2026年9月5日(日)神奈川・横浜武道館にて開催される『REMY presents KNOCK OUT.68 ~KNOCKIN' on the WORLD~』の記者会見が7月28日(火)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。


 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦でゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)と龍聖(BRAID/TEAM SUERTE)の一戦が決定した。

 6月の代々木大会で小森玲哉に1RKO勝ちしKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王者に輝いた龍聖は、試合後のマイクアピールで「この黒のベルトを獲った直後ですけど、僕はKNOCK OUTでやりたいことがあって。それは統一すること。スーパーフェザー級を統一したいと思っているので、次は僕のオープンフィンガーグローブ(以下OFG)を楽しみにしてください。次はOFGで会いましょう」と次はKNOCK OUT-REDルールに挑むと宣言し、それが実現した形となる。
 会見に出席した龍聖は「統一戦が決まり、気合いは十分ですし、勝てると思ってこの試合に臨むので期待していてほしいです」と意気込む。

 REDルールに特化した練習については「OFGを付けてヒジの練習をやったのは前回の試合が終わった後です。子供の頃から僕の先生はノッパデッソーンですし、ムエタイにずっと触れて練習だったり生活してきましたし、特に問題はないかなと思っています」と自信を見せる。

 OFGについては「僕のパンチだったり、殺傷能力が活きるかなと。僕は3年前くらいに巌流島で1回OFGの試合をやっているので、その経験は活きると思います。試合時間は短かったですけど、一応経験はしているので、あの時にやっといて良かったなと思います」と手応えを見せる。

 首相撲やヒジに関しては「首相撲は子供も頃からやってきて、首相撲でゲーオガンワーンに勝つことはできないんですけど、負けないことはできるかなと。ヒジ対策に関してはよく見ること。ヒジありの試合は久々なので、そこに関して気をつけないといけないなと。ずっと集中して仕事をする感覚で戦えば、もらうことはないのかなと思っています」と問題ないとする。

 ゲーオガンワーンはこれまでKNOCK OUTに4度参戦し、軍司泰斗に2回、大沢文也、弘・センチャイジムに勝利。選手としての印象を聞かれると「サウスポーで左の蹴りが上手でテクニシャン」と評するが「向こうが何してくるかというのもそうですし、何をされたら嫌なのかというのも僕は分かりますし、十分攻略できるんじゃないかな、と自信を持っています」という。


 マニア以外はつまらないと思うような試合展開をしてくる可能性があることについては「僕はK-1ルールを学んで育って、ムエタイに挑戦してきた選手ではなく、もともとずっとムエタイを学んでいて、キックボクシングをやってきたので、僕は今までの相手みたいに簡単ではないと思うし、そういかせないぞという気持ちもあります。いつも通り、油断をせずに集中して試合の日に向けてコンディションを整えて、それを作ることができれば、勝率は100%に近いんじゃないかなと思います」とする。

 このタイトルは、過去に2度敗れている久井大夢が初代で巻いたベルトであり、ベルトに対しての想いを聞かれると「ベルトに対しての想いはないですけど、久井君は僕にいろんなことを教えてくれた存在。もうやることもないですけど、彼の存在があったから今の僕がいるので彼に対して感謝しています」と久井に感謝の意を述べる。
 
 統一後の展望を聞かれると「僕がこの統一を望んだ理由としては、KNOCK OUTの歴史の中で間違いなく一番の選手になりたいし、ならなきゃいけないと思っているので、僕が統一しなきゃいけないとすごく思っています。KNOCK OUTの中だけでずっと僕が戦っているのではなく、KNOCK OUTを広めて、いろんな人に知ってもらうために、KNOCK OUT代表として外に出てないといけないと思いますし、それをできるのは今は僕しかいません。KNOCK OUTのキングとして僕がいろんな奴を倒して一番になるストーリーを作っていきたい」と他団体出撃に意欲を見せた。

 なお、ゲーオガンワーンから意気込みコメントが届いており、「今回、タイトルマッチが決まり大変嬉しく、KNOCK OUT関係者の皆様に感謝いたします。タイにベルトを持ち帰るためによりハードな練習をして準備しています。KNOCK OUTのベルトは、私のキャリアで5本目のチャンピオンベルトのコレクションにするために絶対に獲得したいベルトです。対戦相手は技術が高く、スピードのある選手だと思いますが、キックボクシングルールから来た選手なのでムエタイの技術経験に優る私の方が有利だと思います。対戦相手にはいい試合になるためにしっかりと準備してきてもらいたいと思います。ベルトは私の腰に巻かれます」と読み上げられている。


▼スーパーファイト KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R
大沢文也 (ザウルスプロモーション) vsセーンダオレック・スターライトジム (タイ/スターライトジム)  

 当初、大沢は8月22日に後楽園大会を行うシュートボクシングからオファーがあったが、会見に同席した山口元気代表によると「前回6月の代々木大会でニカ・パパヴァに判定負けを喫しており、負けたままで他団体のリングに出るのはKNOCK OUTのチャンピオンとしてどうなんだろうという気持ちが選手にあり、KNOCK OUTでしっかり勝って、また自分の価値を高めてSBのチャンピオンと試合をしたい」という本人の意向を受け、今大会の参戦が決定したという。

 その大沢の再起戦の相手として用意されたセーンダオレックはKNOCK OUTに定期的に参戦し、大谷翔司とは1勝1敗しているサウスポー。

 会見に出席した大沢は「僕もSBにすごく出たいなと思っていたんですけど、負けたまんま他の団体で出るのはちょっと違うかなと思って。個人的な理由がいろいろあって、今回のセーンダオレック選手は絶対に負けられない個人的な理由があるので、何が何でも勝ちます。大谷選手に負けてる相手には負けられないです。今でもライバルだと思ってるんで」と意気込む。

