「世界王者になっても挑戦者の気持ちは忘れない。井ノ本煌貴をKOして、いつか渡部蕾と闘いたい!」百田海愛、2年ぶりのKNOCK OUT参戦で東京初進出!

「KNOCK OUT.69」で、井ノ本煌貴と対戦する百田海愛。一昨年の福岡大会以来、約2年ぶり2度目のKNOCK OUT参戦となる。前回は2R TKO勝利を収めたものの、山口県を拠点とする百田にとって、遠方での試合は容易ではなく、その後は九州を中心にキャリアを重ねてきた。
しかし、今年6月にM-1世界スーパーフライ級王座を獲得。世界王者となったことを機に、東京での試合にも挑戦することを決めた。世界王座決定戦では、序盤の劣勢から5Rを通して攻撃の手を緩めず、逆転勝利。持ち味であるスタミナと冷静な試合運びを発揮した。

「世界を獲るためにここまでやってきたんだろう?」

インターバルでセコンドからかけられた言葉も、最後まで戦い抜く力になったという。一方、世界王者となった今も、百田の姿勢は変わらない。

「いつでも謙虚に、挑戦する気持ちを持っていたい」

今回の対戦相手は、オープンフィンガーグローブ(OFG)でのパンチを得意とする井ノ本煌貴。12cmの身長差があるものの、百田は数字に頼ることなく、前に出てプレッシャーをかける戦いを見せるつもりだ。そして、その先に見据えるのは、KNOCK OUT軽量級の実力者・渡部蕾との対戦。

「いつか彼と闘って、自分の力を証明したい」

東京での初試合、初めての後楽園ホール、そして初めてのOFG。新たな挑戦が重なる一戦で、百田海愛が世界王者としての実力を見せつける。

約2年ぶりのKNOCK OUT参戦「世界王者になって東京にも挑戦したい」

──KNOCK OUT参戦は、一昨年の福岡大会以来、2回目になりますね。前回は2R TKO勝利だったので、続けて出たかったという気持ちも強かったのでは?

百田 そうですね。KNOCK OUTは大きい団体だったので出たかったんですけど、山口県からだとやっぱり遠いので、この間も九州を中心にやってきた感じですね。今回、6月にM-1世界スーパーフライ級チャンピオンになったのもあって、ちょっと東京の方でもやっていこうかな、という考えで、参戦させてもらうことになりました。

──この2年間の闘いは、自分ではどうでしたか?

百田 この間に6試合ぐらいやったんですけど、自分のやりたいことが試合で出せるようになってきたなと思います。最初は試合展開を考えながらやっていくのが、やっぱり難しかったんですけど、今はそれができるようになったので、そこでまた強くなってきたかなというのが、自分の中でありますね。

世界王座決定戦で逆転勝利「最後まで冷静に闘えたことが自信になった」

──そして先ほども出た、6月の世界王座決定戦は、今振り返るとどうでしたか?

百田 あの試合は、最初、実際負けてたんですけど、ムエタイなので5Rあって、最後までずっと手数を出し続けて逆転できました。自分の持ち味のスタミナと、あとはセコンドの指示に従ってやれたので、前半負けていても冷静に闘えていたところが、自分の強みになってきたのかなというのを改めて実感できた試合ですね。

──SNSでも、インターバルでの塾長の言葉が力になったと書いていましたね。

百田 そうですね。

塾長が「世界を獲るためにここまでやってきたんだろう?」っていう言葉を投げかけてくれて、それと周りの応援もあって、気持ちを折らずにやっていけたというのが一番大きいです。

世界王者になっても「いつでも謙虚に、挑戦する気持ちで」

──チャンピオンになってから、気持ち的に違いますか?

百田 いや……自分的には、チャンピオンになったからといって調子に乗ったりするというのはなくて、いつでも謙虚に、挑戦する気持ちを持っていようと思っているので。今回の試合でも挑戦する気持ちを持って、チャンピオンだからといってテングにはならないように、油断しないようにと思っています。

井ノ本煌貴のパンチを警戒「OFGでの当て感がすごくうまい」

──その2年ぶりの参戦では、井ノ本煌貴選手との対戦になりました。相手の印象は?

百田 試合動画を見た感じでは、やっぱりパンチの選手なのかなというのがあって、オープンフィンガーグローブ(OFG)での攻撃がすごくうまくて、当て感があるなというのが第一印象ですね。

──一番警戒するのはそのパンチですか?

