「泥臭い試合でもいい。とにかく勝ちたい!」MASATO、2年ぶりの勝利へ執念! 医師と格闘家、二つの道に全力を注ぐ!

「KNOCK OUT.69」で、KNOCK OUT初参戦の幸輝と対戦するMASATO。今年2月のギンペット・バーンランバー戦以来、約8カ月ぶりのリングとなる。大学病院に勤務する医師でもあるMASATOは、春から勤務環境が変わり、多忙な日々を送ってきた。それでも新たな環境に慣れ、今回の試合に向けて準備を進めている。
前戦のギンペット戦は、自身でも「0点」と振り返る完敗。しかし、その敗戦の中でも、再戦すれば勝てる可能性を感じたという。そして、今回の相手は、自身より8cmも身長が高い幸輝。これまでとは異なるタイプの相手に警戒しつつも、今のMASATOが何より求めているのは勝利だ。

「泥臭い試合でもいいので、とりあえず勝ちたい」

最後に勝利を挙げたのは、約2年前の高橋幸光戦。長く勝利から遠ざかっている現状に、焦りと強い危機感を抱いている。一方で、医師としての仕事も重要な局面を迎えている。来年には専門医資格の試験を控え、格闘技との両立は決して容易ではない。それでも、どちらかを言い訳にするつもりはない。

「仕事も格闘技も、両方を一番の仕事と思っている」

限られた現役生活の中で、1試合1試合を大切に戦うMASATO。2年ぶりの勝利をつかみ、再びKNOCK OUTの頂点を目指す。

大学病院の異動で多忙な日々「新しい環境にも慣れてきた」

──前戦は2月のギンペット・バーンランバー戦でした。少し空きましたが、またドクターのお仕事の事情ですか?

MASATO そうですね。仕事場がまた春から変わったりとかで、いろいろバタバタしてて。大学病院ってけっこう異動が多くて。ただ自分のタイミングとしては、ちょうど新しい環境にも慣れてきたぐらいなので、ちょうどいい時期ではあったのかな、と思います。

──ちなみに今の勤務地はどのあたりなんですか。

MASATO 今は一応、千葉県の柏を中心に働いてるんですけど、いろんなところに毎日派遣されていて。今日は八王子だったりとか、1週間のうちにいろんなとこ行ってますね。

複数のジムで練習「いろんなタイプの選手と経験を積めている」

──では、練習場所とかも大変そうですね。

MASATO はい。この前までやっていた八王子のジムには今もお世話になっていますし、いろんなジムで練習させてもらってますね。最近はちょこちょこ、ウィラサクレックジムとかもお世話になってます。
もともとBRAVELY GYMでは基本ムエタイでしたけど、今はキックボクシングジムでキックボクシングをやったり、ウィラサクレックみたいな完全にムエタイのジムでも練習しているので、いろんなタイプ、いろんな選手と練習できて。
そういう面では新しいことがいっぱいあって、いいのかなとは思ってます。

ギンペット戦は「0点過ぎて何も言うことがない」

──2月のギンペット戦は、結果は残念でしたが、今振り返るとどうですか?

MASATO もう全然……、0点過ぎて、何も言うことがないぐらいの感じでしたね。
何にもできなかった感じでした。でも想像では、もっと相手が強いと思ってたので、時期を見てまたリベンジしたいなという気持ちは全然あります。全然ボロボロだったんですけど、絶対勝てない相手というわけじゃないとは感じたので。ボロ負けながらもそう感じたので、いつか再戦はしたいですね。

──そのギンペット選手は先日、ユリアン・ポズドニアコフ選手にも勝ったじゃないですか。

MASATO そうですよね。あれはちょっとうれしかったです(笑)。

幸輝の長身を警戒「8cmの身長差は初めての感覚」

──今回は、KNOCK OUT初参戦の幸輝選手との対戦です。相手の印象は?