 前回の敗戦については「ゲーオガンワーンに負けた時は何もしないで負けたので落ち込んだんです。めちゃくちゃ悔しかったんですけども、全く落ち込んでなくて。なんでかと言ったら、ちゃんと明確に実力差を見せ付けられて、自分もやりたいことをやって負けたのんで、悔しいという気持ちがあるだけで落ち込む気持ちはなかったです」とすでに気持ちは切り替えられている様子。

 セーンダオレックの印象を聞かれると「左ミドルの印象くらい。コテコテなタイ人みたいな感じですね。ゲーオの劣化版って感じです。過去に大谷選手をKOしているは凄いと思います。サウスポーは苦手なんで、そこくらいですね。左ミドルをパンパン蹴ってくる選手は得意じゃないので、そこをどうしようかなって今ずっとムエタイのパーソナルを受けてサウスポーの対策をずっとしています。めちゃくちゃダサい発言するんだったら、この前は負けていて、確実に勝てる相手を用意してくれよと思いました(苦笑)」と苦手な相手だと明かす。


 どういう試合を見せたいかとの問いには「2月、4月に僕はまさかのKO勝ちしてるじゃないですか。今回も普通に倒せるんじゃないかなと。この間もスパーでちょっと名前を言えないですけど、他団体の強いサウスポーとやって思いっきりKOしてきたので。オーソドックスの相手ですけど、強い選手からもスパーでダウンを取ったりしていて調子いいなみたいな感じ」とKO勝利にも自信を見せている。

 最後に「6月の試合でちゃんと完封されてしっかり負けて、そこですごく悔しい気持ちがありましたが、年齢はただの数字っていつも言うように、まだ強くなれると思ってるし。今のKNOCK OUTはすごく盛り上がっていて、そういう団体でこうやって試合できることは本当に光栄ですし、すごい嬉しいし、KNOCK OUTには龍聖、久井大夢といっぱいスター選手もいるんですけど、僕はもうスターやカリスマにはなれないかもしれないし、なりたいとも思ってないですけど、少しでもKNOCK OUTが盛り上がれるように頑張っていきたいなと。自分にできることは一つなんで、それを試合でしっかり見せられたら」とした。

 なお、セーンダオレックからは意気込みコメントを届いており、「今回またKNOCK OUTに出場できることをとても嬉しく思っています。ずっと楽しみにしていました。久しぶりの試合になりますが、この日を迎えるためにしっかり準備してきました。
そして、キックボクシングで豊富な経験を持つ大沢選手と対戦できることをとても光栄に思います。支えてくれた皆さんへの感謝を胸に、最高の試合を見せます。全力で戦いますので、応援よろしくお願いいたします」と読み上げられた。


▼KNOCK OUT-REDバンタム級 3分3R
心直 (REON Fighting sports GYM) vs山川敏弘 (京都野口ジム)


心直
「今回の試合に向けて特に意気込みはなくて、絶対負けられない試合が続いているなというイメージなので。ここで勝てば次はタイトルマッチになると思うので、そこまで突っ走りたいと思います。
(対戦相手の印象)結構ムエタイっぽいのかなと。個性がある感じじゃなく、マスで強めに来る一般会員さんぐらいの選手だと思います。
(今回の試合テーマ)星(拓海)が一番タイトルに近いと思うんですけど、彼は王者に完封してるので僕もやる必要はあるかなと思っています。星選手ともやりたいし、バンタム級も徐々にきつくなっていて、もう一階級上げてKNOCK OUTを3階級制覇したらさすがにONE SAMURAIからオファーが来るんじゃないかなと。そこも意識しながらやっていきたいので。こんなところでつまずきたくないなという感じです」


▼KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級/3分3R
優翔(team NOVA)vs新田宗一朗(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)


優翔
「速攻で終わらせます。
(対戦相手の印象)遅いですね。
(どういう試合をして勝ちたいか)試合自体そんなに見たことがなくて、1、2試合を見たんですけど、遅いということだけを思いました。遅いので何か(攻撃を)合わせたいですね。
(ファンにメッセージ)自分の相手じゃないので、速攻で終わらせてチャンピオンは自分しかいないと思わせます。今回からトランクスを変えて、同じ地元の伊吹君っていう人が作ってくれて、格好いいので注目してほしいです」


新田宗一朗
「4月の沖縄大会以来のKNOCK OUT参戦なので、また大きい大会に呼んでいただきありがとうございます。UNLIMITEDからムエタイルールに変わって、また成長できたところを見せたいと思います。前回の沖縄大会よりももっと盛り上げられるような試合をするので、応援お願いします。
(対戦相手の印象)あんまりないですね。
(どういう試合をして勝ちたいか)前回の沖縄大会は結局、自分の減量が悪くて動きが悪くなったので、自分次第なんで、自分の体調さえ良ければ全然余裕です。
(優翔から遅いと挑発されて)この子の喋り方の方が遅すぎてビックリするんですけどね。
(自分のスピードに関しては自信はあるか)普段通りに動ければ全然問題ないので。前回体調が悪かったというのが自分的に大きかったので、そこを見直さないとなというのがあるので減量とデカバリーだけ気をつけます。
(ファンにメッセージ)KNOCK OUTのスーパーフェザー級であまり結果を残せていないので、ここから自分がのし上がってベルトまで行くので応援お願いします」