百田 蹴りからパンチが入ってくるのと、あと自分が打ったパンチとかにカウンターを合わせるのが得意そうだったので、そこを警戒してますね。

12cmの身長差「距離を支配して自分から前に出る」

──百田選手が170cm、井ノ本選手が158cmで、身長差が12cmあります。そこについては?

百田 カード発表会見で並んだ時に、身長差があるなとは思いました。でも自分的には、相手もたぶん身長の高い相手とばかりやってきてると思うので、その慣れもあると思うし、あんまり身長差は関係ないのかなと思っています。
相手は相手で身長差を生かして、中に入ってきてパンチとかの攻め方を考えていると思うので、自分は自分なりに距離とかで支配できたらなという感じです。

──この階級で170cmというのは、かなり長身の方だと思います。普段も自分より身長が低い選手との対戦が多いと思いますが、そこに関して得意とか苦手とかという意識はありますか?

百田 そこは、あんまり考えてないですね。基本的に、練習でやってきたことを出す感じなので、身長が高い低いとかはあんまり考えたことがないです。
それに自分は前に出るタイプなので、距離を取って闘ったりは、あんまりしないと思います。

「プレッシャーをかけてKOする。倒し方は秘密です(笑)」

──では今回の試合は、どう攻めて、最終的にどう勝ちたいと思っていますか?

百田 自分がプレッシャーをかけていって、最終的にはKOを狙っていきたいです。
何でKOするかは、秘密で(笑)。
何パターンか考えているものがあるので、それを楽しみに試合を見てもらえたらという感じですね。

初めてのOFG、KNOCKTAGONにも挑戦

──前回の参戦時は、まだREDルールはOFGではなかったですが、OFGでの試合は今回が初めてですか?

百田 初めてです。練習とかで使うと、やっぱり普通のグローブと当てる場所とかも違ってくるので、最初は「難しいな」という感じがあったんですけど、この期間でしっかり仕上げてきたので、あとは試合でいつも通り闘えればなと思っています。

──それから八角形リング「KNOCKTAGON」も初めてですよね。そこはどうですか?

百田 どんな感じなんですかね。コーナーがないというのはありますけど、でも自分が中心で闘うつもりなので、あんまり関係ないですね。

「またKNOCK OUTに呼んでもらって、どんどん参戦したい」

──ここで勝ったら、その先はどうしたいですか?

百田 その先は、またKNOCK OUTに呼んでもらって、どんどん参戦していきたいなという感じです。

──今は世界タイトルを獲って、大きな目標を一つ果たしたところだと思いますが、この先の目標は何かありますか?

百田 目標まだ決まってないんですけど、自分より強いと思う相手にどんどん勝っていきたいなと思っています。

渡部蕾との対戦を希望「自分の力を証明したい」

──KNOCK OUTの軽量級もだんだんと選手が増えてきていますが、そこについては?

百田 今、渡部蕾選手が強いですよね。彼は自分が世界チャンピオンになった時の相手、ゲーオナーカー選手を1RでKOしちゃったじゃないですか。
いつか彼と闘って、自分の力を証明したいなと思っています。

東京・後楽園ホール初進出「これからは東京でもどんどん闘いたい」

──後楽園ホールでの試合は初めてになりますか?

百田 はい。後楽園もそうだし、東京での試合も初めてなんですよ。
東京に行ったのも、中学生の時に1回旅行で来ていて、この前の会見が2回目だったぐらいで。
今まで、一番遠いところで試合したのが大分県佐伯市とかだったので。

──後楽園での試合はどうですか?

百田 やっぱり格闘技で有名な場所じゃないですか。だから一度はやってみたいなと思ってたので、ちょっと緊張しますね(笑)。
でもこれからは後楽園の方が多くなるぐらいのつもりでやれるように、頑張ります。

「KOで勝つ姿を見せたい」

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

百田 自分がKOで勝つ姿を見せたいというのが一番なので、その勝ち方にも注目してもらえたらなと思います。

──分かりました。ありがとうございました!

PROFILE
百田 海愛
所属:誠友塾
生年月日:2003年6月28日
出身地:山口県下関市
身長:170cm
戦績:
キック戦績
14戦 13勝 (7KO) 1敗

MAROOMS presents KNOCK OUT.69
開催日時:2026年10月23日(金)
開場: 17:00
開始: 17:30
開催場所:後楽園ホール
https://knockoutkb.com/events/marooms_presents_knock_out69