「武器は長身とハードパンチ。ヒザも狙っていきます！」

11・30「KNOCK OUT REBELS SERIES.8」の［KNOCK OUT-BLACKウェルター級/3分3R］で中嶋翔吾と対戦する義斗。184cmという長身を武器に戦っている義斗は、これがREBELS初参戦。中嶋を相手にどう戦おうとしているのか？

──義斗選手は今回、REBELS初参戦ですね。KNOCK OUTにはどういうイメージがありますか？

義斗　KNOCK OUTはアマチュアで1回だけ出たことがあって。本戦はテレビに出てるような有名な選手が出ているような有名な大会なので、やりがいがあるなと思いますね。同じ階級のチャンピオンの中島玲選手の試合とかもけっこう見ていて、参考になるなと思ってます。

──今回は中嶋翔吾選手との対戦ですが、どんな印象ですか？

義斗　けっこう細かく動いて中に入ってくるので、入られないようにしたいなと思っています。

──それに対して、どういう試合をしてどう勝ちたいと思っていますか？

義斗　自分は身長があるので、距離を取って自分の有利な武器を使って、隙があったら一方的にバンバンと攻めていきたいなと思っています。

──義斗選手は確かに184cmと長身ですよね。ほとんどが自分より背の低い選手との対戦になると思いますが、やりやすい・やりづらいでいうとどうですか？

義斗　自分より背の低い選手との対戦は慣れてきてはいるので、やっぱりそっちの方が楽ですね。

──最終的にはどう勝ちたいですか？

義斗　自分はけっこうハードパンチャーでもあるので、入ってきたところにしっかり合わせてうまいこと当てて、KOしたいと思います。

──福井県越前市を拠点にしていて26歳でプロデビューということですが、キックボクシングを始めたのはいつだったんですか？

義斗　自分が23歳の時ですね。高校生の頃、15歳から18歳までボクシングをやっていて、もう一度格闘技をやりたいなと思ってまたやり始めました。

──ボクシングでは大会実績はあったんですか？

義斗　県大会で勝って、北信越大会までは行きました。

──ではハードパンチは、ボクシングで磨いたパンチ力がベースになっているわけですね。キックでは、アマチュアは何戦ぐらいしたんですか？

義斗　アマチュアでは12戦ぐらいですね。9勝1敗ぐらいでした。

──去年プロデビューして5戦3勝（2KO）2敗ですが、ここまでは思うように戦えていますか？

義斗　まだ、そんな倒れるほどのパンチはもらってなくて、そんなに悪くはないかなと思ってます。あとは細かいところを直していけばいいかなと。

──直したいところというのは？

義斗　ガードが下がったり、途中で足が止まったり、そういうところですかね。そういうところを修正していけば、もっと上に行けると自分は思ってます。

──プロでの目標というと？

義斗　まずは何でもいいので、ベルトを獲りに行きたいと思ってますね。KNOCK OUTのベルトも、もちろんいずれはほしいです。

──今回はウェルター級ですが、スーパーウェルター級でも試合されてるんですね。

義斗　そうですね。オファーが来たらスーパーウェルター級でも出るんですけど、自分としてはやっぱりウェルター級が適正かなと思ってます。

──しかしウェルター級でも、184cmという身長は武器になりますよね。

義斗　はい。やっぱりウェルターだとだいたい10cmぐらい相手より高いことが多くて、その分こっちの攻撃が絶対先に当たるので、メチャメチャ有利やなとは思ってます。

──今、所属のfplus team questでの練習環境はどんな感じなんですか？

義斗　先生が元K-1選手の杉本幸績という方で、昔ながらの厳しい特訓をずっとしてます。けっこうキツいです（笑）。

──今、プロ選手は何人なんですか？

義斗　今は自分を入れて2人ですね。TSUKIMIという女子選手がいます。

──では階級的にも、対人練習の相手はなかなか少ないのでは？

義斗　そうですね。なので休みの日にはちょっと大阪とかに行って、吉鷹弘先生のチーム吉鷹でみんなと練習したり、あとは杉本先生がヘビー級で190cmあるので、スパーリングしたりしてもらってます。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいというポイントはどこでしょう？

義斗　自分は身長があるので入らせない戦いをしつつも、やっぱり相手は絶対入ってこようとするので、入ったらヒザとか得意のフックとかでKOしていきたいと思うので、見ていてほしいです。

──分かりました。ありがとうございました！

プロフィール
義斗
所属：fplus team quest
生年月日：1998年10月6日生
出身：福井県越前市
身長：184cm
戦績：5戦3勝（2KO）2敗