、実際に戦ってみてどう感じましたか?

モタ 悪くなかった。次にまたUNLMITEDルールでやる機会があれば、その時はさらに順応し、よりルールを最大限活かせる試合ができると思う。

──MMAの戦いと一番違いを感じた点はどこですか?

モタ 大きな違いはサブミッションが使えないことと、グラウンドでのサッカーボールキックが可能なことだ。

──栗秋戦の後、KNOCK OUT参戦を熱望されていたと聞きました。その気持ちについて教えてください。

モタ この団体や、日本で俺を迎えてくれた人たちのことがとても気に入ったし、日本で感じたエネルギーは何か違っていた、まるでホームにいる感覚だった。だからぜひ継続参戦したいと思ったんだ。

──今回はキックボクシング、BLACKルールでの参戦となりました。過去にキックボクシングの試合経験はありますか? なければ、不安はないでしょうか?

モタ アマチュアのムエタイを数回やったことはあるが、キックボクシングはまだ経験がない。俺にとっては新しいルールへの挑戦になるけど、まるでそれを感じさせないような戦いを見せるよ。

──対戦相手の古木誠也選手の印象、また警戒すべきと思う点はどこでしょうか?

モタ 彼は経験が豊富で手数が多く、パンチが上手いイメージだ。

──どう戦ってどう勝ちたいと思っていますか?

モタ もちろん一番大事なのは勝つことだが、俺は常にKO狙いでいく。

──キックボクシングの練習は通常のジムで行っていますか? そのために別のジムに行ったり、特別なトレーニング・パートナーがいたりしますか?

モタ 友人に、リオで一番大きなキック団体のチャンピオンがいて、彼らがキックボクシングの練習を手伝ってくれている。だから万全だ。

──キックボクシング・ルールでの得意技は?

モタ 基本、俺のスタイルはルールによって変わることはない。予測不可能なスタイルで、どんな状況でもKOを狙える。

──古木選手は一つ下の階級でチャンピオンだった選手です。ここで勝ったらどうしたいですか?

モタ 俺が狙っているのはベルトだ。彼を倒せばKNOCK OUTのチャンピオンを2人倒したことになるし、そうすれば必然的にベルトにも近づくことになるだろう。



──古木選手にメッセージをお願いします。

モタ リング上で俺の全てをぶつけるつもりでいくから、しっかり覚悟しておけ。

──今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

モタ 瞬きをしないように。みんなにとって息もつかせないような最高の試合になる。

──分かりました。ありがとうございました!

プロフィール
カルロス・モタ
所属:ブラジル
生年月日:1995年4月15日 出身:ブラジル 身長:163cm MMA戦績:10戦8勝(4KO)2敗rnKNOCK OUT-UNLIMITED戦績:1戦1勝
元LFAフライ級チャンピオン