MASATO 背がものすごく高いみたいで。自分はもともとウェルター級の選手で、今はスーパーウェルター級でやってますけど、ウェルター級の時は、自分より身長が低い選手も多かったんですよね。でもスーパーウェルター級になって、大体みんな自分より少し高いか、自分と同じぐらいの感じで。
でも今回は8cm高いみたいなので、闘い方もまた違うのかなと思っています。そこが一番警戒してるところですかね。

──動きの面ではどうですか?

MASATO けっこうオールマイティーに蹴れるし、パンチもできるっていう選手だと思います。ただ噛み合うのかどうかは、リングに立って向かい合った、その時にしか分からないかなと。
今、動画を見ただけだと、全く噛み合わないとも思ってないし、リーチ差とかでなかなか近づけないのかなとかも、ちょっとまだ分からないなという感じなので、リングの上が楽しみです。

「KOは狙う。でも泥臭い試合でもいいから勝ちたい」

──では対策というよりも、自分の長所を伸ばしている感じですか?

MASATO そうですね。ただ、背の高い相手対策だったり、背の高い選手とマススパーしたりとかはして、一応、イメージはしています。ギンペット選手との試合もあったし、その前の蛇鬼将矢選手との、アイポーク2連チャンもあって、ちょっと自分の中で勝ちに飢えてるので、もちろんKOは狙っています。
ヒジや首相撲はこっちの方が絶対できると思うので、もちろんそこはガンガン狙っていこうとは思うんですけど、泥臭い試合でもいいので、とりあえず勝ちたいという気持ちが今、一番強いですね。

2年ぶりの勝利へ「今回は気持ちで食らいつく」

──前回の勝ちは、ちょうど2年前の高橋幸光戦になるんですね。

MASATO はい。やっぱり勝たないまま過ごしているのは、本当に格闘家としての精神衛生上よくないので、今回、2年ぶりに勝つためには、もう、気持ちしかないなと思ってます。
そこで食らいついていきたいし、今回それを出せなかったら、もう、いよいよダメだなと思うので。

KNOCK OUT王座への思い「階級も含めて考えていきたい」

──そして、その先は?

MASATO やっぱりKNOCK OUTのベルトは欲しいと思っているので、そこは狙っていきたいですね。

階級は、スーパーウェルター級でやっていくのか、もともといたウェルター級に落とすのかというのも、今後考えていきたいと思っています。

医師として専門医試験も控える「残された試合数を考えることもある」

──ただやっぱり仕事柄、間隔を詰めて試合するのは難しそうですよね。

MASATO そうですね。自分の残された試合数が何試合なのかなとかも、ぼんやりと頭の中で計算できるぐらいなので、1試合1試合を大事にしていきたいなと思っています。来年は専門医の資格を取る試験とかもあるので、そっちの勉強もちょっとやらないといけなくて。

──またさらに忙しいですね。

MASATO でも、これはもう言い訳にしたくなくて。
仕事も格闘技も、両方を一番の仕事と思ってるので、分けて考えようと自分の中では思ってます。
やっぱり、どっちかが中途半端だったらどっちも共倒れになりそうな感じがするので、両方、とりあえず全力でぶつかっていきたいなというのがありますね。

「泥臭くても勝ちにこだわる姿を見てほしい」

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

MASATO 泥臭い試合になるかもしれないですけど、本当に勝ちに今回こだわって、ぶつかっていこうと思うので、そういうところを見てほしいと思います。

──分かりました。ありがとうございました!

PROFILE
MASATO BRAVELY
所属:BRAVELY GYM
生年月日:1993年2月15日
出身地:兵庫県神戸市
身長:177cm
戦績:
キック戦績
25戦 13勝 (5KO) 10敗 2分

MAROOMS presents KNOCK OUT.69
開催日時:2026年10月23日(金)
開場: 17:00
開始: 17:30
開催場所:後楽園ホール
https://knockoutkb.com/events/marooms_presents_knock_out69